歯磨きに歯間ブラシやフロスは絶対に必要なのか?

2024.08.21

今回は

歯磨きに歯間ブラシやフロスは絶対に必要なのか?」ということについて2つのポイントで解説!!

 

■ポイント1 大人の歯は、歯と歯の間の虫歯が多い

■ポイント2 必ずしも全ての道具が必要と言うわけではない

以上の2つのポイントについて解説します。

 

■ポイント1 大人の歯は、歯と歯の間の虫歯が多い

フロスや歯間ブラシが本当に必要なのか?そこまでする必要があるのかについて解説していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜテレビのCMなどでも大事大事と言われるのか、それには理由があります。

大人の歯は子供の歯と比べて密接して生えていることが多いです。

密接しているが故に、歯と歯の間の虫歯も多いと言うことが言われています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は、どれだけ歯ブラシを上手に頑張っていても汚れは取りきれていません。

フロスをすることで、歯と歯の間の汚れも取ることができ、虫歯予防に繋げられるため、フロスをすることが大事と言われています。

また、年齢とともに歯茎が下がることで、歯と歯の間の隙間ができている場合もあります。

歯周病の敵は、食べ残しや汚れが蓄積することです。

汚れが蓄積することで、歯茎に炎症が起き、出血することで歯を支える骨を溶かしていってしまいます。

ですので、歯間ブラシを使って、歯と歯の間の汚れを取ることが大切なのです。

もちろん、どれだけ歯磨きをして、フロスを使い、歯間ブラシを使っていても、虫歯になる時はなりますし、歯周病になる時はなります。

ですが、フロスや歯間ブラシをすることで、少しでも虫歯や歯周病を予防することができるので、使用していただくことをお勧めしています。

■ポイント2 必ずしも全ての道具が必要と言うわけではない

歯ブラシ以外に、歯間ブラシやフロスを使う大切さは知っていただけたのではないかと思います。

しかし、朝の忙しい時間に「こんなにもやってられない〜」が本音ではないでしょうか?

もちろん、フロスや歯間ブラシをすることは大切で、歯科医師の観点や衛生士の観点から言えば、していただきたいところではあります。

ですが、フロスや歯間ブラシは使い続けていくことが大切ですので、まずは、どちらか1つから使い始め、だんだんと慣れてきたら、また別の手段をすると言う形をとることがいいのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、年齢や患者様の口腔内の状況によっても使っていただく優先順位も変わってきます。

お困りのことがあれば、かかりつけの歯科衛生士さんに相談いただき、ご自身にあった口腔内ケアを行っていただければと思います。

まとめ

今回は、「歯磨きに歯間ブラシやフロスは絶対に必要なのか?」について、2つのポイントを解説しました。

1つ目のポイントは、「大人の歯は、歯と歯の間の虫歯が多い」ということ

2つ目のポイントは、「必ずしも全ての道具が必要と言うわけではない」ということ

について解説しました。

歯磨き以外にも、歯間ブラシや歯ブラシを使うのは面倒だなと感じられるかもしれません。ですが、将来も使っていく歯を長持ちさせるためには、こう言った道具を使うことも大切です。

ご自身のライフスタイルや口腔内に合わせてのケアがたいせつですので、お困りのことがあれば、ぜひ歯医者さんでもご相談してみてくださいね。

 

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