2017年10月5日に世界トップシェアのインプラントメーカー
（ストローマン社）のセミナー室にて、
みっちりと「インプラントの埋入」について実習を含めて
お話をしました。

しばしば週刊誌などでインプラント治療のトラブルなどが
掲載されます。その内容を見ると「自己流」でインプラント手術を
行っている医院や、「歯周病」が治っていないにも関わらず、
安易にインプラント治療を行っていることが多いように
見受けられます。

なぜでしょうか！？

そのような背景には、多くの歯科医師が歯科医師になった時代には
インプラントについての大学教育がほとんど存在せず、
メーカー主催のセミナーを少し受けた程度で手術を行っていたなど
があるんです。
ですので、インプラント手術をインプラントの経験が無い、
もしくは浅い歯科医師に対し
「自己流」ではなく「科学的根拠に基づいた」インプラント治療
を学んでいただく事が非常に大切です。

何事も、最初が肝心。

私の年代は、巷にあふれる多くの「自己流」インプラントのトラブルを解決していく
「Recovery Generation(やり直しを行う年代）」
だと感じています。
もちろん、先人の歯科医師達は多くのインプラントに関する知識・技術を遺して下さっています。
それらに、現代科学をしっかりと取り込み、より良いインプラント治療を行える若手歯科医師を育てていきたいと思います。