なぜ矯正で後戻りするのか?後戻りした場合の再治療の費用はいくらか?
2023.02.18
「なぜ矯正で後戻りするのか?後戻りした場合の再治療の費用はいくらか?」について、2つのポイントで解説します。
では、まず、
■ポイント1 歯列矯正をした歯が後戻りする理由について
■ポイント2 後戻りを直すための治療費 について
以上の2つのポイントについて解説します。
■ポイント1 歯列矯正をした歯が後戻りする理由について
【後戻りさせないためにはリテーナーを使用する】
歯列矯正をした歯が後戻りをしてしまう理由は大きく3つあります。
1つ目はリテーナーをきちんと付けていなかったということです。
矯正をされていた方はお聞きになられた方も多いかと思いますが、リテーナーと呼ばれるものは、歯列矯正後に歯が元の位置に戻らないように固定する、モノのことを言います。
このリテーナーを面倒だったり、忘れてしまって、付けていないと、だんだんと前のように元の位置に歯が戻ろうとして、ガタガタしてきてしまいます。
そうさせないためにはリテーナーを使用し続けることが大切です。
2つ目は歯並びに影響を与える癖があるかどうかということです。
寝ている間の歯ぎしりや食いしばりで、歯がすり減ったり、傾いたりということがあります。また、舌で歯を押したり、唇を噛んだりする癖が取れていないと、いくらリテーナーをしていたとしても、後戻りする可能性があります。
3つ目は、歯周病が進行していたり、加齢により歯を支える骨が減少することによる影響です。
歯周病が進行していたり、加齢で骨が減少してきている場合は、歯がぐらついていることが多いです。
グラグラするということは、歯も動きやすいということです。
■ポイント2 後戻りを治すための治療費について
【自由診療の価格設定はそれぞれの医院で行う】
後戻りを直すための治療費は、矯正治療自体が自由診療のため、医院さんによって異なってくるのが現実です。
また、直す範囲によっても金額は異なりますので、どこの医院さんも大体これぐらいという、指標はありません。
こちらの表はアスヒカル歯科での、矯正費用の一覧です。(税込み価格:10%で計算)
当医院でも、部分矯正は16,5000円〜と、調整する部分や範囲によって、費用は異なります。
後戻りをしてしまった後の調整を考えておられる方は、歯医者さんへお問い合わせしていただくことをオススメします。
まとめ
今回は、「なぜ矯正で後戻りするのか?後戻りした場合の再治療の費用はいくらか?」について、2つのポイントを解説しました。
1つ目のポイントは、「歯列矯正をした歯が後戻りする理由について」
2つ目のポイントは、「後戻りを治すための治療費について」
についてお話ししました。
歯列矯正を行なっても、後戻りを引き起こします。
その大きな理由の1つはリテーナーを装着していなかったことによるものが多いです。
矯正治療後も後戻りをさせないためにもリテーナーの装着を忘れずに生活の一部に取り入れていただければと思います。