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虫歯予防を考えた歯磨き粉の選び方と歯磨きの方法
2023.11.08
「虫歯予防を考えた歯磨き粉の選び方と歯磨きの方法」ということについて3つのポイントで解説!
では、まず、
■ポイント1 虫歯予防を考えた歯磨き粉を選び方について
■ポイント2 上手な歯磨きの方法について
■ポイント3 プロのケアも大事
以上の3つのポイントについて解説します。
■ポイント1 虫歯予防を考えた歯磨き粉を選び方について
そもそも歯磨き粉には、役割が大きく2つに分かれています。
1つ目は、虫歯予防に適したもの、もう一つは歯周病に適したものです。
今回は1つ目の虫歯予防に適した歯磨き粉について解説していきます。
「虫歯予防に適した歯磨き粉」を選ぶ大きなポイントは「フッ素」が含まれているかです。
「フッ素」が入っていることで、歯の表面のエナメル質を強化し、食べ物を食べることで起こる、歯を溶かす「脱灰」を防ぐと同時に、「再石灰化」を促進します。
また、フッ素は歯の表面を硬くするため、エナメル質の脆さを減少させます。これにより、歯が酸や細菌による攻撃から守られ、虫歯の形成を予防します。
これらの理由により「フッ素」が含まれている歯磨き粉を選ぶことがポイントと言えます。
そして、選ぶポイントとして大事なことは「フッ素濃度が高いこと」です。
フッ素の濃度が高いと、より虫歯予防にも繋がります。
一般のお店で売っている市販のものと、歯医者さんで販売している歯磨き粉とでは、「フッ素の濃度」が異なります。
歯医者さんで販売している歯磨き粉の方が、フッ素濃度が高いものを置いているところも多いので、歯医者さんで購入を検討されることも選び方のポイントとなります。
■ポイント2 上手な歯磨きの方法について
虫歯予防も歯周病予防も、歯磨きで一番大切なことは、磨き残し「プラーク」を徹底的に取り除くことが大切になってきます。
患者様お一人お一人ごとに、「歯の形」「歯の並び」は異なっています。
ですので、歯磨きの仕方について、ポイントについても患者様お一人お一人異なっていきます。
そのため、磨き残しができる限りないようなポイントを、歯科衛生士さんに聞き実践をしてみることが大切です。
また、大人の歯では特に、歯と歯の間の汚れもたまりやすいと言われています。
ですので、フロスや歯間ブラシなどを使用していただくということも、虫歯が出来にくい環境作りのために大切なポイントとなります。
また、お子さんから大人まで共通して絶対に行って頂きたいケアがあります。
それは、フッ素洗口。フッ素でぶくぶくうがいをするという事なんです。
歯磨きをした後、仕上げにフッ素入りのうがい薬でぶくぶくうがいをする!
お子さんであれば、ぶくぶくうがいが出来るようになったら開始していきましょう!
■ポイント3 プロのケアも大事
先ほどもお話しに出てきましたが、虫歯予防をするためには「歯医者さんでのプロのケア」もとても大切です。
プロの衛生士さんが自分でお口の中の歯磨きをしても、汚れは取りきれていないと言われています。
つまり、ご自身の歯ブラシだけではどうしても全ての汚れを取り切ることは難しいです。
ですので、定期的に歯医者さんへ行き、残っている汚れを取ってもらったり、虫歯があった場合にも早期発見してもらえるように、プロでのケアを受けることが、虫歯をできる限り作らないためにはとても大切です。
まとめ
今回は、「虫歯予防を考えた歯磨き粉の選び方と歯磨きの方法」について、3つのポイントを解説しました。
1つ目のポイントは、「虫歯予防を考えた時の歯磨き粉の選び方について」ということ
2つ目のポイントは、「上手な歯磨きの方法について」ということ
3つ目のポイントは、「プロのケアも大事」ということ
についてお話ししました。
虫歯を予防するためには、フッ素の入った歯磨き粉を使用することも大事ですが、患者様それぞれが、ご自身のお口にあった磨き方を習得し、定期的にプロにケアをしてもらうことも、虫歯を予防するためには大切です。もちろん、頑張って歯磨きをして予防をしていても、虫歯になる時はなります。
ですが、早期発見できるためにも、日頃からのお口への関心と、プロでの定期的なチェックは大切です。