ずっとやってみたかった!オフィスホワイトニングをした症例
2024.02.22
ホワイトニングをする事になったきっかけ
当院にメインテナンスで長く通院して下さっている30代の女性の患者様ですが、『実は、ホワイトニングが気になる』とご相談がありました。
ちょうどご相談いただいた時期はホームホワイトニングのキャンペーン中でしたので、お得に施術して頂けるホームホワイトニングをおススメさせていただきました。
しかし、ご自身でマウスピースを付けたり管理をしたりできる自信がないとの事で、オフィスホワイトニングを選択されました。
ホワイトニングの種類
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングは、歯を白くするための方法ですが、それぞれに特徴があります。
オフィスホワイトニング
場所 |
歯科医院 |
方法 |
歯科医師や歯科衛生士が専門の薬剤と照射機を使用して歯を白くする施術を行う |
時間 |
30分〜90分程度 |
効果 |
即効性があり、1回の治療で白さが得られることが多い |
コスト |
ホームホワイトニングに比べて高額 |
適用 |
重度の変色や広範囲の変色がある場合に適している |
後戻り |
しやすい |
ホームホワイトニング
場所 |
自宅 |
方法 |
歯科医院でカスタムメイドのマウスピースを作成し、薬剤をマウスピースに入れてマウスピースを装着する |
時間 |
数週間にわたり毎日数時間使用する必要がある |
効果 |
徐々に歯が白くなりますが、オフィスホワイトニングほど即効性はない |
コスト |
オフィスホワイトニングよりも低コスト |
適用 |
軽度から中程度の変色がある場合や、タッチアップが目的の場合に適している |
後戻り |
しにくい |
比較のポイント
時間と手間 |
オフィスホワイトニングは時間がかからず、すぐに結果が得られますが、ホームホワイトニングは時間と継続的な努力が必要です。 |
コスト |
オフィスホワイトニングは高額ですが、その分、速やかに効果が得られることが多いです。 ホームホワイトニングは手頃な価格で、自分のペースで行えます。 |
効果の持続性 |
どちらの方法も適切なケアを続けることで効果を長持ちさせることができますが、個人のライフスタイルや食習慣によって変色のリスクは変わります。 |
最終的には、予算やいつまでに白くしたいかなど、目指す結果によって、どちらの方法が最適かが決まります。
歯医者さんと相談して、自分に合ったホワイトニング方法を選ぶことが重要です。
臨床例
ホワイトニングの経緯
1.歯面清掃
2.歯の色の確認
3.開口器の装着
4.歯肉保護材塗布
5.ホワイトニング剤塗布
6.光を照射
7.ホワイトニング材の除去
これらの工程を3回行いました。
ホワイトニング前後の口腔内写真
A7だった歯の色が、A4まで3トーンアップして大変喜んでいただけました。
定期的にタッチアップを行う事で、キレイな白さをキープ出来ます。
症例の詳細
年齢 |
38歳 |
主訴 |
ホワイトニングをずっとしてみたかった |
治療内容 |
オフィスホワイトニング(3回) |
費用(施術当時の価格) |
46,200円 |
期間 |
1ヶ月 |
リスク・副作用 |
ホワイトニングをすることで一時的に知覚過敏の症状が出るリスクがあります。 |
監修
監修者
医療法人 湧光会アスヒカル歯科 院長 加藤 真悟 AAE(アメリカ歯内療法学会) 認定スペシャリスト
ITIインプラントスペシャリスト
i6 ファウンダー
他、所属学会、認定資格多数 根管治療やインプラント治療に精通しており、学術団体のスペシャリストに認定されている。現在ではセミナー講師として若手歯科医師の育成にも尽力している。常に知識と技術を磨き、患者様の求める治療の最大限を出し切ることを目標としている。 詳しいプロフィールはこちら