唾液について【大阪市都島区の歯医者 アスヒカル歯科】
2018.01.23
皆さんこんにちは、歯科衛生士の谷澤です。
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
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まだまだ寒い日が続きますが皆さん、風邪ひかないよう体調管理に
気をつけて下さいね。私の周りではインフルエンザが流行っています
しっかりうがい、手洗いしましょう!
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今日は唾液の作用について考えていきます。
唾液には色々な役割があります。
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・抗菌、殺菌作用
細菌やウィルスからお口の中を守ります
・洗浄作用
口腔内に入った余計な異物等をキャッチし洗い流します
・潤滑作用
口腔内を潤し、咀嚼や嚥下、発音を円滑にします
・粘膜保護作用
潤滑作用同様に口腔内を潤し、食事や歯から粘膜を保護します
・消化作用
消化酵素であるアミラーゼの働きで消化を助けます
・再石灰化作用
カルシウムやミネラルが溶けだした歯の修復を促します
・緩衝作用
酸やアルカリから口腔内を守り中性へと戻します
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以上の役割が唾液にはあります
そして唾液は1日に1,000〜1,500㎖も分泌されています
これは、500㎖のペットボトル2〜3本分も分泌されているのです
ただ高齢になるとだんだん唾液量が減少します
食べ物をまとめて飲み込みやすくする働きのある唾液が減ると、
食事がしづらくなります
唾液を出すための方法は、よく噛んで食べること、
それから唾液腺マッサージなどの方法があります。
デンタルガムを噛むのもいいです。フッ素が入ってるものだと、なお良いです
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最近では長生きは唾液で決まる!ともいわれています
唾液の量や質によってムシ歯になりやすかったり
歯周病になりやすかったりします
まずは、唾液の役割を知っていくことが大切となります