マイクロスコープの世界【大阪市都島区内の歯医者|アスヒカル歯科】
2019.04.15
アスヒカル歯科医院から歯科関連で役に立つ情報を定期的に皆様に提供させて頂いております。
今回は歯科治療で使用するマイクロスコープについて説明していきます。
みなさん、マイクロスコープをご存知でしょうか??
歯科用の治療用顕微鏡のことです。
歯の根の治療など精密治療に用いられるものです。
いったいどんな装置なのでしょうか。
今回はマイクロスコープについて詳しくご紹介しましょう。
アスヒカル歯科では、毎日マイクロスコープ治療が行われています。
最近では導入する歯科医院もどんどん増えてきています。
マイクロスコープは手術する場所を顕微鏡のように拡大観察できる装置で
耳鼻科、眼科、心臓外科、脳神経外科、産婦人科などの医療分野では以前から
広く使われてきました。
マイクロスコープは治療を行う部位を肉眼の数倍〜数十倍に拡大して観察できます。そのため非常に細かい仕事である、歯の根の治療を始めとした精密治療に
導入する歯科医院が徐々に増えてきているんですね。
歯科用マイクロスコープは学校の理科の授業で使ったような『顕微鏡』らしい
見た目ではなく双眼鏡と顕微鏡が合体したような装置です。
接眼レンズと対物レンズから成る『鏡体』とそれを吊り下げる『アーム』
そして機器全体を支える『スタンド』から構成されています。
『スタンド』ではなく壁や天井に埋め込んで固定されている医院もありますが
アスヒカルのマイクロスコープは『スタンド』式です。
倍率は20倍まで拡大することができ内臓のカメラで映像をモニターに映すこともできます。
歯の根の治療や被せ物などの修復治療、インプラントなどの補綴治療・審美治療の分野でよく利用されるマイクロスコープは 歯の表面の質感や歯の根の内部、微小なヒビも一目瞭然であり大きく見えるということは、それだけ細かい仕事が可能になるということです。
特に歯の根の治療では1mm以下の非常に細かい根菅を発見しその内部を掃除するのに拡大して見られるマイクロスコープは大変役立ちます。
歯の根の内部(根管)奥深くに細菌が入り込んで歯の神経が膿んでしまった場合歯を救う為に(根管)の中を掃除して細菌を除去します。
細く狭い根管の入り口を探す時にもマイクロスコープが役立ちます。
今までの肉眼では確認できない治療ができるのです。
何度も繰り返す根の治療の場合は、見つかっていない根があるかもしれませんね。
モニターに映すことが出来ると先ほども説明しましたが、アスヒカル歯科では その画像を患者さま皆さまにご覧いただき説明もしておりますので とても喜ばれています。 ご自分の歯のどこに問題があるのか、歯科医院がどのような治療を行っているのかが一目瞭然になります。実際、患者さまからの驚きの声を聞くこともよくあります。
拡大して観察できることで更に精密な治療が可能になるだけでなく、患者さまご自身のお口の中の現状を理解していただけるマイクロスコープ。
ぜひアスヒカル歯科にてご相談ください。
当院の待合室には、歯科関連の情報誌としてnicoを置いておりますので、待ち時間の合間に是非ご覧頂ければと思います。
何かご不明な点があればお気軽にスタッフまでご質問下さい。