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ジルコニアはどれくらい変色をしていくのか?
2023.12.23
「ジルコニアはどれくらい変色をしていくのか?」ということについて2つのポイントで解説
では、まず、
■ポイント1 ジルコニアは高い耐久性と抗変色性がある
■ポイント2 表面の仕上げと定期的なメンテナンスが大切
以上の2つのポイントについて解説します。
■ポイント1 ジルコニアは高い耐久性と抗変色性がある
ジルコニアは非常に硬く、化学的な安定性が高いため、一般的な飲食物やタバコの成分による変色のリスクが低いです。
そのため、ジルコニア製の被せ物やブリッジは、通常の食事や飲み物の摂取による変色や着色の影響を受けにくいとされています。
また、素材も陶器のおちゃわんと同じようなものでできているため、表面もツルツルとした食感になっています。
それにより、食事をした時の汚れも、つるんと落ちやすくなっています。
プラスチックの被せ物などであれば、ざらざらした表面でできているため、汚れもつきやすく、虫歯にもなりやすいと言われています。
そういった機能面からも、ジルコニアは虫歯になりにくいといった利点もあります。
■ポイント2 表面の仕上げと定期的なメンテナンスが大切
ポイント1でもお話ししましたが、ジルコニアの表面は滑らかで硬いため、食べ物や飲み物の着色物質が付着しにくくなっています。
しかし、タバコなどのヤニは、長期的にジルコニアに触れることで、変色することもあります。
できる限り変色させないためにも、定期的な検診はとても大切です。
定期検診では、歯の表面を専門の機材で磨くことも行うため、多少の汚れであれば取れることもあります。
また、ジルコニアは虫歯にもなりにくいと言われていますが、歯と歯茎の隙間の汚れが溜まっていると、それが虫歯の原因となり、虫歯が拡大することもあります。
ですので、定期的にプロの目でみてもらい、ジルコニアであったとしても、虫歯予防のために定期検診はとても重要な役割を果たしています。
まとめ
今回は、「ジルコニアはどれくらい変色をしていくのか?」について、2つのポイントを解説しました。
1つ目のポイントは、「ジルコニアは高い耐久性と抗変色性がある」ということ
2つ目のポイントは、「表面の仕上げと定期的なメンテナンスが大切」ということ
についてお話ししました。
ジルコニアは一般的に変色しにくい材料とされています。ただし、個人の食事習慣や口内衛生の状態によって、わずかな変色が起こることがあります。定期的な歯科検診と適切な歯磨きケアを行い、メンテナンスを適切に行うことが大切です。