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歯が痛い!あなたもしているかも?食いしばりを徹底解説!

2024.07.08 (最終更新日:2024.07.08)

歯が痛い原因は、むし歯だけと思っていませんか?

実は、食いしばりが原因で歯が痛くなることがあります。

例えば、こんな症状はありませんか?

・朝起きたときに歯が痛い

・知覚過敏がある

・舌の側面に歯型がついている

 

上記のような症状が当てはまると、「食いしばり」をしている可能性があります。

「食いしばりを自分はしていない!!」と思っていても、無意識のうちにしているので、自覚することも難しいです。

1.なぜ、食いしばりで歯が痛むのか?

なぜ、食いしばりで歯が痛むのか。その理由は2つあります。

〈歯根膜の炎症が起こって痛い〉

歯の根の回りを取り巻く膜【歯根膜】に食いしばりの力がかかりすぎると、ダメージを受けて炎症を起こします。その結果、噛むと痛みを感じます。

〈歯にひびが入る、割れる〉

食いしばりの力がかかりすぎると、歯にひびが入ったり割れてしまい、噛むと痛みを感じます。

特に神経のない歯は歯が薄くなっているので、ひびがはいったり割れたりしやすいのです。

2.食いしばりの原因となる可能性のあるもの

食いしばりの原因となる可能性のあるものは3つあります。

①不正咬合

「過蓋咬合」

上の歯が下の歯に深く被さっていて、かみ合わせが深いため奥歯で強く食いしばります。

「開咬」

前歯で噛めないので、奥歯を使って噛まないといけません。

「反対咬合」

受け口のため、奥歯を食いしばります。

「叢生」

かみ合わせが悪く、上下の歯が強く当たる場所は。食いしばりの力が強くかかります。

②高さが合ってない詰め物、被せ物

治療した詰め物や被せ物の高さが合っていないと、かみ合わせのバランスが悪くなります。そして、その部位が強く当たってしまいます。

③ストレスなど

 日常生活で感じるストレスなどで無意識に食いしばってしまいます。仕事、スマホ、家事の最中など、無意識に食いしばっていることが多いです。

3.食いしばっている人の特徴

食いしばりをしている人はお口の中に様々な特徴が見られます。もしかしたら、あなたのお口にもあるかもしれません。

①骨隆起

食いしばりの影響によって防御反応が起こり、骨がコブのように盛り上がっている。下あごや上あごによく見られます。

②舌圧痕

食いしばりによって舌を歯に押し付けているため、舌に歯形がつきます。

③頬粘膜圧痕

食いしばりにより頬の筋肉が収縮し、常に頬の粘膜が歯に押し付けられ歯形がつきます。

④くさび状欠損

食いしばりの力によって歯と歯茎の境目の歯質がくさび状に削れています。

4.食いしばりから起こる他の症状

食いしばりを放っておくと、歯だけではなく全身にまで影響を及ぼします。

・知覚過敏→食いしばりで歯に亀裂が入り、しみる症状が出る

・詰め物、被せ物の寿命が縮む→食いしばりにより継続的に力がかかり、外れやすくなる

・歯肉退縮→食いしばりにより歯を支えている骨に負担がかかり、歯茎も痩せる

・顎関節症→口が開けにくい、口を開けるときに音がする

・全身症状→頭痛、肩こり

5.食いしばりの治療法、対処法

食いしばりを完全になくすための治療法はありません。

食いしばりをコントロールしていくことが大切です。特に睡眠時の食いしばりは、「自分の体重の2〜5倍」の負担が歯や顎にかかっています。

治療法や対処法としては、睡眠時用のマウスピースの使用や、かみ合わせの調整を行います。

また、矯正治療によって負担の少ないかみ合わせにすることも大切です。

日中も無意識に食いしばりをしている方は、日頃から食いしばりに気付いたら上下の歯を離すようにしましょう。

【マウスピース】

上の歯に合わせてマウスピースを装着します。主に睡眠時に使用します。

マウスピースを使用することによって、かみ合わせのアンバランスがなくなり、かみ合わせが均等になります。そのため、1本1本の歯にかかる負担や顎への負担が軽減されます。

費用は保険適用で6000円~7000円です。型取りをしてお渡しまでの期間は約1週間です。

【かみ合わせの調整】

特定の歯に食いしばりの力がかからないように、わずかに歯を削りかみ合わせを調整します。

【矯正治療】

矯正治療を行うことで、歯列も改善し理想のかみ合わせに近づけることで、食いしばりの負担を軽減します。

【TCH(歯列接触癖)の改善】

TCHとは安静にしているときでも、上下の歯がどこか接触している状態がある癖のことです。

本来安静時には上下の歯は接触せず1~3㎜の隙間があり、食事や会話のときのみ接触します。TCHは無意識でも上下の歯が常に接触しており、食いしばる癖がついてしまいます。

TCHを改善するには、上下の歯を接触させないように意識することです。舌の位置が下がっている場合もあるため、舌の先端を上の前歯の付け根あたりにつけるように意識すると自然と上下の歯が接触しません。

6.まとめ

食いしばりによって歯が痛いのは

〈歯根膜の炎症が起こっている〉〈歯にヒビがはいったり割れたりしている〉です!

食いしばりの原因は、完全には分かっていません。

原因となり得るものは

食いしばりをすると様々な特徴や症状がお口の中にできてきます。

 

食いしばりを完全になくすための治療法や対処法はありません。

マウスピースを使用したり、日頃からの食いしばりに注意する必要があります。

7.食いしばりについてはアスヒカル歯科へ

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食いしばりで症状がある方や不安に感じる方は、ぜひ、アスヒカル歯科にお越しください!

当院はカウンセリングのシステムを取り入れているため、現在の症状や困っていること、不安に感じることを治療前にお聞きしています。

また、レントゲンの検査や歯周病検査なども同時に行っており、初診時の検査に力をいれています。

今なぜこの状態なのか、どのように改善していくという知識を持った歯科医師や歯科衛生士が、きちんとご説明させていただきます。

 

矯正治療についても矯正認定医が勤務しているので、ご相談から承っており、安心して矯正治療を受けていただくことができます。

患者様に寄り添った治療をスタッフ全員で行っております!お気軽にご相談ください。

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