西日本歯内療法学会【大阪市都島区内の歯医者|アスヒカル歯科】
2017.09.14
みなさんこんにちは、歯科医師の堀です。
朝晩はだいぶ涼しくなり、一晩中エアコンをつけることもなくなり、いよいよ秋らしく
なってきているのを実感するようになってきました。
さて先日、大阪歯科大学で行われた西日本歯内療法学会に参加してきました。
なかなか聞きなれない言葉だとは思いますが、『歯内療法学』とは読んで字のごとく
歯の内側に関する治療の学問のことで、具体的には歯の根っこの中にある神経を取って行く
治療のことを言います。
今回参加した1番の目的は、シンポジウムで行われた著名な先生方の特別講演を聞きに行く
ことでした。今回の内容は『除去のすべて』というテーマで、歯の根っこを行う上でまず
はじめに行うかぶせ物・土台・根の中につめたお薬をどのようにしたら確実に除去できるか、
その手技だけでなく診査・診断にいたるまでの内容を、日々の診療に直接役に立つ形で講演
されていました。
今回の講演を聞いていて感じたことは、著名な先生方であるからといって突拍子もないことを
しているとか魔法の薬を使っているとか、何か特別な診療を行なっている訳ではないという
ことでした。むしろ科学的根拠に基づいた基礎・基本を大事にし、より高いレベルで丁寧な
診療を行うことが何より大切であるということでした。
ついつい最新ばかりを求めて基礎を疎かにしてしまいがちですが、基礎・基本を大切にしながら