入れ歯の人が減っている?【大阪市都島区内の歯医者|アスヒカル歯科】
2017.08.14
こんにちは、歯科医師の堀です。
今年の6月、2016年に行われた『歯科疾患実態調査』の結果が公表されました。
聞きなれない方も多いとは思いますが、厚生労働省が行うこの『歯科疾患実態調査』は、
わが国の歯科保健の状況を把握し、今後の歯科保健医療対策を推進するための基礎資料を
得ることを目的としています。
この中で注目されているのは『8020』達成者の割合が2人に1人以上と半数を超え、
過去最高となったことです。
『8020』とは80歳以上で20以上の歯が残っている人のことで、20本以上歯があると
食生活にほぼ満足することができるとされ、『8020』を達成することで生涯自分の歯で
食べる楽しみを味わえるようにと、日本歯科医師会が始めた運動を言います。
この『8020』達成者が増加した理由として、歯を残すための歯科医療技術の発展や
予防意識の浸透・向上などが考えられています。
悪くなったところを治療するのはもちろんですが、これ以上悪くならないようにする
ことが歯を残すためには重要で、当院でも予防歯科を念頭にした治療を行なっております。
失って初めてその大切さに気づく…では遅いのです。
アスヒカル歯科ではこれからも患者様の笑顔のために、より良い医療を提供できるよう
日々努力を重ねていきたいと思います。