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膿が溜まっている・膿が出たら根管治療が必要!原因・症状・治療とは

2021.09.13 (最終更新日:2021.09.13)

久しぶりに歯医者に行ったら「歯の根っこに膿が溜まっている」と言われたり、もしくは急に歯茎から膿が出るようになったりしていませんか?

 

歯の根っこが膿む原因は、隙間から細菌が感染してしまっているからなのです。

そして歯茎から膿が出るのは根っこの先の膿を体の防御反応で外に出そうとしているからです。

 

歯の根っこの先の膿も歯茎から膿が出ることも、放置していても勝手に治ることはありません。

しっかり治すには「根管治療」が必要です。

 

今回この記事では当医院に在籍する経験豊富な根管治療専門医による情報を元に、膿が溜まる・出る原因と症状やそれらに対する治療法、回数や期間などを解説していますので、是非参考にしてください。

 

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1 根っこの先に膿が溜まる、歯茎から膿が出る原因

 

根っこの先に膿が溜まっている、歯茎から膿が出る原因は「細菌感染」です。

被せ物と自分の歯との境目、つまり小さな隙間に磨き残しなどがあるとその隙間から細菌が入り込んでしまうのです。

そうなると根っこの中まで細菌は増殖して、その結果根っこの先に膿が溜まってしまうのです。

そして根っこの膿が溜まり続けると、体の防御反応で悪いもの(膿)を出そうとする=歯茎から膿が出るということなのです。

 

 

2 膿が溜まると起こる3つの症状

根っこの先に膿がたまると大きく分けて3つの症状が出ます。

それが症状が出やすい順に言うと以下の順番になります。

①歯茎にニキビのようなものができる

②膿が出る

③違和感や噛むと痛みを感じる

ではひとつずつ解説していきますね!

 

2−1 歯茎にニキビのようなものができる

根っこの先で膿が溜まっていると、体がその膿を出そうと膿の出口(=できもの)を歯茎に作ります。

根管治療 膿

特徴としてはプクッと膨れていてニキビのように見えます。

このニキビのようなできもののことを「サイナストラクト」と呼びます。

「サイナストラクト」は根っこの先に膿が溜まっている場合に、一番よく見られる症状です。

痛みなどを感じる場合はほとんどないですが、炎症が強いと痛みが出ることもあるので痛みが出る前に早めに歯医者に行くことをお勧めします。

 

2−2 膿が出る

根っこの先の膿が溜まった状態が続くと、1章でもお伝えしたように体の防御反応で悪いもの(膿)を出そうとするため、膿の出口(サイナストラクト)から膿が出たり、または歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)からも膿が出ることがあります。

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症状としては痛みなど出ることはほとんどないですが、膿特有の匂いがあったり、そもそも膿が出るということはそれだけ大量の膿が根っこの先で溜まっている・根っこの中は大量の細菌だらけということです。

ですから膿が出てきた場合に関しても気付いたら早めに歯医者に行くことをお勧めします。

 

2−3 違和感や噛んだ時に痛みを感じる

根っこの先の膿が溜まった状態が続くと、歯が浮いているような違和感・カチッと普通に噛んだだけや食事中に噛んだ時に痛みを感じる場合があります。

根っこの先に膿が溜まっている状態で、炎症もあると噛んだ時の圧または刺激で痛みを生じるのです。

違和感がある場合は緊急性は低いのでなるべく早く歯医者に行くようにお勧めしますが、痛みなあどの症状がある場合はすぐに歯医者に行って診てもらいましょう!

その時に歯医者で噛み合わせの調整をしてもらい、痛みがある歯が強く当たらないようにするだけでも痛みはかなり改善されます。

 

3 膿を治す治療法

膿を治す治療法は基本的には「根管治療」が必要です。

しかし根っこの先の膿の溜まり具合や状態によっては「歯根端切除術」という外科処置が必要になることもあるので、この章ではその2つについて詳しくお話ししていきます。

 

 

 

 

3−1 根管治療

根っこの先に膿が溜まっている場合の治療法は「根管治療」です。

 

何故なら根っこの先に膿が溜まっているということは根っこの中(根管内)に細菌が溜まっているということなので、しっかり根っこの中まで細菌がいなくなるまで徹底的に除去・消毒をしないといけないからです。

根管治療をすることによって基本的には治ります。

しかし、根管治療にも①保険根管治療②精密根管治療の2つに分かれます。

保険診療と自由診療違い表

保険根管治療に比べると精密根管治療は保険根管治療では使えない様々な専門用の器具や材料をその人にあったもので使用することができるのです。

なので、まだ精密根管治療を受けられたことのない方は精密根管治療を受けたほうが治る確率がグンと上がり、再発するリスクもグンと下がるので絶対にしたほうがいいでしょう!

 

3−2 歯根端切除術

膿が溜まっている歯に保険根管治療、精密根管治療を行っても治らない場合は「歯根端切除術」という膿ごと歯の根っこの先を切り取る外科処置が必要になります。

何故根管治療で治らないのかというと、根っこの先の膿を長い間放置しておくと膿がどんどん大きくなり、根管内も細菌か大量に増殖してしまいます。

そうなると治療の難易度がかなり上がってしまい、根管治療では治らないくらい難治性になってしまうからです。

そのため根管治療でも治らない難治性の歯は歯根端切除術が必要になるのです。

 

一番は根っこの先の膿を放置せずに早めに根管治療をすることが完治・再発しないための近道です

 

4 膿を治す根管治療・歯根端切除術ならアスヒカル歯科へ

アスヒカル歯科では経験豊富な根管治療専門医での治療が受けることができます。

腫れのアスヒカル歯科お勧めポイント

アスヒカル歯科では、今の状態やどんな治療が必要かなどの説明はもちろん、治療を受けられる患者様の不安や希望にも寄り添うことの出来るプロフェッショナルなTC(トリートメントコーディネーター)も在籍しております。

さらに根管治療専門医(AAE)も在籍しているため、様々な症例の知識や技術も兼ね備えているので安心して治療を受けて頂くことができます。

「歯茎から膿が出てそれが根っこの先の膿が原因」と言われた人や、根管治療をしても膿が出る・治らない人は是非アスヒカル歯科までお越し下さい!

 

 

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