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臭い玉はなぜできるのか?
2024.11.28
今回は「臭い玉はなぜできるのか?」ということについて2つのポイントでお答えします。
■ポイント1 臭い玉ができる原因
■ポイント2 口臭改善のためにも臭い玉を取ることが大事
以上の2つのポイントについて解説します。
■ポイント1 臭い玉ができる原因
臭い玉をご存知でしょうか?
臭い玉とは、喉の奥の方の扁桃のところにできる、臭いを伴った出来物のことです。
臭い玉は、細菌の死骸が溜まることによってでき、蓄積が続くと大きく腫れたりもします。
臭い玉ができてしまう原因は大きく3つあります。
1つ目は、口腔内の衛生環境です。
歯石や歯垢が残っていたり、食べかすが残っていると、それが原因で臭い玉ができる可能性があります。
しっかりと歯磨きをしていたとしても、歯と歯の間に汚れが溜まっていたり、抜けてしまっている歯などがあると、そういった隙間に汚れが残ってしまっていることもあります。
お家での歯磨きやフロスを行うことで、汚れを落とすことが大切です。
また、お家での歯ブラシ以外にも、定期的に行き、歯医者さんでの健診で口腔内を綺麗にすることが大切です。
2つ目の原因は、水分不足です。
口腔内が乾燥することで、口臭がしたり、臭い玉もできやすいと言われています。
特に、起床時や就寝時前、食事中など、こまめな水分補給は大切です。
また、唾液には、食べかすや歯垢を洗い流す自浄作用や細菌の増殖のリスクを低くする抗菌作用があります。
口腔内が乾燥していると、唾液の分泌量も減り、口臭の原因以外にも様々なリスクが起こり得ます。
そうならないためにも、口腔内の乾燥を防ぎ、水分補給をこまめに行うことはとても大切です。
3つ目の原因は、口腔内からの細菌感染です。
最近では夏の暑い時期でも、様々な病気になる機会も増えてきました。
お口は外の世界と1番に繋がる場所であり、細菌に触れる機会も多い場所です。
うがいをすることで、細菌を洗い流すことが、風邪などの予防に繋がるだけでなく、臭い玉を作り出してしまうリスクを下げることができます。
日常生活でのちょっとした工夫で、臭い玉を作りにくくすることができます。
ぜひこういった対策を実践してみてくださいね。
■ポイント2 口臭改善のためにも臭い玉を取ることが大事
では、臭い玉ができてしまったらどのようにすれば良いかということについて解説していきます。
臭い玉は口臭の原因にもなる、とても厄介な出来物です。
臭い玉があることで、ご自身でも口臭を感じることがあったり、ごくんと飲み込んだ時の違和感があります。
口臭を改善するためには、この「臭い玉」を取ることで改善が見込めます。
ですが、この臭い玉ができたときに、気になって喉の奥を触りたくなると思いますが、決してご自身で触ってはいけません。
理由は大きく2つありますが、
1つ目の理由は、喉の奥の方にできた出来物なので、指をお口の中に突っ込むと、気持ち悪くなる可能性があるからです。
2つ目の理由は、喉の奥の方の粘膜は柔らかく、指などで傷つけてしまい、さらに細菌感染を引き起こしてしまう可能性があるからです。
ですので、もし見つけられましたら、耳鼻科を受診し、医師による施術を受けていただくことをお勧めします。
まとめ
今回は、「気になる臭い玉とは」について、2つのポイントを解説しました。
「臭い玉とは喉の奥の方の扁桃のところにできる、臭いを伴った出来物のこと」
「臭い玉を作らないために大切なことは、お口の中を清潔に保つことと、水分補給をこまめに行うこと」
「臭い玉は取ることが出来ますが、自分でやるのは危険なので耳鼻科を受診した方が安心」
という事です。
口腔内を清潔に保つことで、臭い玉は作られにくいと言われています。
お口の中は、体の中でも1番細菌と触れやすい場所の1つです。臭い玉を作ることで、嫌な臭いがしたり、違和感も感じます。
ですので、口腔内を清潔に保ち、できる限り臭い玉を作らない環境を築いていってもらえればと思います。