仮歯の大事な役割【大阪市都島区内の歯医者|アスヒカル歯科】
2019.12.16
アスヒカル歯科医院から歯科関連で役に立つ情報を定期的に皆様に提供させて頂いております。
今回は仮歯の役割についてお話していきます。
仮歯は歯の汚染を防ぎます!
仮歯をつけずに放っておくと、そこに細菌の塊がくっつき被せ物をかぶせる土台の歯を汚染してしまいます。仮歯は削って治療した歯の細菌感染や知覚過敏を防いでくれています!!仮歯は良質な治療を支えています!
患者様にとっての仮歯とは、口元の印象があまり変わらないとか、食事がラクで、息もれせず話しやすいなどの意味合いが大きいでしょうが、実は質の良いスムーズな治療にとって、とても重要なアイテムとなっています!歯が動かないよう固定します!
歯は放っておくとスペースが空いた場所へとどんどん動きます。もしも歯が動いて、出来上がった被せ物が入らなくなったら大変です!!そこで、仮歯を入れて歯を固定します。患者様のお口のなかでさまざまな仕事をしている仮歯。せっかくの治療を台無しにしないために、仮歯の扱い方を7つお教え致しますね!
まずフロスや爪楊枝は使わないこと!
糸が引っかかると仮歯が取れてしまうのでフロスはお休みしときましょうねお掃除は丁寧にすること!
仮歯は、本物の仮歯ほどピタリとは調整されません。歯ぐきとの境目の小さな段差に汚れがすごく溜まりやすいので、歯磨きは丁寧にお願いしますね。くっつくものはしばらく我慢です!
仮歯はきめの粗いプラスチック製。
グミやガム、キャラメル、お餅や白玉粉や餅粉が含まれた和菓子がくっつきやすいです。仮歯が外れる原因になるので食べるのは控えるようにしてください。仮歯で強く噛まないでください!
被せ物をつくるための型どりをしたあとの仮歯はとくに重要です。取れたり割れたりしないように硬いものは避け、仮歯でしごいたりしないように気をつけて食べてくださいね。仮歯で治療中断はトラブルのもとです!
白い仮歯が入って「しばらくこれでいいや」と予約のキャンセルをするのはやめましょう。仮歯は軟らかいプラスチック製。汚れたり、削れたり、外れたりするので、長期の使用は虫歯の再発や歯の移動の原因に。予定外の長期使用はお控えくださいね。取れた仮歯は必ず捨てないでください!
取れたり割れたりした仮歯は、くっつければ使えることもあります。ですが捨ててしまうとせっかく患者様に合わせて作った仮歯なので捨てずに受診時にお持ちくださいね!仮歯が取れたらすぐに連絡をしてください!
仮歯が取れて1週間もたつと、歯が動いて被せ物がら入りにくくなります。とくに被せ物をつくるため型どりしたあとの仮歯は超重要。取れたらすぐ歯科医院にご連絡ください!当院でもお受けしておりますので気軽にお申し付けくださいね!
至急に対応させて頂きます!当院の待合室には、歯科関連の情報誌としてnicoを置いておりますので、待ち時間の合間に是非ご覧頂ければと思います。
何かご不明な点があればお気軽にスタッフまでご質問下さい。