合わない入れ歯が引き起こす健康リスクについて

2024.10.26

皆さん、こんにちは。大阪市都島区のアスヒカル歯科です。入れ歯は、歯を失った患者さんの生活を支える重要な治療法です。そんな入れ歯が「合わない」場合、さまざまな健康リスクが生じることがあります。適切な入れ歯は快適な生活を支えますが、合わない入れ歯は日常生活におけるさまざまな不調を引き起こす可能性がある点に注意が必要です。

今回のコラムでは、合わない入れ歯が引き起こす7つの健康リスクについて詳しく解説します。また、入れ歯が合わないと感じた場合、早急に対処することの重要性についてもお伝えします。入れ歯を使用している方やそのご家族が安心して過ごせるよう、ぜひご一読ください。

1合わない入れ歯による7つの健康リスク

お口にしっかりと合わない入れ歯を無理に使い続けると、次に挙げる7つの健康リスクが生じるため十分な注意が必要です。

1-1噛み合わせの乱れ

合わない入れ歯は噛み合わせを悪化させ、食べ物をうまく噛むことができなくなります。これにより、消化不良や胃腸の負担が増えるだけでなく、全身の健康にも悪影響を与えることがあります。

1-2顎関節症のリスク増大

合わない入れ歯は、顎関節に過度の負担をかけ、顎関節症を引き起こす可能性があります。顎関節症は、顎の痛みや頭痛、耳鳴りなどの症状を伴い、生活の質を大きく低下させることがあります。

1-3口内炎の頻発

入れ歯が合わないと、口腔内に過度な圧力や摩擦が生じ、口内炎が繰り返し発生することがあります。口内炎は痛みを伴い、食事や会話に支障をきたすことが多いです。

1-4発音の障害

合わない入れ歯は、言葉を発する際に違和感を生じさせ、正確な発音が困難になることがあります。特に「サ行」や「タ行」の発音が影響を受けやすく、コミュニケーションに支障をきたすことがあります。

1-5精神的ストレスの増大

入れ歯が合わないことによる不快感や痛みは、日常生活において大きなストレスとなります。さらに、口元の見た目に対する不安や、他人との会話に対する自信喪失など、精神的な負担も増加します。

1-6栄養不良のリスク

噛み合わせが悪いために、硬い食べ物を避けるようになると、バランスの取れた食事ができなくなり、栄養不良に陥る可能性があります。特に、高齢者にとっては深刻な健康リスクとなります。

1-7骨の吸収促進

入れ歯が正しくフィットしていないと、顎の骨に均等な圧力がかからず、骨が徐々に吸収されてしまうリスクが高まります。これにより、顔の形が変わり、さらに入れ歯が合わなくなるという悪循環に陥ることがあります。

2入れ歯が合わない場合は早急に対処しましょう

入れ歯が合わないと感じた場合は、早急に歯科医院での調整が必要です。適切なフィッティングを行うことで、上記の健康リスクを軽減し、快適な生活を取り戻すことができます。また、定期的なメンテナンスを行うことで、入れ歯の寿命を延ばし、健康を維持することができます。

▼まとめ

今回は、合わない入れ歯を使い続けることによる健康リスクについて、大阪市都島区のアスヒカル歯科が解説しました。入れ歯はとても繊細な装置であり、ちょっとしたことで合わなくなる場合があります。その結果、本文でも述べたようなさまざまな悪影響を及ぼすことから、十分な注意が必要です。合わない入れ歯が引き起こす健康リスクを軽視せず、違和感を覚えたらすぐに専門家に相談することが大切です。アスヒカル歯科では、患者さん一人ひとりに合った入れ歯の調整を行い、健康で快適な生活をサポートしています。入れ歯に関するお悩みがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

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