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歯肉炎の根本的な原因と炎症を引き起こす行動や特徴を徹底解説!

2023.03.20 (最終更新日:2023.03.20)
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歯磨きをしていて出血をすることはありませんか?

また、鏡で歯茎を見ると真っ赤に腫れていることはありませんか?

それは「歯肉炎」という病気になっている可能性があります。歯肉炎とは歯茎に細菌の塊であるプラークが溜まり炎症が起こっている状態です。出血や腫れが起こり、痛みを伴うこともあります。自然に治ることはなく、放置すると炎症が歯茎だけではなく顎の骨にまで進んでいき、歯周病という病気に進行します。この記事では、

・歯肉炎とはどんな病気なのか

・歯肉炎の原因、治療法

・痛みがある時の対応

などを歯科医師が絵や表を用いて詳しく解説していきます。

 

1 歯肉炎の原因は細菌

 

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歯肉炎の原因は「細菌」です。

歯肉炎とは「歯茎に炎症が起きている病気」のことです。

歯と歯の間や、歯と歯茎の隙間に細菌の集まりであるプラークが蓄積することにより炎症が起き、歯肉炎になります。

この細菌は赤ちゃんの時にはお口の中には存在しませんが、周囲の環境(親や恋人など)により感染しお口の中に住み着きます。

お口の中に細菌が住み着き、歯磨きが不十分だと細菌同士が集まりプラークという細菌の塊を形成します。

プラークはやがて石灰化し歯石となり、歯にべったりとくっつきます。

このプラークや歯石にいる細菌から毒素が出ることにより歯茎に炎症が起こります。

ですので、歯肉炎の原因はお口の中にいる細菌なのです。

 

2 歯肉炎を引き起こす原因となる特徴や行動

 

 

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1章で述べたように歯肉炎の原因は細菌ですが、それに加えて歯肉炎を引き起こす原因となる行動や特徴があります。

その特徴は

①お口の状態

②全身の健康状態

の2つに分けられます。

①お口の状態

お口の中の状態によって歯肉炎になりやすい特徴があります。

・歯磨きをする習慣がない人

 歯磨きをする習慣がない人はお口の中にプラークや歯石がたまりやすいので歯肉炎になりやすいのです。

・歯並びが良くない人

 歯並び良くないと歯磨きをしても磨き残しができやすく、プラークや歯石がたまりやすいので歯肉炎になりやすいのです。

・細菌の組み合わせ

 お口の中には様々な細菌が存在し、人によって細菌の組み合わせは異なります。

 歯茎に炎症を起こす細菌が多い組み合わせの人はプラークや歯石が少なくても歯肉炎になりやすのです。

②全身の状態

全身の健康状態によっても歯肉炎になりやすい特徴があります。

・糖尿病

 糖尿病になると免疫が下がるので、プラークや歯石が少なくても炎症が起こりやすく歯肉炎になりやすいのです。

・喫煙

 喫煙する人は血流が悪くなり歯茎が感染し炎症しやすい状態になるので歯肉炎になりやすいのです。

・薬の影響

 降圧剤など特定の薬には副作用で歯茎に炎症を起こすものがあります。

・妊娠している人

 妊娠することによりホルモンバランスが変化し、歯茎に炎症が起こることがあります。

・遺伝

 遺伝的影響で歯肉炎になりやすという報告があります。

 

3 歯肉炎は放置しても治らない!プラークと歯石(細菌の塊)の除去が必要!

 

 

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歯肉炎は自然に治ることはなく、必ず治療が必要です。

歯肉炎の原因は細菌の集まりであるプラークと歯石にいる細菌です。

ですので、プラークと歯石を除去し細菌を除去しなければ歯肉炎は治りません。

プラークは歯磨きで除去できますが、歯石は硬く歯にべったりくっついているので、歯磨きだけでは除去することはできず、歯科医院で専用の機材を使わなければ除去することはできません。

ですので、歯肉炎は歯科医医で治療を受けなければいけません。

歯肉炎の治療には

①歯磨きの仕方の指導

②専用の器具を用いた歯石除去(スケーリング)

があります。

 

①歯磨きの仕方の指導

 

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毎日の歯磨きがきちんとできていないとプラークが溜まりやすくなるので、歯肉炎を治すためには適切な歯磨きの仕方を知っておかなければなりません。

歯並びやお口の中の状態を確認し、それぞれに合った歯磨きの仕方をお伝えし、毎日の歯磨きでプラークを除去できるようにしていきます。

 

②専用の器具を用いた歯石除去(スケーリング)

 

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歯石が歯にくっつくと、歯磨きやうがいなど自分自身では除去することはできません。

歯科医院で専用の器具を持ちいて除去しなければなりません。

歯石を除去することを「スケーリング」と言います。

歯科医師や歯科衛生士によるスケーリングを行うことにより歯石を除去します。

 

4 歯肉炎で痛みがある時の対応2つ

 

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歯肉炎は歯茎にのみ炎症が起こっているので痛みを感じることはあまりありません。

ですが、歯肉炎が進行すると痛みを感じることがあります。

歯肉炎で痛みがある時は

①すぐ歯科医院を受診する

②鎮痛剤を飲む

ことで対応してください。

 

①すぐ歯科医院を受診する

 

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2章で述べたように歯肉炎は自然には治りません。プラークや歯石を除去しなければなりません。

ですので歯科医院でプラークや歯石を除去してもらい炎症を取り除くことで痛みをとることができます。

 

②鎮痛剤を飲む

 

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すぐに歯科医院を受診できない時は鎮痛剤を飲むことにより痛みを一時的の取り除くことができます。

鎮痛剤はドラッグストアで購入することができます。

ですが、鎮痛剤では歯肉炎の原因であるプラークや歯石は除去できないので、一時的な対応になります。

 

 

5 歯肉炎にならないためには毎日の歯磨きと定期的に歯科医院を受診することが重要!

 

歯肉炎にならないためには毎日の歯磨きと定期的に歯科医院を受診することが大切です。

歯肉炎の原因はプラークや歯石にいる細菌ですので、歯肉炎にならないためにはお口の中にプラークや歯石がない状態にしなければなりません。

毎日の適切な歯磨きをすることによりお口の中にプラークをためることを防ぐことができます。

しかし、お口の中にプラークや歯石があるか自分自身で判断することは困難です。

ですので、定期的に歯科医院でお口の中をチェックしプラークや歯石がないか確認し、歯肉炎にならないようお口の中を管理していかなければなりません。

 

6 歯肉炎の治療期間と治癒期間及び治療費

 

・歯肉炎の治療期間

歯肉炎の治療期間はおおよそ2~3週間です。

歯肉炎は歯周炎の初期症状なので、歯茎の炎症具合としては軽度だからです。

しかし日頃のブラッシングが安定せず、歯垢(プラーク)が残った状態が続いたりすると歯肉炎は治らないので、ブラッシング状況によっては期間がかかる方も多いです。

治療回数的には2~4回ほどです。

 ・歯肉炎の治癒期間

歯肉炎の腫れや出血が落ち着くのはおおよそ1週間程度です。

炎症の程度にもよりますが、ほとんどは1週間程度で落ち着きます。

・歯肉炎の治療費用

歯肉炎の治療の費用は1回800円~1800円程度です。

その日にブラッシング指導、歯石除去までするのか、初診料・再初診療によっても費用が変動します。

ですので、不安な方はその都度、次回治療費用などを歯科衛生士や歯科医師などに確認すると良いでしょう。

 

7 歯肉炎のことならアスヒカル歯科へ

 

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アスヒカル歯科では病気の原因を追求することに力を入れています。

歯肉炎になった歯茎を治すだけではない、「なぜ歯肉炎になったのか」を調べ治療していきます。

病気の原因が分からなければ、再発や適切な治療ができない可能性が高くなります。

ですのでアスヒカル歯科では初診時の検査に重点を置いています。

それは検査によって病気の原因をしることができるからです。

初診で来られた時に十分に検査をすることでお口の中の病気の状態やその病気の原因をしることができます。

また、アスヒカル歯科ではコンサルシステムを取り入れています。

治療前に患者さんとお話をする時間を設けています。

・痛みのある部位

・全身の状態

・アレルギーがないか

などお聞きするのと同時に

・困っていること

・不安に思っていること

・治療の対する希望

などお聞きし、患者さんが治療を受けやすいようにしていきます。

 

8 まとめ

 

歯肉炎の原因は細菌

 

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歯肉炎を引き起こす原因となる行動や特徴

 

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歯肉炎は自然に治ることはなく、必ず治療が必要!

 

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・歯肉炎で痛みがある時の対応2つ

 

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歯肉炎の治療期間と治癒期間及び治療費

  歯肉炎の治療期間はおおよそ2~3週間です。

  歯肉炎の腫れや出血が落ち着くのはおおよそ1種間程度です。

  歯肉炎の治療の費用は1回800円~1800円程度です。

 

歯肉炎でお困りの方がアスヒカル歯科へ!

 

アスヒカル歯科では病気の原因を追求することに力を入れています。

歯肉炎になった歯茎を治すだけではない、「なぜ歯肉炎になったのか」を調べ治療していきます。

病気の原因が分からなければ、再発や適切な治療ができない可能性が高くなります。

ですのでアスヒカル歯科では初診時の検査に重点を置いています。

それは検査によって病気の原因をしることができるからです。

初診で来られた時に十分に検査をすることでお口の中の病気の状態やその病気の原因をしることができます。

また、アスヒカル歯科ではコンサルシステムを取り入れています。

治療前に患者さんとお話をする時間を設けています。

痛みのある部位や全身の状態、アレルギーがないかなどお聞きするのと同時に困っていることや不安に思っていること、治療の対する希望などお聞きし、患者さんが治療を受けやすいようにしていきます。

 

 

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