飴の食べ方に注意!虫歯を量産させてしまう原因とは?

2025.03.07

飴の食べ方に注意!虫歯を量産させてしまう原因とは?」ということについて2つのポイントでお答えします。

■ポイント1 歯に残ると溶かしてしまう

■ポイント2 デザートは食後や時間を決めてとる

以上の2つのポイントについて解説します。

 

■ポイント1 歯に残ると溶かしてしまう

『飴』とっても美味しいですよね。

いろんな味もあり、お子様から大人まで誰でも一度は食べたことのあるものの1つだと思います。

私も好きで時々食べますが、実は飴を食べるのに注意したいポイントがあるのです。

それは、歯に残ってしまう食べ方です。

ガリガリと噛むことで、歯の噛む面の溝に飴が入り込み残ってしまったという経験はないでしょうか?

お口の中で甘さが残って美味しいですが、実はとっても危険なのです。

人のお口の中は食べ物を含むと「酸性」の状態になり、歯を溶かしていってしまうのです。

ですが、時間と共に中和され、歯の再石灰化が徐々に行われるため、虫歯を作りにくくしていきます。

しかしながら、食べたものが歯に残っていることで、歯の再石灰化は行われず、どんどんと歯を溶かしていってしまいます。

そうすることで、虫歯が増殖してしまうのです。

つまり、食べ物を食べた後のお口の中の手入れはとても大切です。

汚れが残っていることが虫歯へとつながってしまうので、食後は丁寧に歯磨きを行いましょう。

■ポイント2 デザートは食後や時間を決めてとる

続いてのポイントは、「時間を決める」ということです。

甘いものを食べてはいけないというわけでは無く、食べる時間帯を決めるということがとても大切です。

ダラダラと食べたり飲んだりを繰り返していると、お口の中はずーっと酸性の状態になります。

つまり、ずっと歯を溶かし続けている状態になります。

そうすることで、再石灰化が行われずに虫歯を作り、どんどんと悪化させてしまうのです。

デザートを食べる時は、食後やこの時間に!と決めて食べることで、食べていない時間帯で再石灰化が行われ、虫歯を作りにくい環境を作ることができます。

ですので、飴ももちろんそうですが、それ以外のデザートやジュース、コーヒーなど時間を決めて摂取していただければと思います。

まとめ

今回は、「飴の食べ方に注意!虫歯を量産させてしまう原因とは?」について、2つのポイントを解説しました。

食べ物を食べると口腔内は酸性になり、歯を溶かしてしまう

時間を決めての間食が大事

 

という事です。

甘いものは本当に美味しいですし、まったく食べてはいけないというわけではありません。

ですが、ダラダラ食べは歯への影響も大きいですので、時間を決めて摂取していただくことが大切です。

ぜひ、時間を決めて美味しく味わってくださいね。

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