皆さん、こんにちは。大阪市都島区のアスヒカル歯科です。

歯を失った際、治療法として入れ歯とブリッジのどちらが適しているか、迷われる方も多いでしょう。
どちらの治療法も歯を補う方法として広く使われていますが、それぞれに特有の特徴があり、適した状況や患者さんの状態により選択が変わります。

この記事では、入れ歯とブリッジの違いや、それぞれのメリット・デメリットを比較し、どちらが自分に合っているかを判断する手助けとなる情報を提供します。歯の健康を保ち、快適な生活を送るための参考にしてください。

1入れ歯とは？

入れ歯は、歯を失った部分に人工の歯を装着する治療法です。部分入れ歯と総入れ歯があり、失った歯の数や場所に応じて選択されます。部分入れ歯は、残存する歯にクラスプをかけて固定するタイプで、総入れ歯は全ての歯がない場合に用いられます。

入れ歯は取り外し可能なため、清掃がしやすく、口腔内の衛生を保つのに便利です。また、費用面でも比較的低コストで、患者さんにとって負担が少ない選択肢となります。しかし、噛み合わせや装着感に不満を感じる場合もあり、慣れるまで時間がかかることがあります。

2ブリッジとは？

ブリッジは、失った歯の両隣の健康な歯を支えとして、人工の歯を固定する治療法です。ブリッジは固定式で、取り外しが不要なため、まるで自分の歯のように自然な使用感が得られます。また、噛み合わせの安定性が高く、硬いものも比較的問題なく噛むことができる点が特徴です。ただし、両隣の歯を削って支柱として使用するため、健康な歯に負担がかかることがあり、その点を考慮する必要があります。また、入れ歯に比べて費用が高くなることが一般的です。

3入れ歯とブリッジはどちらが適している？

このように、入れ歯とブリッジは、失った歯を補うという点が共通している補綴装置ですが、それぞれに異なる特徴とメリット・デメリットを伴います。

そもそも症例によっては入れ歯しか適応できないことも珍しくありません。

そこで最後に、入れ歯と向いている人とブリッジが向いている人について、簡単に説明させていただきます。

3-1入れ歯が適している人の特徴

入れ歯は、特に多くの歯を失った場合や、全ての歯が失われた場合に適しています。残存歯が少ない場合や、歯茎の状態が良好でない場合も、入れ歯が有効な選択肢となります。

また、取り外しができるため、清掃がしやすく、口腔内を清潔に保つことができます。経済的な理由で、低コストの治療を希望する方にも入れ歯はおすすめです。

しかし、装着感や見た目にこだわる方には、ブリッジの方が適している場合があります。

3-2ブリッジが適している人の特徴

ブリッジは、失った歯の両隣に健康な歯が残っている場合に適しています。

特に、見た目や装着感を重視する方には、ブリッジが優れた選択肢です。

固定式であるため、まるで自分の歯のように自然な感覚で使用でき、噛み合わせが安定します。

歯茎や顎の状態が良好で、健康な歯を支柱として利用できる方には、ブリッジが最適です。

ただし、健康な歯を削ることに抵抗がある場合や、費用面での負担を考える場合は、入れ歯を検討することも必要です。

▼まとめ

入れ歯とブリッジはそれぞれ異なる特徴を持ち、患者さんの状態や希望に応じて適した治療法が異なります。どちらの治療法が自分に適しているかは、歯科医師と相談し、十分な情報をもとに決定することが重要です。アスヒカル歯科では、患者さん一人ひとりのニーズに合わせた最適な治療法を提案いたします。歯を失った場合の治療法でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。