セラミックとジルコニアどっちが良い?値段の差、メリット・デメリット

2023.04.29

セラミックとジルコニアどっちが良い?値段の差、メリット・デメリット」について、3つのポイントを解説

 

■ポイント1 セラミックとジルコニアの費用の差について

■ポイント2 ジルコニアのメリット・デメリットについて

■ポイント3 セラミックとジルコニアどっちの方が良いのかについて

以上の3つのポイントについて解説します。

 

■ポイント1 セラミックとジルコニアの費用の差について

 

セラミックもジルコニアも自由診療の治療

セラミックもジルコニアも自由診療の治療となります。

ですので、価格設定はそれぞれの歯科医院で決まるため、一概にこの金額ですと言うことは言えません。

セラミックとジルコニアで費用に差があるのかもよく聞かれますが、たしかに費用を分けて診療している歯科医院もありますし、当院のように同じ金額で治療をしている医院もあります。

費用については事前の確認がとても大切ですし、保証内容も歯科医院によって異なるので、全てお聞きし納得した上で治療を受けられることをお勧めいたします。

 

■ポイント2 ジルコニアのメリット・デメリット

 

素材がダイヤモンドのように硬いのがジルコニアの特徴

ジルコニアの最大の特徴は、セラミックと違い硬さが硬いということです。

ダイヤモンド並に硬いとも言われるほど、丈夫なところが大きな特徴です。

それであるがゆえに、メリットとしては、噛む力が強い方もジルコニアの詰め物を入れることにより割れにくく作成することができるところです。

噛む力の高い方は、従来金などを入れることも多かったですが、最近では見た目も白い素材で硬いジルコニアを使うことも増えてきました。

デメリットとしては、セラミックに比べると透明度が下がるというところです。

セラミックは、本当の歯のような透明度のある色に揃えることが可能ですが、ジルコニアは色が白いということがよく分かる素材だということです。

しかし、最近ではそのジルコニアに色をつける工程も進化してきており、セラミックと変わらないぐらいの色の合わせ方が可能になってきました。

ジルコニアを取り扱っているかは、歯科医院によっても異なりますので事前の確認が大切です。

 

■ポイント3 セラミックとジルコニアどっちが良いのかについて

 

噛む力の強さによって選択されることが多い

ジルコニアは先ほどからお話ししている通り、硬い素材でできています。

ですので、

・噛み合わせの力が強い方

・奥歯にセラミックを入れようと思われている方

・パーキンソンなどの病気で、力がかかりやすい方

などにお勧めです。

奥歯はお口の中でも大黒柱と言われるほど、お口の中でも支えになる歯なのです。

普段の生活の中でも、奥歯への力のかかり方は強いです。

そういったところへジルコニアを入れることで、強度的にも保たれるので、ジルコニアを入れることが多いです。

また、パーキンソンなどの病気を持っている方は、知らぬ間に力が加わりやすくなっています。

そういった方にも、虫歯になりにくく力にも耐えてくれるジルコニアを入れることがあったりもします。

もちろん、ジルコニアを入れているからといって、絶対に割れないという保証はありません。

しかし、力のかかりやすい歯に対して、少しでも長持ちさせるためには強度のあるジルコニアを使うことをお勧めいたします。

 

まとめ

 

今回は、「セラミックとジルコニアどっちが良い?値段の差、メリット・デメリット」について、3つのポイントを解説しました。

1つ目のポイントは、「セラミックとジルコニアの費用の差について」ということ

2つ目のポイントは、「ジルコニアのメリット・デメリットについて」ということ

3つ目のポイントは、「セラミックとジルコニアどっちが良いのかについて」ということ

についてお話ししました。

ジルコニアとセラミックの違いは、「硬さがジルコニアの方が硬い」ということでした。

患者様によってもどちらの方が良いのかは異なってきますので、歯医者さん側とご相談していただき、種類を選んでいただければと思います。

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