糖と脂肪についてPart3【大阪市都島区内の歯医者|アスヒカル歯科】
2020.03.09
アスヒカル歯科医院から歯科関連で役に立つ情報を定期的に皆様に提供させて頂いております。
今回も糖と脂肪ついてお話していきます。
前回はサルコペニア(加齢で起きる筋肉量と筋力の低下のこと)のお話をさせて頂いたのでまずはサルコペニア度チェックからお伝えしていきます。
ご自身でも簡単にサルコペニアのリスクが高いのか低いのかのチェックができるんです!
まずはチェック1。
①椅子に座り、手を使わずに片足で立ち上がれますか?
②片足立ちで靴下がはけますか?
③片足立ちで60秒間キープできますか?
ひとつでも出来なければサルコペニアの可能性があるんです!
チェック2。
親指と人差し指で「指わっか」をつくり、ふくらはぎのいちばん太いところにあてて下さい。
①指わっかが余って隙間ができる
②指わっかと丁度ぴったり
③ふくらはぎが太くて指わっかが閉じない
実は①に近ければ近いほどサルコペニアの危険度が上がります。
みなさんどうでしたか?
サルコペニアの中でも深刻なのが「サルコペニア肥満」と呼ばれる状態です。
よく噛めないために柔らかい食事を好み、糖質偏重の高カロリー低栄養食が続くと、肥満して血糖値と体脂肪率が上がり、糖尿病や動脈硬化の発症(重症化)のリスクも上昇します。
その上タンパク質と野菜の摂取不足によって筋肉が痩せて体力が落ちてしまうと、持病の悪化と体力の低下というダブルパンチに…!
そうなった場合は早急に食事の改善が必要になってきます。
この流れで少しダイエットについてもお話していきますね。
ダイエットといえば男性の方もそうですが特に女性の方はいくつになっても気になりますよね!
ダイエットといえば「体重を減らすこと」と思いがちですが実はそうではないんです。
体重には大きく分けて2種類あります。
①体脂肪量と②除脂肪量(筋肉、骨、内臓)
ダイエットで1番大事なのは体脂肪量を減らすこと。
体重は減ったけど、減ったのは脂肪ではなく筋肉や骨だった!というのでは困るのです。
食事制限で真っ先に減るのは脂肪ではなく、筋肉と水。
栄養バランスを考えずに低栄養のまま食事制限をすると、大切な骨や筋肉ばかりが減ってしまい体力が落ちたり、骨折しやすくなりかねません。
ダイエットをするなら、過剰なカロリーだけを抑えてあとは筋肉が痩せてしまわないように良質のタンパク質や骨の維持に必須のビタミン・ミネラルをしっかり摂るべきです!
あともうひとつ大切なのは適度な運動。
筋肉が増えて基礎代謝量が上がれば、自然とカロリーが燃焼され摂取と消費の良い循環が生まれます。
バランスの良い栄養摂取と運動がダイエットの秘訣です!!
歯を失ってよく噛めなくなってしまった方は歯科治療で噛む機能を改善してバランスよく栄養をとり、適度な運動をこころがけてお口の健康とからだの健康どちらとも守っていきましょう!!
もちろんまだ奥歯を失ってない、歯がある方も今後なくなる可能性もゼロではないので是非これを機に歯科に受診してみてはいかがでしょうか?
当院の待合室には、歯科関連の情報誌としてnicoを置いておりますので、待ち時間の合間に是非ご覧頂ければと思います。
何かご不明な点があればお気軽にスタッフまでご質問下さい。