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インプラントの種類とメリット・デメリットについて
2022.12.29
今回は「インプラントの種類とメリット・デメリットについて」3つのポイントを解説します。
■ポイント1 インプラントの種類について
■ポイント2 歯茎よりも下ににネジが埋もれるタイプのインプラントのメリット・デメリット
■ポイント3 歯茎よりも上にネジが出るタイプのインプラントのメリット・デメリット
以上の3つのポイントを解説します。
■ポイント1 インプラントの種類について
【形や大きさもさまざま】
インプラントはメーカーによっても種類や形は異なるので、全てを説明することは難しいですが、今回は特によく使われているものをご説明します。
インプラント自体も大きさや形もさまざまあります。
インプラントを入れる場所によって大きさや形をそれぞれ選び、あったものを埋入していきます。
大きく分けられるとすれば、インプラントの頭が歯茎よりも上に出ているタイプのインプラントと、歯茎よりも中に埋もれる状態で入れるタイプのインプラントがあります。
今回はこちらのインプラントのメリット・デメリットについて説明できたらと思います。
■ポイント2 歯茎よりも下ににネジが埋もれるタイプのインプラントのメリット・デメリット
【治療途中に感染しにくいことがメリット】
こちらのイラストは、歯茎よりも下にネジが埋もれるタイプのインプラントです。
こちらのインプラントのメリットは、歯茎よりも下に埋もれているので審美的にも気にならず、また、治療途中に感染するということも少ないということです。
しかし、手術後数ヶ月してから歯茎に埋もれたインプラントと外の世界をつなぐために、ネジのパーツを付け替える必要がありますので、2回目の手術をしなければいけません。
手術と言っても30分から1時間程度で済む簡単なものになりますが、麻酔をしたり歯茎を少し触る必要があるというところがデメリットとして挙げられます。
一概には言えませんが、審美的にも気になることがないので、前歯などで使われることが多いです。
また、歯周病が以前に進行していた方などは、できる限り感染させないためにこのタイプのインプラントを使用することがあります。
■ポイント3 歯茎よりも上にネジが出るタイプのインプラントのメリット・デメリット
【手術が1回で済む場合が多いのがメリット】
続いてのイラストは、歯茎よりもインプラント体が外に出ているタイプのものです。
こちらは、先ほどお話ししていました2回の手術がほとんど必要ありません。
なぜなら外の世界とつなぐ部分が、すでに出ているのでもう一度歯茎を触るという必要がないからです。
手術が1回で済むというところがメリットとして挙げられます。
しかしながら、すでに歯茎よりも外に出ているため、よく目立つ前歯などではあまり使われることはありません。
また、デメリットとしては、すでにインプラント体が外の世界と繋がっているということで、お手入れが行き届いていなかったりすると、感染してしまう可能性があるということです。
手術直後は難しいですが、ネジの状態の時にも優しく汚れを落としてあげるということがとても大切になります。
奥歯で使われることが多いかと思います。
まとめ
今回は、「インプラントの種類とメリット・デメリットについて」について、3つのポイントを解説しました。
1つ目のポイントは、「インプラントの種類について」ということ
2つ目のポイントは、「歯茎よりも下ににネジが埋もれるタイプのインプラントのメリット・デメリット」ということ
3つ目のポイントは、「歯茎よりも上にネジが出るタイプのインプラントのメリット・デメリット」ということについてお話しました。
インプラントの種類もさまざまあり、今回紹介したものはほんの一部です。
インプラントの種類は歯科医師の方がそれぞれの患者様の状態を確認して選んでいきます。
種類によってもメリット・デメリットがありますので、事前にどんな種類のインプラントを入れるのかを歯科医師に相談することもお勧めします。