治療を受けたのに治療後に歯茎が腫れたことはありませんか?
治療は受けたし、様子を見ていたら自然と治るかな?と思ったりしませんか?
治療が成功していれば、治療期間中に腫れることはあっても、根管治療終了後に腫れることは決してありません。
治療が終了した直後でもしばらく経ってからでも腫れることはありません。
根管治療後に歯茎が腫れる原因は「細菌」で、様々な理由で再び歯の根っこの中で感染が起こった結果なのです。
自分の場合はどうしたいいのか、また痛みが出た時はどうしたらいいのか知りたいですよね?
この記事では
目次
1 根管治療後に腫れる理由
根管治療後に腫れる原因は「細菌」です。
根管治療を受けた歯でも歯の中に細菌が残っていると細菌は歯の中で増え続けやがて歯の根っこの先に行き、炎症を起こします。
また、治療中でもわずかに歯の根っこの中の細菌が根っこの先に押し出されるとその刺激により炎症が起こります。
それらの結果として歯茎が腫れます。
2 時期による腫れの違い
「根管治療期間中」か「根管治療終了後」なのかが重要になります!
「根管治療期間中」と「根管治療終了後」で腫れる理由が異なるからです。
根管治療期間中に腫れることは問題ありません。
根っこの中の細菌を取り除く時に腫れることがあります。
それは「フレアーアップ」といって根っこの中にいる細菌がわずかですが根っこの先の組織に押し出されたことで一時的に腫れることです。
発生率は論文によって差がありますが、約10%程度とも言われています。
根管治療終了してから腫れた場合は再根管治療が必要になります。
治療終了直後でも時間が経ってからでも自然に腫れが治ることはありません。
必ず再治療が必要です!
腫れる原因は「細菌」です。
根管治療終了後に腫れるのは歯の中で再び細菌感染が起こっているからです。
その原因は
・歯の中に細菌が残っていた
・歯に異常(割れたり、穴が空いている)があり、細菌が常に歯の中に入り込める状態になっている
の2つが考えられます。
それぞれみていきます。
通常の根管治療では細菌が完全には取り除けず、根っこの中に細菌が残ったまま終了してしまいます。
それは歯の根っこは目でみて治療することはできず、また根っこはとても複雑な形をしているからです。
歯の根っこの中をキレイにしても、歯は割れていたり穴が空いていると常に細菌が歯の中に入り込める状態となります。
3 自然には治らない!根管治療終了後の腫れには治療が必要!
1章で説明したように根管治療終了後に腫れる原因は細菌感染で根管治療が必要です。
自然に治ることは決してありません。
歯の中に細菌が入り感染が起こると、細菌は自然に消えることはなく逆にどんどん増えていきます。
細菌が歯の中にいる限り腫れが治ることは決してありません。
4 腫れて痛みがあるときに取るべき対応
4-1 今すぐ歯医者に行く
痛みが出た時はすぐに歯医者に行きましょう。
治療期間中であっても時間を作りすぐ歯医者にいってください。
腫れと痛みの原因を検査し、対応してもらうのが1番確実に痛みを無くすことができます。
根管治療が終了した後も同じです。
1,2章で説明したように必ず治療が必要です。
根っこの中をキレイにすることで徐々に痛みと腫れはひいていきます。
4-2 鎮痛剤を飲む(歯医者に行くまで)
腫れて痛い時は歯医者に行くのが1番ですが、時間がなかったり、深夜などすぐ歯医者にいけない場合は、鎮痛剤を飲みましょう。
鎮痛剤はドラッグストアなどで購入できます。
5 再び腫れないために歯専門医による治療を受ける!
5-1 専門医による治療を受けなければならない理由
根管治療終了後に腫れると根管治療が必要と説明してきましたが、根管治療は難易度が高い治療なので専門医による治療を受けることをお勧めします。
根管治療は目では見えない歯の根っこの中を扱う治療で、根っこの形は複雑であり人それぞれ個人差もあります。
その複雑な根っこの中で細菌を除去、キレイにし隙間なくお薬を詰めるには高度な技術が必要になります。
高い精度の根管治療を受けるために、根管治療専門医に治療してもらうことをお勧めします。
十分な知識と世界レベルの技術を持つ根管治療専門の歯科医師、レントゲンだけだは把握できない歯の根っこの形態を調べるために使うCBCT、拡大して歯の根っこの中を見ることができるマイクロスコープなどが揃っていることで精度の高い根管治療を行うことができます。
5-2 アスヒカル歯科は根管治療にこだわって日々治療しています!
アスヒカル歯科では根管治療に特に力を入れて日々治療を行なっています。
根管治療が必要になった歯を「痛みなく、しっかり噛めるようにする」ことをゴールに治療をしています。
歯を残すことは口腔内だけではなく全身の健康に繋がります。
なので、みなさんの健康を考えアスヒカル歯科では精度の高い根管治療を行っております。
アスヒカル歯科にはアメリカの根管治療の学会(AAE)での認定資格をもち、またトロント大学の認定資格を持つ世界基準の知識と技術を持つ根管治療専門医による根管治療をしております。
CBCTは3方向から歯を把握することができ、複雑な根っこの形を把握することができます。
上の写真のように、レントゲン写真では根っこに黒い影(病変)は確認できませんが、CBCTでは根っこの先に黒い影(病変)を確認することができます。
以上のようにアスヒカル歯科では世界基準の技術を持つ歯科医師が在籍し、根管治療に必要な設備が整っており、日々精度の高い根管治療を行っております。
6 まとめ
治療期間中なら鎮痛剤を飲んで様子をみる
根管治療終了後なら今すぐ歯医者に行く(すぐ歯医者に行けない時は鎮痛剤を飲む)
根感治療は難易度が高い治療なので専門医による治療を受けることをお勧めします。
十分な知識と世界レベルの技術を持つ根管治療専門の歯科医師、レントゲンだけだは把握できない歯の根っこの形態を調べるために使うCBCT、拡大して歯の根っこの中を見ることができるマイクロスコープなどが揃っていることで精度の高い根管治療を行うことができます。
世界レベルの知識と技術をもち、精度の高い根管治療を提供しています。
根管治療について、相談したいと思われた方は是非お問い合わせしてみてください。
アスヒカル歯科根管治療専門サイト :https://osaka-endodontic.or.jp
以上が根管治療後に腫れる理由、治療法、痛みがある時の対応などについての説明になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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