お子様の歯並びについて心配されていませんか?
子供の矯正治療について
・それが必要なのかどうか
・いつ始めれば良いか
などわからないことばかりですよね。
実は子供の矯正治療の開始時期は『発育』によってアプローチが変わります。
今回のこの記事では、『子供の矯正治療について知りたいあれこれ』を徹底解説していきます!
ぜひ最後まで読んでください。
1 初めての診察はいつ頃が良いのか
初めての診察は、結論からいうと気になったその時です。
『気になるな・・・』『心配だな・・・』不安になったその時にぜひ診察を受けてください。
気にするポイント!
・受け口
・出っ歯
・ガタガタ
気になることがなければ、大人の前歯上下4本ずつと6歳臼歯が生えてきた頃には
一度、矯正専門医に診察してもらうことをおオススメします。
実は、当院の矯正治療を受けている子供さんは、生まれる前から当院に通われていました。
というのも、お母さんが結婚、妊娠、出産前からメンテナンスに通われており、産前、産後からお子様についてお口の相談をさせていただいていました。
よって初めての受診のタイミングを逃す事なく
矯正治療をスタートさせる事ができているのですね・・・・
また、ご本人やご両親が問題に気がついていないこともあります。
日頃から歯科医院での定期的な検診やフッ素塗布に通い
『歯並びに問題がないのか』をチェックしておくと、矯正をスタートするベストなタイミングを逃さずに済みます。
2 子供の矯正治療を始める時
子供の矯正治療を始める時期は、成長段階と症状によって最適な時期があります。
段階に分けて治療することもあります。
正しい診断のもと矯正治療を始めていく時期を決めていきます。
こどもの矯正歯科治療は2段階に分かれています。
1期治療
5、6歳頃~10、11歳頃の混合歯列期(乳歯と永久歯が生えている時期)に行う治療のことです。
比較的簡単な装置(取り外しのできる拡大装置)を使用し、本格的な矯正歯科治療(2期治療)に入る前の準備的な矯正歯科治療とも言えます。
2期治療
11、12歳前後以降で永久歯が生えそろってから行う治療のことです。マルチブラケット装置(全体的なワイヤーの矯正装置)やインビザラインファースト(マウスピース矯正装置)を用いて永久歯の歯ならびやかみ合わせをしっかりと作り上げる本格的な矯正歯科治療です。
コラム
乳歯列期からできる治療
乳歯のときに反対咬合(受け口)、交差咬合(下顎側方偏位)や開咬(前歯が噛み合ない)といった不正咬合がある場合、すぐに矯正治療にて改善することをお勧めします。
これらは、特に注意が必要で、正常な顎の発育を妨げますので、永久歯が萌出する前に一度、矯正専門医に診察を受けましょう。
交差咬合 ムーシールド
3 1期治療のメリット
成長期の1期治療で上下の顎のバランスを整えておくことができます。
2期治療での抜歯が必要なくなったり、矯正が簡単になったり、将来的な外科矯正のリスクが少なくなったりするなど、たくさんのメリットがあります。
なぜならば、歯並び噛み合わせの問題が起こる原因の一つに、上顎の成長が関係しています。
上顎の成長は、下顎よりも先に終わります。
10歳の時点で上顎のほとんど成長が完了しています。しかし下顎はまだ50%と成長の最中にあり、20歳近くまで成長を続けます。要するに、同じ顎でも上と下とでは、成長の時期が大きく違います。矯正歯科治療は、こうした成長時期の違いを治療に活かしているのです。
例えば、下顎前突(受け口)は上顎の成長が抑えられていることが原因でもあります。
ですから顎の成長期である10歳以前に、反対になった上下の咬み合わせを正常にしたうえで、
上顎を成長させる事が大切になります。
4 2期治療のメリッ
1期治療を行わなかったお子様は、2期治療から開始することになります。
2期治療のメリットとしては、基本的には、大人の矯正治療とほぼ同じですが
まだ下顎の骨の成長が期待できることが大きなメリットです。
早い治療に越したことはないので、矯正専門医の診察を受けることをオススメします。
当医院は子供のマウスピース矯正、インビザラインファーストも行なっております
5 費用
当院の例と致しましては
6 まとめ
上あごは10歳くらいでほぼ成長が終わるといわれており、それまでに矯正にて成長の機会を与えることが大切です。
下あごは思春期あるいはそれ以降の20歳くらいまで成長することがあります。
ですので、上顎、下顎の調和を成長完了まで観察することが大切です。
子ども時代からの矯正歯科治療は、顎の成長が利用でき、永久歯の異常にも早期に気づくことができます。
大切なお子様の将来。
早く気がついてあげる事が親としての責任ですよね。
ぜひアスヒカル歯科へご相談ください。
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