目次
1『年齢別による歯を失う原因』虫歯のトップは30代
『年齢別による歯を失う原因』公益財団法人8020推進財団:第2回永久歯の抜歯原因調査報告2018年では、
なんと、「虫歯で歯を失う年代のトップは、30代」でした。
歯を失う原因は、
1位は歯周病
2位が虫歯
です。
実は、その虫歯で1番歯を失っているのは30代なのです。
虫歯で抜歯をしているという事実から、
「かなり重症な状態まで放置をしていた」のではないかと
推測されます。
では、なぜ30代で虫歯のリスクが上がるのか?
今回は、30代虫歯についてお伝えしていきたいと思います。
2 30代の虫歯のリスクが上がるその訳は
30代は、虫歯のリスクが上がり歯を失っている人が非常に多いのです。
なぜなら、30代は
・生活のリズムが変わってきた。
・自分にかける時間が取れなくなってしまった。
例えば
・仕事で重要な立場になった
・残業や飲み会が増えて生活のリズムが崩れやすくなってしまった
・小さなお子さんがいて、歯科医院に行くのに預けることができなかった
・20代の頃に虫歯治療を受けたが、メンテナンスを受ける事なく再発してしまった。
なんとなく思い当たる節はありませんか?
30代が虫歯発生の重要な時期だからこそ悪化して抜歯にならないうちに歯科医院に行って欲しいのです。
3 虫歯の進行別治療方法
では、現在、あなたの虫歯はどのような状態でどのように進行していってしまうのか見てみましょう。まず、虫歯とは医学的に『う蝕(うしょく)』と呼ばれプラーク(歯垢しこう)の中にいる虫歯菌が、酸を出し歯を溶かしてしまう病気のことです。
Co まだ虫歯にはなっていませんが、要注意の状態です。痛みはありません。
治療の必要は、ありませんが放置しておくと虫歯は進行します。
多いです。虫歯を除去してレジン充填(白い樹脂を詰める)をする治療が多いです。
状態です。冷たい物がしみるなどの自覚症状があります。
麻酔を使用することが多く、虫歯を除去して型取りをして後に
銀歯を詰める治療になります。
状態です。
冷たい物だけでなく温かい物もしみたり、ズキズキと痛みます。
穴が大きく開いて食べ物が詰まったりすると痛んだりします。
神経を処置しなければ痛みは取れませんので、根管治療を受けます。
歯の状態にもよりますが、根管治療の専門医院であれば、
神経を残す治療を受けることができます。
https://osaka-endodontic.or.jp/vpt.php
痛みは通り越して神経は死んでしまい、もう痛む事はありません。
死んでしまった神経は腐敗していき悪臭を放ちます。
根管治療で残せる可能性もありますが、根管治療専門医でなけれ
ばほとんどの
歯科医院では抜歯になる可能性が非常に高いです。
4 嫌な銀歯を回避する方法とは
結論から言うと、嫌な銀歯を回避する方法は、
まずC2まで虫歯を進行させないことが1番大切です。
なぜなら、CoやC1などの状態であれば、銀歯を入れる事はありません。
歯科治療に長い通院期間や、多い治療回数、また多額の費用もかかる事はありません。
しかし、C2からの虫歯は、たくさん歯を削ることになります。
詰めたり被せたりして、歯を復元していく為に
通常の保険診療では、銀歯を入れていかなければなりません。
当院の患者様からはよく、『知らない間に銀歯になっていた』『口を開けると黒く見える銀歯は嫌だ』と言う声をよく聞きます。
銀歯を入れなければならない状態の虫歯になってしまった場合は、
まず、「しっかり説明を聞き、白い物で治療ができるか確認」しましょう。
保険適用でない物も多いので、費用もきちんと確認することが大切です。
また、白い詰め物、
被せ物には種類があります。その特性もきちんと確認することが大切です。
白い詰め物・被せ物の種類
1 セラミック (オールセラミック・ジルコニアセラミック・
ハイブリットセラミック)など
2 レジン充填
3 硬質レジン前装冠
4 CAD/CAM冠
5 抜歯を回避する方法とは
30代は、「虫歯での抜歯を回避」していかなければなりません。
なぜなら、まだまだ30代は働き盛りです。あと50年以上も使う必要のある大切な歯だからです。
1本でも歯を失えば、お口の中のバランスは急に崩れて初めてしまいます。
そして、抜歯後の治療がとても大変になっていくからです。
では、その抜歯を回避する方法とは
「C4まで虫歯を放置しないこと」が1番重要になってきます。
放置すればするほど、歯を残していける可能性が低くなってしまいます。
しかし、C4まで進行した場合は通常の歯科医院では、抜歯と診断されることが多いのです。
決して間違いではない診断ですが、抜いてしまった歯は二度と戻って来る事はありません。
「抜歯を回避する方法」とすれば、根管治療の専門医に相談することで歯を残していくことが
可能になる場合があります。
当院、アスヒカル歯科では根管治療の専門医が
「他院で抜歯と宣告された歯」を、なるべく残すという治療を多く行っています。
まず、抜歯をする前に、「本当に歯を残すことができないか」を根管治療専門医にご相談ください。
https://asuhikaru-shika.com/knowledge
6 30代虫歯の症例
奥の歯は虫歯だらけです。
コメント
育児で忙しく、お子様も預けるところがなかったという30代女性のお口の中です。虫歯があることは認識していたものの、出産前から放置していました。見えない奥の歯はほとんどの歯が虫歯になっています。現在、治療中です。
7 30代虫歯、現役衛生士が実践する正しいケア
当院の歯科衛生士に「30代虫歯における正しいケアの方法」を聞いてみました。
30代の方は毎日ハードに過ごしている方が多く、
糖分の多いエナジードリンクを飲む方が多くいらっしゃいます。
また、お酒を飲む機会も増えてきたりしています。
など、虫歯リスクが高くなっていることが多く見られます。
そこで、リスクを下げる正しいケア方法には、
「虫歯の原因となるプラークをしっかり除去していくことが大切です。
しかし、なかなか自分でプラークをゼロにするハミガキは、私たちプロでも難しいのです。
・自分にあったハブラシ
・歯磨き粉
・フロスや歯間ブラシが必要な場所の把握、
・ハブラシのタイミング
・食生活相談を受けてみる
など、自分にぴったりと合ったオーダーメイドケアが必要になってきます。
オーダーメイドケアの方法を知るためには、「知識と技術のある歯科衛生士に指導」
を受けることが大切です。
そして、プロのメンテナスを受け歯に汚れが付きにくい状態にすることが大切です。
これらの中での、最も重要なポイントは、寝る前の丁寧なハミガキです。
睡眠時は、唾液の分泌量が減るので虫歯菌が増殖します。
その前に、歯垢や原因菌を減らしておくことが大切なのです。
8 30代虫歯でお悩みの方に最適なアスヒカル歯科
アスヒカル歯科は、30代虫歯でお悩みの方に最適です。
なぜなら、根管治療の専門医が歯を残す治療に力を入れているため、抜歯と宣告された歯も治療していくことができる可能性があります。
加えて、知識と技術のある歯科衛生士が、あなただけのオーダーメイドのケア方法をあお伝えしていくことができます。
したがって、30代リスク多い虫歯を回避していくことができる歯科医院に
アスヒカル歯科をオススメ出来ます。
是非、
・30代虫歯でお悩みの方
・30代、症状がなくてもしばらく歯科に行ってないな・・・
まとめ
- 30代は虫歯のリスクが上がる年代箇条書きと文章のどちらでも利用可能です。
- 現役衛生士が実践する正しいケアで30代虫歯を予防する
- 30代虫歯でお悩みの方に最適なアスヒカル歯科
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