歯科治療において、患者さんが特に気にされるのが「痛み」や「治療中の不安」です。

これらは治療を受ける上での大きな壁となり、時には治療を後回しにしてしまう原因にもなります。

そんな患者さんの不安を少しでも取り除き、安心して治療を受けていただけるように、当院では歯科麻酔認定医が取り組んでいます。

 今回は、歯科麻酔認定医の役割とその資格について詳しくご紹介します。

歯科麻酔認定医とは？

歯科麻酔認定医とは、日本の歯科医師の中で、特に麻酔に関する専門的な知識と技術を持つと認定された歯科医師のことを往きます。ために非常に重要であり、特に外科的な処置や痛みを伴う治療に関しては欠かせない技術です。歯科麻酔認定医は、患者がリラックスして治療を受けられるようにするため、以下のような麻酔技術を置くことができます。

歯科麻酔認定医は、歯科治療における麻酔の専門家です。日本歯科麻酔学会によって認定されており、その資格を取得するためには厳しい基準をクリアする必要があります。

◆麻酔科指導医の指導以降、全身麻酔200症例以上

この中には、100症例以上の歯科領域の全身麻酔経験が必要です。これにより、歯科麻酔特有の技術と対応力が磨かれます。

◆静脈内鎮静法50症例以上の経験

歯科麻酔指導医の監督のもと、静脈内鎮静法の技術をしっかりと習得します。この技術は、リラックスしながら治療を受けるための大きな助けになります。

◆多様な手術の全身麻酔経験

唇顎口蓋裂手術、顎切除、頸部郭清術、障害者の歯科治療など、幅広い症例の全身麻酔経験が求められます。これにより、様々な患者さんに適した麻酔の選択ができるようになります。

◆気管挿管症例と入院管理症例をそれぞれ100件以上提出

などなど、これらの条件を満たして初めて受験資格が得られ、さらに審査や筆記試験、口頭試問に合格することで、晴れて歯科麻酔認定医として認められます。

歯の治療が怖くて不安に感じている方や、長時間の治療が難しい方に対しても、リラックスした状態で治療を受けていただけるように配慮をしたり、体に負担をかけずに安全に治療を進めるための適切な麻酔を選びます。

これができるのは、経験豊富な認定医が在籍しているからです。

安心してご相談ください

痛みに対して不安や治療への恐れをお持ちの方でも、まずはご相談ください。 

歯科麻酔認定医が在籍していますので、患者さんの状況に合わせて最適な麻酔方法をご提案し、リラックスした状態で治療を受けられるようサポートします。

少しでも安心して治療を受けられる環境を整えることが、大事な目標です。

歯の健康を守るために、ぜひ一度ご相談ください。