40代の歯周病の特徴は?40代で歯周病にかかっている男女別の割合

2024.05.08

40代の歯周病の特徴は?40代で歯周病にかかっている男女別の割合」ということについて3つのポイントについて解説!

■ポイント1 40代の歯周病の特徴について

■ポイント2 40代の男女の歯周病の割合について

■ポイント3 40代が歯周病で気をつけるべきことについて

 

■ポイント1 40代の歯周病の特徴について

では、まず始めに「40代の歯周病の特徴」」について解説していきます。

実は、歯周病とは30代、40代、50代と様々な年代でたくさん煩われている方がおられます。

ですが、30代に比べて40代の方の方が重症な方が多いです。

歯周病というのは、「軽度」「中等度」「重度」と分かれていくのですが、40代になると「中等度」「重度」の患者様の割合が増えていきます。

そうなると、治療の方法も変わっていきます。

もちろん、お家での丁寧な歯ブラシも大事ですが、それだけではなく、歯医者さんでの歯石取りもとても重要となってくるのです。

歯周病の程度が「中等度」から「重度」になるにつれて、歯石自体も歯の深いところについていることが多く、また硬く歯に付着しているため、なかなか取るのにも時間がかかるのです。






 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これを取り切るためには、歯科衛生士さんの技量によっても、取り切れる場合と取り切れない場合があります。

しっかりととっていても、それでも治らない場合もあり、その場合には麻酔のお薬をして、歯茎をめくって、目で直接歯石を見えるようにして、専門の器具を使い歯石を除去するということも行います。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ですので、年齢を重ねるたびに、歯周病が重症化してくる割合も増え、治療も大変になってくることが多いので、お家での歯ブラシと、歯医者さんでの定期検診がとても重要になっていきます。

■ポイント2 40代の男女の歯周病の割合について

それでは次に、40代の方の歯周病の割合について解説していきます。

実は20代を超えて、つまり成人を迎えられた方の歯周病の割合は8割と言われています。

特にボーダーラインは30代と言われており、30代になると歯周病の患者様が増えていきます。




 

 

 

 

 

 

 

 

 

20代の頃は、身体の免疫が強くて、少々の歯周病のバイキンに対しても抵抗して、歯茎は腫れても骨は減らないということが多いです。

しかしながら、30代になると徐々に免疫の程度が変わっていきますので、身体が歯周病のバイキンに負けてしまって、歯を支える骨を溶かしてしまうことが増えていきます。

先ほども申し上げた通り、成人で80%以上と言われています。

特に40代になると、歯周病の患者様の中でも「重症」の方が増えてくると言われています。

では、男女での比率はどうなのかということについてお話ししたいと思います。

実は、歯周病の割合で、男性が多いということや、女性が多いということをはっきりとは言えないのです。

おそらくですが、男女ともに同じくらいの割合だと思われます。

大事なことは、先ほどもお話ししましたが、歯周病の早期発見を行うために歯医者さんを受診していただくことと、お家でのケアということになります。

重症化させないためにも、20代など早めから歯医者さんへ行く習慣をつけていただければと思います。

ポイント3 40代が歯周病で気をつけるべきことについて

では、最後に40代の歯周病で気をつけるべきことについて解説していきます。

先ほどからも何度も出ていますが、30代を境目に、歯周病患者さんは急増します。

特に40代になると歯周病も「重症化」している方の割合が一気に増えていきます。

「重症化」すると、歯を支える骨をどんどんと溶かしていってしまいます。

ですが、40代の方で歯周病が重症だと診断された方であっても、すぐに諦める必要はなく、歯周病とは歯周病の「細菌」との戦いになるため、この細菌を減らしていくことを、歯医者さんとタッグを組んでとり行っていただければと思います。

歯周病の細菌が減ることで、歯周ポケットが浅くなったり、出血を抑えることができ、歯茎が引き締まってくる場合もあります。

では、どのように歯周病の細菌を減らすのかというと、大きく2つの方法があります。

1つ目は、お家での歯ブラシやフロス、歯間ブラシをしていくことです。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歯医者さんで、歯ブラシや歯間ブラシの方法について説明を受けることがありますが、それは単なるやり方の説明ではなく、これも治療の一つと言えます。

なぜなら、お家での歯ブラシなどのケアができていないと、いくら歯医者さんで口腔内の状況を綺麗にしたとしても、歯周病は治っていかないからです。

ですので、歯ブラシのお話しを何度も聞いていたとしても、実は大切なポイントをお伝えしている時間になりますので、ぜひ聞いていただければと思います。

そして2つ目は、歯科医院での歯石除去です。

見える部分の歯石だけではなく、目では見えない部分の歯の奥深くについた歯石を取ることがとても大切です。

進行の程度によっては、外科的に歯茎をめくって歯石を取ることが必要なこともあると思います。

まずは、ご自身がどの段階にいるのかを歯医者さんで検査してもらい、必要な場合はしっかりと歯周病治療を受けられることをお勧めいたします。

まとめ

今回は、「40代の歯周病の特徴は?40代で歯周病にかかっている男女別の割合」について、3つのポイントを解説しました。

1つ目のポイントは、「40代の歯周病の特徴について」ということ

2つ目のポイントは、「40代の男女の歯周病の割合について」ということ

3つ目のポイントは、「40代が歯周病で気をつけるべきことについて」ということ

をお話ししました。

年齢を重ねるごとに、歯周病が重症化している人の割合も増えていきます。

歯周病になっていたとしても、しっかりとした治療を受けることで改善することもあります。

ですので、すぐに諦めてしまわず、歯医者さんでの相談と治療を頑張っていただければと思います。




関連記事

ビジネスホテルの歯磨きセットで歯を磨くと虫歯になる?
2024.08.07 ビジネスホテルの歯磨きセットで歯を磨くと虫歯に...
歯周病治療にはどのような薬を使うのか
2024.06.12 歯周病治療にはどのような薬を使うのか
歯周病でグラグラする歯の痛み・応急対処・治療について
2024.05.29 歯周病でグラグラする歯の痛み・応急対処・治療に...
歯周病と全身疾患の関係とは?糖尿病・アルツハイマーについて
2024.05.22 歯周病と全身疾患の関係とは?糖尿病・アルツハイ...