セラミックのやり直しの必要性があるヤバい歯の症状5選!!

2023.05.06

セラミックのやり直しの必要性があるヤバい歯の症状5選!!」について、5つの症状を解説

 

■症状1 セラミックが割れてしまった

■症状2 歯茎が腫れて膿が出ている

■症状3 虫歯が進行し痛みがある

■症状4 噛み合わせが合わず、痛みがある

■症状5 歯と歯茎の間が黒くなっている

以上の5つの症状について解説します。

 

■症状1 セラミックが割れてしまった

 

割れたままの状態では、隙間から細菌感染を引き起こしてします

1つ目の症状はセラミックが割れてしまったということです。

セラミックといえども、噛む力が強かったり、その歯への負担が大きいなど、何かしらの要因で割れてしまうことがあります。

割れてしまった際に、長期間放置することで隙間から虫歯菌などの細菌が侵入し虫歯が広がったり、汚れが貯まりやすく歯周病になったりと、後の影響もとても大きいです。

ですので、割れてしまった場合は、治療を受けた医院に相談をし、割れにくい素材で作り直すか、噛み合わせなど、根本原因から治療をすることをお勧めいたします。

 

■症状2 歯茎が腫れて膿が出ている

 

根っこの治療から再治療をする必要がある

被せ物を入れている歯の多くは、神経を取り、失ってしまった歯を補うために被せ物を入れていることが多いです。

歯茎から膿が出ていたり、膿の味や匂いがした場合には根っこの治療から再治療をする必要があります。

その際には、セラミックを一度外し治療を行うことになりますので、セラミックの被せ物もやり直す必要があります。

歯茎が腫れているなどの症状も、放置すればするほど感染が広がり、歯を支える周りの骨までも溶かしてしまうこともありますので、症状がある方はぜひ歯科医院へご相談くださいね。

 

■症状3 虫歯が進行し痛みがある

 

ズキズキと痛みがあったり、レントゲンで虫歯がある場合もセラミックのやり直しが必要

もちろん、膿だけではなく虫歯がある場合にも放置すればするほど虫歯が広がり、歯を失っていってしまうので、セラミックが入っていたとしてもやり直す必要があります。

虫歯は、レントゲンで分かるケースもありますし、実際に痛みがあるということで虫歯が分かることもあります。

なにか、痛むなどの症状がある場合には歯科医院へ連絡いただき、定期的な健診でできるだけ最小限の治療で済むように、チェックを受けることをお勧めいたします。

 

■症状4 噛み合わせが合わず、痛みがある

 

【調整だけで済む場合もある】

これは、虫歯や根っこの治療に比べると少ないかもしれませんが、噛み合わせが悪く、そのせいで歯に負担がかかり痛みがある場合などにはやり直す必要があります。

セラミックを新たに入れる時点で、噛み合わせをみたり、シリコン素材のもので型取りをするので綺麗に出来上がってはきますが、稀に合いが悪いこともあります。

その場合には、噛み合わせを調整するだけで改善できることもありますが、それ以上に合いが悪い場合には再度型取りをして作り直す必要があります。

もし、装着後に違和感がある場合には歯科医院へ連絡いただき調整できるか、作り直しが必要なのかの確認を取ることをお勧めいたします。

 

■症状5 歯と歯茎の間が黒くなっている

 

【歯の歯質が固く、虫歯になっていなければ様子見することもある】

では最後5つ目は、歯と歯茎の間が黒くなっているのはやり直しが必要かについて解説します。

そもそも、なぜ歯と歯茎の間が黒くなってしまうのかを説明します。

セラミックといえども、人工物をご自身の歯のところにつけることになります。

ですので、目では見えない隙間が生まれてしまうのです。

セラミックはとても精密に作成していきますので、ほとんど隙間という隙間はありませんが、そういった隙間に普段食べたものが付着したり、コーヒーやお茶などで着色していき黒い状態になります。

黒くなってしまった場合にどこを確認するかというと、黒くなってしまった部分が柔らかく虫歯になっていないかということを専門の道具を使って歯科医師が確認します。

隙間を触り虫歯がなければ様子見をすることもありますし、触った段階で虫歯がある場合には治療をすることをお勧めします。

ただし、黒くなっているということは汚れが溜まりやすく、虫歯になりやすいもしくは中で虫歯が広がってしまっている可能性もあります。

ですので、定期的にそういった場所の確認をし、レントゲンなどで虫歯に広がりがあったり、触って歯がもろもろと柔らかくなっている場合には治療が必要です。

 

まとめ

 

今回は、「セラミックのやり直しの必要性があるヤバい歯の症状5選!!」について、5つの症状を解説しました。

1つ目の症状は、「セラミックが割れてしまった」ということ

2つ目の症状は、「歯茎が腫れて膿が出ている」ということ

3つ目の症状は、「虫歯が進行し痛みがある」ということ

4つ目の症状は、「噛み合わせが合わず、痛みがある」ということ

5つ目の症状は、「歯と歯茎の間が黒くなっている」ということ

についてお話ししました。

何かしら患者様で感じる症状がある時、もしくは検査を受けて虫歯があるなどの治療の必要がある場合には、たとえセラミックを入れていたとしてもやり直す必要があります。

セラミックを入れる直す場合にそうなってしまった根本原因は何なのかを考えることが大切です。

再治療で入れる際には、根本原因を解決して入れていただくことでより長持ちすることができます。

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