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子供の虫歯予防のためにした方が良い事は?気を付けた方が良いポイントとは?
2024.01.20
「子供の虫歯予防のためにした方が良い事は?気を付けた方が良いポイントとは?」ということについて3つのポイント解説!
■ポイント1 子供の虫歯予防のためにした方が良いこと
■ポイント2 子供の虫歯予防で歯磨き粉を選ぶポイントについて
■ポイント3 赤ちゃんの虫歯予防について
以上の3つのポイントについて解説します。
■ポイント1 子供の虫歯予防のためにした方が良いこと
子供の虫歯予防のためにした方が良いことの、とっても大切なことは、「定期検診を受けること」です。
子供の歯は、大人の歯に比べると非常に虫歯になるスピードが早く、虫歯になると進行してしまうことも多いのです。
ですので、きちんと定期検診をし、もし虫歯があった場合には早期の治療を行うことが重要です。
小さいお子様の場合には、虫歯が進行して歯の神経を取らないといけなくなってしまった場合に、麻酔が必要となりますので、お子様にとっても大きな負担となってしまいます。
また、虫歯予防のために大切なもう一つのポイントは「仕上げ磨き」です。
小学校低学年までは、できているようでも、歯ブラシが行き届いていないことも多いので、お家の方の仕上げ磨きも大切です。
定期的に歯医者さんへ通っていただくことも大切で、虫歯を早期に発見できたり、また「フッ素」を塗ることができますので、虫歯予防につなげることができます。
自宅用の歯磨き粉にもフッ素が含まれているものを使用したり、フッ素洗口剤でブクブクうがいをすることで、より虫歯を予防することができます。
■ポイント2 子供の虫歯予防で歯磨き粉を選ぶポイントについて
子供の歯磨き粉選びについて大切なことは、「フッ素」が含まれているかどうかです。
「フッ素」が含まれていることで、歯の表面を強くし、食べ物を食べることで起こる、歯を溶かす「脱灰」を防ぐと同時に、「再石灰化」を促進します。
しかしながら、子供の歯磨き粉選びで大切なことがもう一つあります。
それは「フッ素濃度」です。
フッ素の濃度は「ppm」という文字で表されます。
少し前まで6歳以下であれば、「500ppm」のものをお選びいただいていましたが、最近の論文などからもう少し濃い濃度の物を使用します。
ただし、一般のお店などで販売されているものは、フッ素の濃度の表記がされていないものも多いです。
ですので、歯医者さんで衛生士さんと相談しながら、歯磨き粉を検討されることも大切なポイントです。
当医院では、「オラブリス」と呼ばれる、フッ素入りのうがい薬もありますので、ぜひそういったものもご活用いただければと思います。
■ポイント3 赤ちゃんの虫歯予防について
今までは、幼児や小学生などの子供についての説明をしてきましたが、実は赤ちゃんから虫歯の予防に気をつけることが大切なのです。
これまでは2歳半までの間に、同じスプーンで食事をしないなどの配慮がとても大切と言われていましたが、
最近では6ヶ月くらいで決まるという研究もあるので、最新の情報が入ったらまたお届けします。
そして、歯が生えてくる時期には、食事の後の歯ブラシもとても大切です。
こういったことに注意しながら、赤ちゃんの虫歯予防についても意識していただければと思います。
まとめ
今回は、「子供の虫歯予防のためにした方が良い事は?気を付けた方が良いポイントとは?」について、3つのポイントを解説しました。
1つ目のポイントは、「子供の虫歯予防のためにした方が良いこと」
2つ目のポイントは、「子供の虫歯予防で歯磨き粉を選ぶポイントについて」
3つ目のポイントは、「赤ちゃんの虫歯予防について」
をお話ししました。
フッ素濃度に気をつけながら歯磨き粉を選び使用したり、食事の後の仕上げ磨きが大切だったりと、大人とは少し違ったポイントもありました。
歯は一生ものです。子供の歯は親の責任とも言われています。
ぜひ、お子様と一緒に歯の大切さを学んで行っていただければと思います。