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放置すると抜歯になる!根尖病変の正体と原因および治療法を徹底解説

2021.05.10 (最終更新日:2021.05.10)
アイキャッチ根尖病変

「根っこの先に根尖病変があるから、根っこの治療をしましょう」と歯医者で言われたことはないですか?

「根尖病変」って何?と思いうますよね?

「根尖病変」とは歯の根っこの先にできた炎症性の病気です。

原因は「細菌」です。

歯の中に入った「細菌」が根っこの中で増え続け、根っこの先で炎症を起こしている状態です。

歯の根っこの中にいる細菌が原因なので「根尖病変」を治すためには根っこの治療(根管治療)が必要です。

この記事では根尖病変とは何なのか、原因、治療法、痛い時の対応などを根管治療専門医が絵や表を使って詳しく解説していきます。
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根管治療専門医が徹底解説!根尖性歯周炎の正体と治療の必要性は?

「根尖病変」とは歯の根っこの先にできた炎症性の病気です。

歯の根っこの先で「炎症」が起こっている状態なのです。

虫歯などで歯の中に入った細菌を放置すると、細菌は歯の根っこの中でどんどん増えていきます。

増えた細菌は歯の根っこ先に移動し、「炎症」を起こします。

歯の根っこの先で「炎症」が起きている病気のことを「根尖病変」といいます。
症状
[根尖病変の特徴的な症状3つ]
根尖病変理由3つ

根尖病変は歯の根っこの先で炎症を起こしているので、噛んだり歯ぐきを触ると、違和感や痛みを感じることがあります。

また、根尖病変が進行すると歯茎にニキビのような腫れ物ができます。

これはサイナストラクトと呼ばれ、排膿(膿が出てくる)やイヤな臭いがします。

 

2 根尖病変の原因は「細菌」

[根尖病変は歯の根っこの中の細菌が原因!]
根尖病変原因

「根尖病変」の原因は歯の中にいる細菌です。

大きな虫歯ができ神経にまで達すると、神経は細菌に負けて死んでしまいます。

死んだ神経は細菌の餌となり、歯の中で細菌感染が広がっていきます。

歯の中で感染が続くとやがて歯の根っこの先で炎症を起こし、根尖病変ができます。

ですので、根尖病変の原因は「細菌」なのです。

3 根尖病変を治すには「根管治療(感染根管治療)」が必要!

根尖病変を治すには「根管治療(感染根管治療)」が必要になります。

「感染根管治療」とは歯の根っこの中をキレイにする治療です。

感染根管治療を受け、根っこの中をキレイにすることで細菌を無くし、根っこの先で炎症を治すことができます。

ですので、根尖病変を治すには「感染根管治療」をすることになります。

 感染根管治療について説明していきます。

 感染根管治療は以下の3つのステップからなります。

この3つのステップを23回かけて行います。

予約の取り方で違いはありますが、通常1ヶ月以内で治療を終えることができます。

 

感根流れ

 

①虫歯や歯の根っこの中の細菌を取り除く

感染根管治療が必要な歯は、根っこの中で細菌が繁殖している状態です。

針のような器具(ファイル)を使って根っこの先まで細菌を取り除き、キレイにしていきます。

 

②歯の根っこの中をキレイにする

細菌を取り除いた後は根っこの形をキレイに整えし、最終的なお薬を隙間なく詰める準備をしていきます。

お薬を詰めた後に根っこの中に隙間があると再び細菌が繁殖していきます。

ですので、根っこの形をキレイに整えて隙間なくお薬が入るようにしていきます。

 

③歯の根っこにお薬を詰める

キレイになった根っこの中に隙間がないようにお薬を詰めていきます。

お薬を詰めることで根っこの中の隙間をなくし、根っこが割れるのを防いでくれます。

 

以上が感染根管治療の流れになります。

 

4 根管治療には「保険治療」と「自費治療」がある!

3章で根管治療について説明しましたが、実は根管治療には「保険治療」と「自費治療」があります。
[保険治療と自費治療の違い]
根尖病変自費チャート

上記の表は湧光会アスヒカル歯科での内容のもののため、全ての医院で使用したり、行っているとは限りませんが参考にして下さい。

「自費治療」では「保険治療」では適応になっていない効果が高い器材や材料が使用できます。

再治療を回避し、自分の歯の健康を長く保つためには「自費治療」を選択する方がいいと思われます。

詳しいことは担当の先生に確認してみてく下さい。

「保険治療」と「自費治療」の違いや費用について詳しく知りたい方は下のページをご覧下さい。

根管治療の費用を抑えたい方へ!費用相場と治療をするためのポイント

 

5痛みがある時の対応

[痛い時の2つの対応]
痛い時の対応

5-1すぐ歯医者に行く

院長写真

歯の神経が腐ると神経は死んでしまい働きを失うので虫歯の時のズキズキする痛みはありません。

しかし、歯の根っこの先に炎症が起こると鈍い痛みがでることがあります。

その時はすぐに歯医者に行き治療を受けてください。

3、4章で説明ましたが、歯の神経が腐ると必ず「根管治療(感染根管治療)」が必要です。

根っこの中をキレイにすることで徐々に痛みがひいていきます。

治療を受けることで1番確実に痛みを無くすことができます。

ですので痛みが出た時はすぐに歯医者に行き、治療を受けましょう!

5-2鎮痛剤を飲む

 

痛い時は歯医者に行くのが1番ですが、時間がなかったり、深夜などすぐ歯医者にいけない場合は、鎮痛剤を飲みましょう。

鎮痛剤はドラッグストアなどで購入できます。

鎮痛剤は痛みを抑えてくれるだけで、痛みの原因を解決するには治療が必要なので、時間を作り必ず歯医者に行きましょう。

ロキソニン写真

 

参照

https://aax-fe.amazon-adsystem.com/x/c/Qt7Z5oNjO7n6YxCEL85roMYAAAF1K5hl0gcAAAH2AUonCk8/https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B00F9S0D14?pf_rd_p=95987c1c-f99b-44cb-9057-cd16a4cf7c56&aaxitk=eG6.VR8fMsFm2IsL1LGQxA&hsa_cr_id=1762573540903&ref_=sbx_be_s_sparkle_td_asin_0

 

6 放置しても自然には決して治らない!

3章で治療について説明しましたが、根尖病変は自然に治ることは決してありません。

必ず「根管治療(感染根管治療)」が必要です。

感染根管治療をせずに放置すると細菌は根っこの中でどんどん増え、根っこの先で炎症が広がっていきます。

感染根治療をしなければ、根っこの中の細菌を取り除くことはできないので細菌が増え続け、炎症も広がり、最悪の場合、「抜歯」になります。

ですので必ず「感染根管治療」を受けてください!

根管治療専門医による治療を受けることが重要!

7-1根管治療専門医による治療を受けなければならない理由

根尖病変を治すには「根管治療(感染根管治療)」が必要と説明してきましたが、感染根感治療は難易度が高い治療なので専門医による治療を受けることをお勧めします。

根管治療は目では見えない歯の根っこの中を扱う治療で、根っこの形は複雑であり人それぞれ個人差もあります。

その複雑な根っこの中をキレイにし隙間なくお薬を詰めるには高度な技術が必要になります。

高い精度の根管治療を受けるために、根管治療専門医に治療してもらうことをお勧めします。

[根管治療専門医による治療のメリット・デメリット]
自費のメリットデメリット
十分な知識と世界レベルの技術を持つ根管治療専門の歯科医師、レントゲンだけだは把握できない歯の根っこの形態を調べるために使うCBCT、拡大して歯の根っこの中を見ることができるマイクロスコープなどが揃っていることで精度の高い根管治療を行うことができます。

7-2アスヒカル歯科では質の高い根管治療を行っています!

[専門性がわかる3つのポイント]
根管治療が上手い歯科医院
アスヒカル歯科にはアメリカの根管治療の学会(AAE)での認定資格をもち、またトロント大学の認定資格を持つ世界基準の知識と技術を持つ根管治療専門医による根管治療をしております。
院長専門医
また、精密根管治療に必須なマイクロスコープとCBCTが設備しています。
・マイクロスコープ
マイクロスコープ症例

マイクロスコープを使うと歯の根っこの中の見て確認することができます。

上の写真のような器具の一部が根っこの中に残っているなどのトラブルを発見でき治療することができます。
・CBCT
CBCTは3方向から歯を把握することができ、複雑な根っこの形を把握することができます。
CBCT症例

上の写真のように、レントゲン写真では根っこに黒い影(病変)は確認できませんが、CBCTでは根っこの先に黒い影(病変)を確認することができます。

以上のようにアスヒカル歯科では世界基準の技術を持つ歯科医師が在籍し、根管治療に必要な設備が整っており、日々精度の高い根管治療を行っております。

下にアスヒカル歯科の根管治療専用ページのリンクを貼っておきますので、詳しく知りたい方はご覧ください。

アスヒカル歯科の根管治療専用ページ 

8 まとめ

・根尖病変とは「歯の根っこの先にできた炎症性の病気」
根尖病変
・根尖病変の特徴的な症状3つ
根尖病変理由3つ
・根尖病変は歯の根っこの中の細菌が原因
根尖病変原因
・根尖病変を治すには「根管治療(感染根管治療)」が必要!
感根流れ
・根管治療には「保険治療」と「自費治療」がある
根尖病変自費チャート
・痛い時の2つの対応
痛い時の対応
・根管治療専門医による治療を受けましょう!
自費のメリットデメリット
・アスヒカル歯科では質の高い根管治療を行っています!
専門の歯科医院
アスヒカル歯科の根管治療専用ページ 

以上が根尖病変に関する説明になります。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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