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根管治療中の歯の抜歯宣告!回避の方法と抜歯の基準について徹底解説

2021.02.15 (最終更新日:2021.02.15)
根管治療 抜歯 アイキャッチ画像


根管治療をしようと歯医者さんへ通っている時に、抜歯を宣告された方は多いのではないでしょうか?

「本当に抜歯が必要なの?」
「今は痛みもないのに?」

そう感じられたこともあるのではないでしょうか?

しかし、実際に抜歯が必要なこともあれば、抜歯を回避できる方法もたくさんあります。

「抜歯」と宣告されて、すぐに諦めてしまう必要はありません。

歯を残せる可能性を知ってもらい、ご自身にあった歯医者さんを選んでいただければと思います。

今回は、
・歯を抜歯せずに残せる可能性のある治療法
・実際の抜歯の痛みについて
・抜歯した後に行うこと
など、様々な面から見た根管治療からの抜歯について説明していきます。

ぜひ今回の記事を読んでいただき、希望を持てるように、また自身にあった歯医者さん選びができればと思います。

参考にしてみてくださいね。

1根管治療中の歯の抜歯をするかどうかの基準

根管治療を受けている歯の抜歯の基準

1−1歯が根っこの先まで割れて細菌感染を起こしている場合

抜歯の基準表

歯が残せるか、残せないのかの大きな決め手の1つ目は「歯が割れているか」どうかです。

なぜなら、割れてしまった歯の隙間に菌が入り込みや水のです。
そして、その隙間に細菌が入る事で「炎症」を起こしてしまうからです。

ですので、歯が「根っこの先の方までパキッと割れている場合」は抜歯をするしか方法はありません。

しかし、「歯が割れている位置」によっては残せる可能性もあります。

歯が根の先まで割れているのではなく、上の部分の割れのみであれば治療方法によって残せる可能性が十分にあるのです。

この割れている範囲については、ご自身で見分けることは難しいですので、歯医者さんでの診断を受けていただくことをおすすめいたします。

 

“歯のヒビに関する動画です”

  • 4分程度の動画です
  • 根っこにヒビが入ったら、そんな時の治療に対する解説をしています

 

 

1-2外科的根管治療をしても良くならない場合

基本的には、正しく根管治療を受けていただくことで多くの歯は残すことができます。

しかしながら、歯の状態によっては、根管治療を受けるだけでは改善が見られない場合があります。

そんな時にすぐに「抜歯」になってしまうのではなく、外科的な根管治療(歯根端切除術・意図的再殖)を受けていただくことで、より歯が残せる可能性が広がります。

歯根端切除術:歯茎をめくって、根っこの先の病気を取り除き、薬を詰める治療
意図的再殖:歯を一度抜いて病気を取り除き、薬を詰める治療
詳しくは4章へ←外科的根管治療について)

その外科的な処置をしても改善が見られない場合は「抜歯」をするしか方法はありません。

ですので、「抜歯」に至るまでにできることはたくさんある!
ということを知っていただき、かかりつけの歯医者さんに「外科的な根管治療を行っているか」の確認を取ることをおすすめいたします。

根管治療抜歯までの経路

イラスト引用元:サイバーデジタル

2抜歯をすることのメリット・デメリット

抜歯時のメリット・デメリット画像

2-1抜歯をすることのメリット

抜歯をすることのメリット

抜歯をすることのメリットは大きく2つあります。

メリット1 感染源が取り除けるため、炎症をストップさせることができる
⇨抜歯をする歯の炎症を、抜歯をすることで取り除けるので、痛みを改善することができます。

(根管治療の痛みについての詳しい記事はこちら→「根管治療を受けて今まさに痛いあなたへ」)

メリット2 歯を支えている周りの骨を守ることが出来る
⇨歯を支えている周りの骨を守ることが出来るということです。

「歯」というものは、下の絵のように骨に支えられています。

歯イラスト

この「骨がある」ということが何より大事です。

なぜなら、骨があることで、歯は真っ直ぐに立っていられます。
また、将来インプラントなどの治療をしようと思っていたとしても、骨があることが重要になってくるからです。

しかし、根っこの先に病気が存在し続けると、歯を支える骨をどんどんと溶かし続けます。

溶かしてしまう原因の歯を取り除くことで、骨を守ることが出来るのです。

ですので、抜歯を宣告されたら、「まずは本当に抜歯が必要か」を見てもらい、抜歯が必要な場合は、早急に抜歯をすることをおすすめいたします。

2―2抜歯をすることのデメリット

抜歯をすることのデメリット

抜歯をすることのデメリットは大きく3つあります。

デメリット1 抜歯をするので一定期間(1週間ぐらい)の痛みを伴う
1つ目は、抜歯という処置は、歯を抜くということなので、多少の痛みが出ます。

しかし、治療中は麻酔のお薬を使用しますので痛みを感じることはありません。

稀に麻酔のお薬でアレルギー症状を出される場合があります。(抜歯特有のものではありません)

ですので、過去に具合が悪くなったなどの、症状がある場合は必ず事前に術者に伝えておきましょう。

治療後の1週間程度は、抜いたところが傷口になりますので痛みを伴います。

しかし、痛み止めを飲むことで多くの場合はコントロールできます。

デメリット2 抜歯を行うことで、術中・術後に一定程度の合併症を生じる可能性が生じる可能性がある
2つ目は、抜歯を行うことで、術中・術後に一定程度の合併症が生じる可能性があります。

術中であれば歯の根っこの一部が残ってしまったり、治療器具が頬などにあたり傷ついてしまったり、術後であれば、後から出血してくることがあったり、神経近くの歯を抜いた場合は100人に1人程度の割合で麻痺が出ることがあったり、などの合併症を生じる可能性があります。

デメリット3 自身の歯を失うことになるので、その後の治療方法考えなくてはならない
3つ目は、自身の歯を失うことになりますので、その後の治療方法を考えなくてはなりません。

大きく1つ目の治療方法は「入れ歯」、2つ目が「ブリッジ」、3つ目が「インプラント」4つ目が「何もしない」です。

詳しくは6章に書いていますので、参考にしてみてくださいね。

3抜歯時の痛みについて

3-1抜歯時の痛みについて

基本、抜歯の時は麻酔のお薬を使うので、治療中の痛みはありません。

しかし、炎症が強い場合などには麻酔が効きづらいこともありますので、事前の対応が大事です。

【ポイント】

・治療に入る1時間前にロキソニンなどの痛み止めを飲んでくる

お薬の参照を載せますので参考にしてみてくださいね。

歯が痛い時の痛み止め

※ただし、お薬にアレルギーがあるなどの方は必ず医師に相談してから飲んでくださいね。

また、治療中に痛みがある場合は我慢せずに術者に伝えることも大切です。

痛みを感じてからの麻酔を追加しても、効きづらくなることが多いからです。

ですので、痛みなど、何か感じたらすぐに術者に伝えるということをおすすめします。

3-2抜歯後の痛みについて

抜歯後の痛みは一定程度(約1週間)痛みを伴うことが多いです。

また、頬が腫れたり、場合によっては熱が出ることもあります。

しかし、これは抜いたことによる反応ですので、決して心配はありません。

また、親知らずの抜歯に比べると、根っこの治療をして難しかった歯を抜く方が痛みは少し軽いのではと思います。

ただし、痛みの感じ方は人それぞれのところがありますので、「全く痛みを感じなかった」という方もおられれば、「痛くて痛み止めを何度も飲んだ」という方もおられますので、我慢せずに痛み止めのお薬を飲み、痛みを和らげてもらえればと思います。

通常抜歯をした後は痛み止めや、抗生物質のお薬を処方することが多いですので、治療をしてもらった歯医者さんにご相談いただくことをオススメいたします。

(アスヒカル歯科でも、抜歯をした時は必ずお薬を処方いたしますので、ご安心ください)

また、稀にお薬によるアレルギー反応が出る場合がございますので、以前に気持ち悪くなったりなど、何か症状がある場合は事前にこちらの情報をお伝えいただくことが大切です。

4抜歯をせずに歯を残せる方法

いきなり抜歯をせずとも残せる方法というのがあります。

下の図は根管治療中の歯が抜歯と宣告された方への、残せる方法を記載したものです。

ぜひ、図を辿って、自身が本当に「抜歯」が必要かどうかを確認し、可能性があるものにたどり着いた場合は、歯医者さんへお問い合わせしてみてくださいね。

抜歯以外の治療方法フローチャート

イラスト引用元:サイバーデジタル

4−1精密根管治療

精密根管治療とは、マイクロスコープ(顕微鏡)やCTなどを活用した根管治療です。

マイクロスコープやCTがあることで、根っこの中の複雑な状態が分かり、再治療のリスクを抑えることができます。 

(マイクロスコープの情報についてはこちら

実際の根っこの中というものはとても複雑です。

奥歯の治療が難しい理由表

この複雑な根っこを治療するにあたって、どのような形をしているのか、根っこの数がどれぐらいあるのかなどを、マイクロスコープやCTを使うことで分かります。

分かることで、感染している場所を見つけることができ、再治療の可能性をグンと下げることができます。

つまり、マイクロスコープやCTを活用することで、抜歯を回避できる可能性が広がるということです。

4-2外科処置(歯冠長延長術)

上記の精密根管治療をすることで多くの歯を残すことが可能ですが、それを行うだけではよくならない場合がありあます。

今からは、その精密根管治療以外の治療方法をお伝えしますね。

歯茎の下まで歯が割れていると、無理やり残して再治療になるか、抜歯になるかの選択がほとんどでしたが、実はある方法で治療が可能になりました。

歯冠長延長術イラスト

歯茎を外科的に下に押し下げてあげることによって、歯茎の中に埋もれていた虫歯や病気が外に出てき、取り除くことができ、抜歯をせずに歯を残せる可能性が増えました。

アスヒカル歯科でも、歯間長延長術の治療は頻繁に行なっているので、質問などありましたらお気軽にお問い合わせくださいね。 

ご自身の歯が残せるかどうかは、ご自身で見つけることは難しいです。

ですので、きちんと歯医者さんで診断してもらうことが大切です。

4―3外科処置(歯根端切除術)

 

上記にもありましたが、根管治療をしても改善されない場合は、外科処置を併用することで抜歯をせずに改善されるケースが多くあります。

その1つが「歯根端切除術」と呼ばれる治療方法です。

名前だけ聞くと、難しいなと感じられたと思いますので、どのような治療なのかを説明していきますね。

フレアーアップ

まず普段の根っこの治療というものは、歯の上から治療を行います。

神経を取る手順画像

このように歯の上から死んでしまった神経をとったり、消毒やお薬を詰めるという流れで行います。

しかし、長年治療を受けずに放置をしていたりすると、根管治療をしようとしても根っこがいたはずの空洞が硬く詰まってしまい治療が根っこの先までできないことがあります。

また、根っこの先の膿がなくならずい続けてしまい、痛みや、歯を支える骨を溶かしてしまいます。

そうなると、単なる根管治療だけでは、改善することが難しくなります。

そこで、根っこの先から悪い病原菌(膿)を取り出して、お薬をつめてあげるという方法が「歯根端切除術」と呼ばれるものです。

アピコ治療流れ

イラスト引用元:サイバーデジタル

こうすることで、根っこの先にいた膿も取り除くことができ、より歯の寿命を伸ばすことができます。

しかし、この方法はよく見える前歯には向いていますが、奥歯は見えづらいということで、治療をするのはかなり難しいです。

ですので、奥歯では適応はあまりされません。

また、この治療方法を取り入れている歯医者さんもあれば、そうでない歯医者さんもある治療方法ですので、事前に確認を取るということが大切です。

当医院でもこちらの治療法は行っておりますので、ご興味ある方はぜひお問い合わせください。

根管治療大阪クリニックHP

“歯根端切除術についての解説動画です”

  • こちらは歯根端切除術についての解説動画となっております
  • 5分半程度の動画となっております

4―4外科処置(意図的再殖)

前の章を読まれた方は、「奥歯は治療できないの?」と思われたのではないでしょうか。

奥歯は奥歯の方法を使えば治療することができ、歯の寿命を少しでも伸ばすことが可能です。

奥歯の場合も、前歯と同じで、長年治療を受けずに放置をしていたりすると、根管治療をしようとしても根っこがいたはずの空洞が硬く詰まってしまい、根管治療をしても改善されない場合があります。

また、根っこの先の膿がなくならずい続けてしまい、痛みや、歯を支える骨を溶かし続けてしまう場合もあるのです。

奥歯の場合も根っこの先からお薬を詰める処置はしますが、前歯のように歯茎をめくって治療をするのではなく、「1度歯を抜いて、悪い部分を取り除き、また元に戻して固定をする」という方法があります。

意図的再殖流れ

イラスト引用元:サイバーデジタル

こうすることで、根っこの先の膿も取り除くことができ、抜歯を回避することができます。

こちらの治療方法も、行っている医院さんもあれば、されていない医院さんもありますので、事前に確認をとってから、歯医者さんにいかれることをオススメいたします。

 

“意図的再植の解説動画です”

  • 意図的再植について、当医院の院長より解説した動画です
  • 5分程度の動画となっております

 

4―5矯正を用いた治療方法(エクストリュージョン)

実は外科処置以外にも、矯正治療を用いた治療を行うことで歯を残せる可能性がある場合があります。

虫歯が歯茎よりも下にできてしまっていたり、歯が上の部分の欠けができた場合などに適応される治療方法で、歯を引っ張り出す治療方法です。

エクストリュージョン流れ

イラスト引用元:サイバーデジタル

矯正治療と書いてありますが、よく知られている全ての歯に装置をつける治療方法ではなく、歯を引っ張り出したい部分にのみ針金とゴムを使って引っ張り出してくる治療方法です。

上記にもありましたが、従来は歯が割れたり、虫歯が歯茎よりもしたで進んでいる場合は抜歯になっていましたが、歯を引っ張り出してあげることで歯を残せる可能性が広がりました。

しかし、この方法も全ての歯医者さんで行われているわけではありませんので、事前に確認を取ることをオススメいたします。

5当医院で実際に抜歯にならなかった症例(レントゲン有り)

▷症例1

症例3情報症例3レントゲン

▷症例2
症例4情報症例4レントゲン

6抜歯後の処置方法

抜歯後の治療方法

イラスト引用元:サイバーデジタル

①インプラント

インプラントは失った歯の代わりに、骨の中にネジを埋め込み、その上に歯の形をした被せ物を入れるという治療方法です。

【メリット】
・他の歯への負担がないということ
⇨歯として、1本で成り立つ治療方法ですので、歯を長持ちさせるにはインプラントが一番最適です。
・硬い食べ物も食べれる
⇨インプラントは骨に埋め込むので、動かずに硬い食べ物でもしっかりと噛むことができます。

【デメリット】
・治療期間が長い
⇨インプラントは入れ歯やブリッジに比べると、治療期間が長く必要です。

なぜなら、インプラントと骨をくっつけるまでに数ヶ月必要になるからです。

・自由診療のため費用が高い
⇨治療費も保険が適応されませんので、自費の料金が必要になります。
・手術が必要

【こんな人におすすめ】
・年齢が若い人
⇨手術が必要なので、体力的にも若い方にはおすすめです。

また、10年、20年先も歯を使っていくという方には、より多くの歯を残すという面でも、インプラントはおすすめです

②入れ歯

入れ歯とは、失った歯の代わりに、プラスチックと金具でできた歯の形をしたものを入れる治療方法です。

【メリット】
・何本失っても作成することが出来る
1本の歯の代わりから、もっと多く10本の入れ歯などたくさん歯を並べることもできます。
・保険適応のものも入れ歯にはありますので、費用面でも抑えることができる

【デメリット】
・付け外しが必要
⇨入れ歯はブリッジと違って、ご自身で取り外しをして、掃除をしなければなりません。
つまり、手間隙は結構かけてあげないといけないものです。
・他の歯に負担をかける
⇨入れ歯は金具を取り付けて、それを他の歯へかけて固定するものですので、固定されている歯への負担も大きく、入れ歯は他の歯を失う可能性が高い治療方法です。

【こんな人におすすめ】
・将来インプラントをしたいけど、今資金を作るのが難しい人
・手術を受けたくない人(怖くて、年齢的にしんどい)

③ブリッジ

ブリッジとは、歯がないところの隣の歯を削り形を整えて、隣の歯を支えにした被せ物のことです。

【メリット】
・ブリッジは歯の形をしているので、以前通りに食事をすることが出来る
・保険診療で作成することが出来る

【デメリット】
・自身の歯を多く失う
健康な隣の歯を削らなければならないので、自身の歯を多く失うことになってしまいます。

・他の歯への負担も大きい
ブリッジというものは使える寿命も短く、隣にある歯への負担が大きくなり、負担が大きくなりすぎると、その歯が割れたり、隙間から虫歯ができたりして、抜歯しないといけなくなる可能性が非常に高い治療方法です。
・虫歯になりやすい
⇨ブリッジを入れることで、歯と歯の間にフロスを通せなくなるので、残っている歯が虫歯になりやすく、将来的にその歯までもが失う可能性が高いです。

【こんな人におすすめ】
・費用の捻出が難しい方
・入れ歯のように付け外しが面倒な方

7抜歯術をするときの費用感

抜歯手術の費用表

※上記の表は、歯1本あたりに対する費用です。
※上記の表は保険診療3割負担の方の料金表(*令和2年4月:保険診療3割負担の場合で計算)
⇨医療費控除を受けられている方などは料金の割合も変わる場合があります。

抜歯治療の基本は保険が適応されます。
(矯正など自費治療の目的での抜歯は自由診療になることがあります)

ですので、1本の歯につき3,000円から10,000円以内ぐらいで治療をすることができます。

また、抜歯にも難易度があり、すぐに抜ける真っ直ぐ生えている抜歯は費用も低く抑えられますが、根っこが大きく肥大していたり、歯が折れていて歯茎を切開して治療するなどの場合は、治療も難しくなるので、10,000円近く費用を必要とする場合もあります。

そして、上記の表にはお薬の費用は書いてありませんが、抜歯などの外科後にはお薬の処方をされることも多いため、その分費用が追加される場合があります。

8抜歯を回避するための歯医者さん選びのポイント

抜歯を回避するための歯医者さん選びのポイント

「抜歯したくない!」とお困りの方、歯医者さん選びがとても大切です。

なぜなら、治療方法によってはご自身の歯を残せる可能性があるからです。

そこで、3点に絞って歯医者さん選びのポイントを考えてみました。

8−1根管治療における抜歯回避の治療をしている

上記でも上がっていた治療方法をしているかが大切なポイントです。

・精密根管治療
・歯冠長延長術
・エクストリュージョン
・歯根端切除術
・意図的再殖

これが出来るのと、できないのとでは、歯を残せる可能性がグーンと広がります。ですので、このような治療をしているかを、事前に歯医者さんへ問い合わせてみることをおすすめします。

8−2技術・知識のある根管治療専門医がいること

お医者さんの中でも、脳外科、神経内科など様々な分野があるように、歯医者さんにも様々な分野があります。

その中に「根管治療専門医」というのがあります。

根管治療とはかなり複雑な治療であることが多いですので、根管治療でお悩みの方には、こうした根管治療に特化した知識、そして技術がある先生に見てもらうということをおすすめします。

8−3カウンセラーの相談ができる

そして、治療の相談ができるということも大切です。

患者様自身が治療の内容を納得、抜歯について本当に必要か、残せる方法があるのかどうか、相談できることで、安心して治療を受けられると思います。

最近では歯医者さんにもカウンセラーがいていることが増えてきましたので、そちらの確認もとってもらえることもオススメします。

9抜歯をするか悩んでいるならアスヒカル歯科へご相談を!

当医院では抜歯を回避できる治療を様々行っております。

アスヒカルの特徴

マイクロスコープ使用時画像

まずマイクロスコープ(顕微鏡)やCTを活用し精密根管治療を行っております。

実際の患者様も、本来であれば抜歯になるケースも、治療をしたことで抜歯を回避することができ、歯を残すことができました。

また術者である院長は根管治療専門医です。

根管治療 専門医

根管治療は本当に難しい治療です。またそれに付随する、歯根端切除術などの外科的処置は技術と知識がなければかなり難しい治療です。

当医院ではそう言った治療もよく取り入れて行っておりますのでご安心ください。

根管治療説明カウンセリング

カウンセラーによる治療の説明も行っております。

「抜歯」と宣告された方へも、可能性があればそれぞれの患者様にあった治療プランのご提案をさせていただいております。

もちろん、疑問点や気になることなどなんでもご相談ください。

ご相談、ご興味ありましたら、ぜひお問い合わせお待ちしております。

アスヒカル歯科根管治療専門サイト

10まとめ

いかがだったでしょうか? 

抜歯になってしまう基準は、外科的な処置をしても膿がなくならない場合や、歯が根っこの先まで割れてしまっている場合で、そう言った場合は残すことは難しいです。 

しかし、「抜歯」と宣告されても残せる可能性はあります。

〜治療方法〜

・精密根管治療
・歯間長延長術
・歯根間切除術
・矯正治療を用いた治療

残せるかどうかについては、歯医者さんでの診断がとても重要です。

まずは治療を行っているかどうかということと、カウンセラーに相談できることの確認をし、ぜひご自身にあった歯医者さんを選んでくださいね。

まとめ

根管治療のまとめサイト

歯茎にできた膿について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。

膿が溜まっている・膿が出たら根管治療が必要!原因・症状・治療とは

根尖病変(根っこの先の病気)について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

放置すると抜歯になる!根尖病変の正体と原因および治療法を徹底解説

根管治療の手順について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

根管治療の7の基本手順とシチュエーション別解説!

根管治療の治療期間について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

根間治療に必要な期間と治療を繰り返さないためのポイント

根管治療における費用について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

根管治療の費用を抑えたい方へ!費用相場と治療をするためのポイント

精密根管治療について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。

精密根管治療とはどんなものなのか?治療内容や費用・期間を徹底解説

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