抜歯前後に大切なこと!PART2【大阪市都島区内の歯医者|アスヒカル歯科】
2019.08.12
アスヒカル歯科医院から歯科関連で役に立つ情報を定期的に皆様に提供させて頂いております。
今回も抜歯前に大切なことについてお話していきます。
前回は抜歯する目的や治るまでの経緯などをご紹介してきましたが、今回は抜歯の前・後に気を付けて頂きたいことについてお話していきます!
では早速、意外と知らないかも??
抜歯をするにあたって・・・大切な注意事項がいくつかあるのでまとめてみました。
抜歯前のチェックポイント!
★血液サラサラのお薬、飲んでいませんか?
狭心症や脳梗塞などの治療で血液サラサラのお薬を飲んでいる方は血が止まりにくいので事前に必ず申告をお願いします!
止血パックを使って縫合するなど、ガイドラインに沿った方法でよりしっかり止血を行います。
また、自己判断でお薬の服用を休んでしまうのはとても危険ですので、くれぐれも服用を止めないようにお願いします!
★骨粗しょう症のお薬、飲んでいませんか?
中高年の女性に多い骨粗しょう症。
このお薬は抜歯した時にあごの骨が壊死する副作用がごくまれに出ます。
一度生じてしまうと痛くて辛く、治すのも困難なので服用している方は事前に申告をお願いします。場合によっては休薬をお願いすることもあります・・
壊死を防ぐために一番大切なのはお口の清潔だと言われています。
★発熱や二日酔いはダメです!
『抜歯ごとき』とつい考えがちですが、実際には骨がむき出しになる小外科です。
見えない場所だから気にならないだけで、もし指先の骨が見えたら大騒ぎですよね!特に親知らずの抜歯では骨を削る必要もあり、体調は傷の回復にとても大事です。体の調子を整えてのぞみましょう。
★予約日の取り方にご注意を!
抜歯後の腫れや痛みが心配な方・・次の日が休診日で歯科医院と連絡が取れなかったら不安ですよね。
そんな方は抜歯の予約を休診日の前日は避けて、出来れば週の頭の午前中に入れるのがおすすめです。
また、女性の方は生理の日は出血しやすい傾向があるので避けた方がいいかもしれません。
★歯科の薬は忘れずに飲んでください!
炎症がある場合、抜歯後の痛みや出血を少なくできるため、炎症が引いてから行うのがベストです。
実際は炎症の原因除去を目的に抜く場合が多いので、理想通りにいかないこともありますが、事前に歯科から処方されている抗炎症剤などの薬がある時は忘れずに飲んで、出来るだけ抜歯前に炎症を抑えましょう。
患者様のお口と体を守るためなので、ぜひご協力をお願いしますね。
そして、抜歯のあとに気を付けてほしい事をお伝えします。
・鎮痛薬は痛くなる前に
痛みが強くなると、痛み止めは効きにくいもの・・・
『痛くなりそうかな』と思ったら、我慢せずに早めに痛み止めをを飲みましょう。
・ブクブク強いうがいはダメです
傷口を守る血餅をうがいや舌で触って失うと、骨が露出してひどい痛みの原因に・・・口をすすぎたいときは、そっとすすいでくださいね。
・運動、入浴、飲酒はお休みです
血行が良くなると当然ながら出血しやすくなります。
運動や飲酒は2~3日我慢し、長風呂はしないようシャワーにしましょう。
・冷やしすぎは禁物です
氷やアイスパックで冷やしすぎると、血行が悪くなって傷の治りを妨げてしまいます・・・
頬にあてるのは水を軽く絞ったタオル程度にしておきましょう。
・当日の歯みがきは気を付けて
抜歯したところを避けて歯みがきをしてください。
アスヒカル歯科では抜歯後に抗生物質・整腸薬・痛み止めとともに、お口の中を清潔に保つうがい薬ややわらかい歯ブラシの処方をしています。
歯みがきのあとに、コップに10滴程度うがい薬を垂らし、軽くすすぐようにうがいをしてくださいね。
2回にわたって抜歯についてお話してきましたが、症例によって対処法もさまざまです。抜歯についてなにか分からないことがある、不安なことがある・・
そんなときは遠慮なさらずに当院スタッフまでお聞きください!
アスヒカル歯科では、患者様の不安をしっかり取り除いて、ベストな状態でベストな治療を進めていけるように、全力で患者様に寄り添います。
当院の待合室には、歯科関連の情報誌としてnicoを置いておりますので、待ち時間の合間に是非ご覧頂ければと思います。
何かご不明な点があればお気軽にスタッフまでご質問下さい。