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舌ブラシは口臭の原因になる?
2025.02.07
「舌ブラシは口臭の原因になる?」ということについて2つのポイントでお答えします。
■ポイント1 舌ブラシはしすぎると口臭の原因になる
■ポイント2 舌に苔ができてしまう理由を解説!
以上の2つのポイントについて解説します。
■ポイント1 舌ブラシはしすぎると口臭の原因になる
舌ブラシをご存知でしょうか?
舌ブラシとは、舌の汚れを落とすための舌のためのブラシのことです。
舌ブラシの形は様々ですが、このブラシを舌に当てて掃除をしていきます。
この舌ブラシは、舌の汚れを落としてくれる優れものですが、使いすぎると口臭の原因となってしまいます。
なぜなら、強くゴシゴシと磨くことで、舌に傷が入り込み、そこに食べたものが詰まったり、炎症を起こして腫れたりすることで膿が出てしまうからです。
ですので、強く使いすぎることはお勧めしません。
優しく舌を撫でるようにご使用いただければと思います。
■ポイント2 舌に苔ができてしまう理由を解説!
舌の表面には、目には見えない小さな凸凹がたくさんあります。
その凸凹を全部広げてみると、何とテニスコート半面分ぐらいの大きさにまで広がると言われているのです。
食べ物を食べた時の食べかすや、ベロの上で薄い上皮という皮が取れていくカスや、表面の凸凹に残った汚れが募り積もると、舌の「苔」になっていきます。
本来は唾液の自浄作用によって食べかすや上皮の取れたカスなどの汚れを、綺麗に洗い流すという役目があります。
しかしながら、口腔内部が乾燥してしまっていたり、ベロの表面が角質化して硬くなってしまっている場合には、唾液で舌を綺麗にするという自浄作用が上手く働かず、舌に苔というものが残ってしまいます。
「苔」自体は、いわゆる「耳垢」と同じようなもので、代謝するとできるものですので、完全にゼロに無くすということは難しいです。
ですが、舌ブラシで優しくお掃除をしてあげることで綺麗になります。
先ほどもお伝えしましたが、強くすることはよくありませんので、優しく撫でるように舌ブラシで綺麗にしていただければと思います。
まとめ
今回は、「舌ブラシは口臭の原因になる?」について、2つのポイントを解説しました。
「舌ブラシの強い力での使いすぎは口臭の原因になる」
「舌には凹凸があり、汚れが溜まり唾液量が少ないと苔のようになってしまう」
という事です。
舌が綺麗なことは、口腔内の環境整備にとってもとても大切なことです。
しかしながら、やりすぎることは逆に舌を傷つけてしまい、口臭の原因にもなりかねないことなので、優しく撫でるように行っていただくことが大切です。