歯がなくなってきた時の治療法Part2【大阪市都島区内の歯医者|アスヒカル歯科】

2019.11.11

アスヒカル歯科医院から歯科関連で役に立つ情報を定期的に皆様に提供させて頂いております。
今回も、歯がなくなってきた時の治療法についてお話していきます。

前回お話しさせていただいた、失ってしまったところの治療方法を、今回はより深くお伝えできればと思います!!

まずは一つ目のブリッジと呼ばれる治療方法です。
失った歯の両脇の歯を支えにして、歯のないところに連結型のダミーの歯を入れるという治療方法です。

例えば、3連結のブリッジである場合、本来の歯の3本分の仕事を、両脇の2本のの歯にさせると言ったイメージです。

ブリッジは保険が適応される治療方法であるため、治療自体も安価で行えることができ、また治療期間も型取りをして、1〜2週間程度で出来上がっていきますので、そんなに長くかからないと言ったことがメリットです。
しかし、本来は一人前の仕事しかしなくてよかった歯たちが、本来の1.5倍の仕事を毎日毎日ふりかかるということなので、歯の立場になって考えてみると、とっても大変な負担になっていってしまうということなのです。
またその支えになってくれている歯も力が加わり続けることで、痛みやすく、耐久性の面でいずれはダメになってしまう可能性があるということも知っておいていただければと思います。

二つ目は部分入れ歯という選択肢です。皆様も一度は見られた経験はあるのではないでしょうか⁇
部分入れ歯は非常に種類も豊富にあります!!
クラスプと呼ばれる針金を歯に引っ掛けて固定するタイプや、マグネットやホック、インプラントなどの維持装置を設置して、より動きにくくした自費治療のもの、またソフトタイプで見た目にも入れ歯とはわかりにくいタイプのもの(この場合も自費治療)などさまざまにあります。

この部分入れ歯のメリットは、こちらも保険が適応されるものもあるということと、治療期間もさほど長くはかからないということ、また歯を削る量もさほど多くではないので、入れ歯を試した後にほかの選択肢に移行するということも可能なことがありますので、迷われている方はひとまず部分入れ歯で!!という判断もあるのではないかと思います。

しかし入れ歯を作られた後、「あまり使わなかった」ということが続くと、歯がない分、隣の歯が倒れてきてしまい、いざほかの治療方法をしようと思っていても治療の邪魔になってしまうことがあります。

また部分入れ歯の中でも、クラスプを使う入れ歯の場合、やはりその引っかかっている土台の歯に力が加わり、その歯も耐えきれなくなってしまう場合があります。そして、入れ歯自体はプラスチックでできていますので、熱さや冷たさを感じにくいといったデメリットも挙げられます。

三つ目はインプラントと呼ばれる治療方法です。
インプラントは自身の骨の中にチタン製のネジを埋め込むという治療方法ですので、人口の歯でありながらも自立して噛めるというところが何よりのメリットではないかと思います。
しかしインプラントにも弱点はあります。インプラント本体は人工の歯でできていますので虫歯にはなりませんが、炎症に対しては非常に弱いのです。インプラントの周りにプラークと呼ばれる歯垢などがたまると、歯周病とそっくりの炎症が起き、また天然歯よりも進行が早いため、治療終了後の定期検診や適切なブラッシングなど、お手入れが欠かせません。

これらのメリット・デメリットを踏まえて歯医者さんでの治療を考えていただければと思います。
当医院でもさまざまな治療を行っておりますので、ぜひ気になることや分からないことは教えていただければと思います。
お気軽にお声掛けくださいね。

当院の待合室には、歯科関連の情報誌としてnicoを置いておりますので、待ち時間の合間に是非ご覧頂ければと思います。
何かご不明な点があればお気軽にスタッフまでご質問下さい。

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