歯科衛生士ってどんな仕事?密着!歯科衛生士の1日【大阪市都島区内の歯医者|アスヒカル歯科】
2019.04.08
アスヒカル歯科医院から歯科関連で役に立つ情報を定期的に皆様に提供させて頂いております。
今回の話題は『衛生士』です。
歯科衛生士とはどんな仕事かご存知ですか?密着の前にまず歯科衛生士とはどう言うものなのかをまとめてみましたので、是非ご覧下さい。
・全国で約11万人の歯科衛生士が働いています。
全国の就業歯科衛生士数は、2014年末現在で11万6299人。就業先は歯科医院が約9割を占めています。歯科医院が約6万9000件である事を考えると、平均として1医院に1〜2人は働いていると言う計算になります。ちなみに「女性の仕事」と言うイメージの歯科衛生士ですが、男性の歯科衛生士も全国に40人ほどいています。
・国家資格を持つプロフェッショナルです。
「歯科衛生士」は歯科衛生士法に基づいた国家資格です。歯科医師と協働で患者さんの診療に当たります。歯科医師の診療補助をしたり、歯科医師の指示の元治療の一部を担当します。特に歯周病治療にか歯科衛生士の処置が欠かせません。歯科衛生士はお口を守るスペシャリストです。
・「認定歯科衛生士」って?
認定歯科衛生士とは特定の専門分野において、高度な知識・技能を有すると認められた歯科衛生士のこと。「歯周病」や「インプラント」など歯科の学会が分野ごとに認定制度を求めています。認定を受けるには厳しい審査と試験をクリアしなくてはなりません。当医院の歯科衛生士も顎咬合学会の認定歯科衛生士とインプラントの資格を取得しています。
・歯科衛生士になるには?
高等学校を卒業後、歯科衛生士養成機関(専門学校・短期大学など)で知識や技術を学び、卒業すると国家試験の受験資格が得られます。毎年3月初旬に実地される国家試験に合格すれば、歯科衛生士免許証が与えられます。
以上が歯科衛生士についての説明となります。ここからは仕事内容についてご説明致します。
歯科衛生士には3つの業務があります。
①歯科診療補助
歯科医師と協働で患者さんの診療にあたります。歯科医師の診療補助や歯科医師の指示のもと治療の一部を担当します。また歯科医師と患者さんとの橋渡し役として、円滑なコミュニケーションにも配慮します。
②歯科保健指導
虫歯や歯周病は生活習慣病です。患者さんのお口の状態に合わせた歯磨きの仕方を提案したり、食生活や生活習慣の改善を支援します。
③歯科予防処置
歯や口腔の病気を予防する為にはフッ素などの薬物の塗布や、プラーク(歯垢)や歯石の除去を行います。普段のセルフケアでは取りきれないお口の中の汚れを徹底的に除去するには、熟練した技術を要します。歯科衛生士はこうした予防処置のプロでもあります。
この3つが主に歯科衛生士の仕事内容となります。
では歯科衛生士の1日とはどのようなものなのでしょうか?
8時30分
朝の準備 掃除・カルテの確認・患者さんをお迎えする準備をします
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8時45分
朝礼、スタッフ全員で朝礼を行い、今日の1日の注意事項や患者さんの処置内容の確認を行います。またカンファレンスも当医院では行っており、カウンセリング予定の患者さんの症例検討も行なっています。
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9時30分
診療開始 9時半から診療開始。少し前から患者さんがお待ちになられます。
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10時00分
メンテナンスの患者様が来院
まずは問診から行い、お変わりがないか確認していきます。歯周病検査を行い、以前と変化がないか確認を行います。またセルフケアの確認も行なっていきます、最後に担当歯科医師によるチェックを行い、メンテナンス終了となります。
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しばらくメンテナンス患者様が続いて来院されます。診療が終わればその都度しっかり消毒を行い、器具の手入れも欠かしません。また歯周病治療も行なっています。
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13時00分
午前の診療が終了
午前中のみとなりますが、以上が歯科衛生士の勤務内容となります。
歯科衛生士という仕事の魅力はお口の健康を通して、患者さんの体全体の健康に貢献できることにあると思います。責任のあるハードなお仕事かもしれませんが、とてもやりがいのある素晴らしい仕事だと思っています。歯科衛生士の腕に患者さんの健康がかかっていると思うととても燃えますね!!
アスヒカル歯科にもスキルを磨いた歯科衛生士が常時勤務しています。仕事内容などご興味がある方は是非ご質問下さい!
当院の待合室には、歯科関連の情報誌としてnicoを置いておりますので、待ち時間の合間に是非ご覧頂ければと思います。
何かご不明な点があればお気軽にスタッフまでご質問下さい。