保険適用の入れ歯の値段相場を詳しく解説

2024.09.14

皆さん、こんにちは。大阪市都島区のアスヒカル歯科です。歯を失った際に最も一般的な治療法として選ばれるのが入れ歯です。

特に保険適用の入れ歯は、費用面での負担が軽減され、多くの患者さんに利用されています。

しかし、入れ歯の種類や特徴、そして保険適用の範囲内での値段相場については、具体的な情報が少ないことも事実です。今回は、保険適用の入れ歯について詳しく解説し、どのような選択肢があるのか、またその費用についてもご紹介いたします。

1保険適用の入れ歯の種類

保険適用の入れ歯の種類は、部分入れ歯と総入れ歯の2つに大きく分けられます。それぞれの特徴は以下の通りです。

1-1部分入れ歯の特徴

部分入れ歯は、歯を一部失った場合に使用されるもので、残存している歯を利用して入れ歯を固定します。保険適用の部分入れ歯は、基本的にレジンというプラスチック素材で作られています。噛み合わせの安定を図りながら、欠損している部分を補う役割を果たします。また、部分入れ歯にはクラスプと呼ばれる金属の留め具があり、これを利用して隣接する歯に固定することで、安定性を確保しています。このクラスプは金属製であるため、目立ちやすいという点がありますが、保険適用の部分入れ歯は、費用面でのメリットが大きく、多くの患者さんに選ばれています。

1-2総入れ歯の特徴

総入れ歯は、全ての歯を失った場合に使用されるもので、上下どちらか、あるいは両方の歯列を完全に補うものです。保険適用の総入れ歯も、レジン製で作られており、口腔内全体を覆う形でフィットします。総入れ歯は、自然な噛み合わせを再現し、食事や会話を支える重要な役割を果たします。しかしながら、フィット感や耐久性については、自費治療で作成される入れ歯と比較すると劣る場合があります。とはいえ、保険適用の総入れ歯は、経済的な選択肢として多くの患者さんに利用されています。

2保険適用の入れ歯の値段相場

保険適用の入れ歯の値段相場は、部分入れ歯と総入れ歯という種類による違いだけでなく、失った歯の本数や入れ歯の設計によっても変わってきます。

2-1部分入れ歯の値段相場

保険適用の部分入れ歯の値段は、比較的手頃な範囲に設定されています。一般的には数千円から1万円程度で作成が可能です。ただし、費用は治療内容や患者さんの口腔内の状態によって異なることがあり、具体的な金額は歯科医師と相談の上で決定されます。保険適用の部分入れ歯は、素材やデザインが限定されるため、耐久性や美観に関しては自費治療のものと比べると差が出ることがありますが、日常生活を支える上で十分な機能を果たします。

2-2総入れ歯の値段相場

総入れ歯の保険適用時の値段相場も、部分入れ歯と同様に経済的です。保険適用の総入れ歯は、上下どちらか一方の場合で約1万円前後、上下両方を作成する場合でも2万円程度で作成可能です。費用は口腔内の状態や製作にかかる手間に応じて変動しますが、基本的には全国一律の料金設定がされています。総入れ歯は、部分入れ歯よりも広範囲の補綴を行うため、費用が若干高くなる傾向にありますが、保険適用により、患者さんの経済的な負担を軽減することが可能です。

▼まとめ

今回は、保険適用の入れ歯の値段相場について解説しました。保険適用の入れ歯は、経済的な負担を抑えつつも、日常生活において十分な機能を提供します。部分入れ歯や総入れ歯、それぞれの特徴や値段相場を理解し、患者さんのライフスタイルやニーズに合わせた選択をすることが大切です。入れ歯についてご不明な点やご相談がある方は、ぜひ大阪市都島区のアスヒカル歯科にご相談ください。最適な治療法をご提案い