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歯医者さんで言われるカチカチ噛んでの理由とは?
2024.11.21
今回は「歯医者さんで言われるカチカチ噛んでの理由とは??」ということについて2つのポイントでお答えします。
■ポイント1 歯が噛み合っているかを見ている
■ポイント2 噛み合わせの調性の時に使用する
以上の2つのポイントについて解説します。
1 歯が噛み合っているかを見ている
歯医者さんで「カチカチ噛んでください」と言われたことがある方は多いのでは無いでしょうか?
実はこの「カチカチ噛む」ということで、歯の噛み合わせを見ています。
咬合紙と呼ばれる、赤色や青色の色のついた紙を歯に当て、カチカチと噛んでもらうことで、歯に色が付き、上の歯と下の歯のどこが触れ合っているのかをみることができます。
これを使うことで、全体的に噛めているか、当たりすぎているところがないか、本来噛まなければならないのに当たっていないところはないか、こう言ったところを見ています。
また、噛み合わせがズレたりしていないかという診断の時にも使うなど、この咬合紙を使うことで歯の噛み合わせをみることができます。
2 噛み合わせの調性の時に使用する
この「カチカチ」と言われる動作ですが、いったいどんな治療の時にするのかについて解説していきます。
例えば、新たに詰め物や被せ物を入れた時、レジンで虫歯の部分を詰めた時などに、この「カチカチ」と噛む動作で噛み合わせの調性を行います。
詰め物や被せ物など、もちろん患者様にあったものを作るべく、事前に噛み合わせを見たり、歯の形をイメージしたりと作成していきます。
しかしながら、多少の調性というものはどうしても必要です。
その調整をする際に、カチカチと咬合紙を噛んでもらい、印を付け、噛み合わせがあっていないところを少しずつ削ったりして調整をします。
もしも、噛み合わせが合っていないと、歯に負担がかかり痛みが出てしまったり、顎に違和感を覚えるなど、噛み合わせを合わせることはとても重要なことなのです。
歯医者さんで「カチカチ噛んでください」と言われたら、「噛み合わせを見てるんだな」と思っていただければと思います。
まとめ
今回は、「歯医者さんで言われるカチカチ噛んでの理由とは??」について、2つのポイントを解説しました。
1つ目のポイントは、「噛み合わせが合っているかを見ている」ということ
2つ目のポイントは、「噛み合わせの調整の時に使用する」ということ
についてお話ししました。
先ほどもお話ししましたが、噛み合わせはお口の中でも特にと言っていいほどとても大切な役割を果たしています。
歯医者さんでもこうした確認は頻繁に行っていますので、「今は噛み合わせを見てるんだな」と思っていただければと思います。