前歯のすきっ歯をセラミック治療することは可能か?値段やメリット・デメリットは?

2023.05.03

前歯のすきっ歯をセラミック治療することは可能か?値段やメリット・デメリットは?」について、2つのポイントを解説

 

■ポイント1 すきっ歯を埋めるためのセラミックの費用について

■ポイント2 すきっ歯をセラミックで埋めることは良いのかについて

以上の2つのポイントについて解説します。

 

■ポイント1 すきっ歯を埋めるためのセラミックの費用について

 

【すきっ歯を埋める目的であったとしても、セラミックは自由診療の治療となる】

前歯のすきっ歯をセラミックで埋めるための費用は、自由診療の治療となります。

ですので、価格設定はそれぞれの歯科医院で決まるため、一概にこの金額ですと言うことは言えません。

すきっ歯を埋める目的であったとしても、当医院では普通のセラミッククラウンを入れる費用と同じで行います。

ただし、費用に差を設けている医院もあるかもしれませんので、治療前の事前の確認はとても大切です。

費用については、歯科医院のホームページに掲載されていたり、実際に歯科医院に問い合わせをすることで費用を知ることが可能です。

 

■ポイント2 すきっ歯をセラミックで埋めることは良いのかについて

 

【見た目が不恰好になることもある】

よくセラミックを入れることで、歯の並びを調整したり、すきっ歯を埋めることは可能ですかという質問をいただきます。

答えは、実際に歯を並べたり、すきっ歯を埋めることはできなくはないということです。

たしかに、実際に絶対できないわけではありませんが、デメリットもたくさんあります。

それは、むりやり大きさを大きくして隙間を埋めてあげても、1本1本の歯の大きさが大きくなり見た目的にも不恰好になります。

また、むりやり歯を並べてあげても、本来は違う方向に向いた歯を無理やり歯の形だけで調整することになるので、負荷がかかり、将来的に負荷がかかった歯が耐えきれなくなり、歯が折れてしまったりということが起こり得るからです。

よって当医院ではすきっ歯を補綴物で埋めてあげることはあまりおすすめしていません。

隙間も埋めて歯を長持ちさせるためには矯正治療が必要になったりしていきます。

もし歯の隙間で悩まれていましたら、将来のことも考え治療の選択をされることをお勧めいたします。

 

まとめ

 

今回は、「前歯のすきっ歯をセラミック治療することは可能か?値段やメリット・デメリットは?」について、2つのポイントを解説しました。

1つ目のポイントは、「すきっ歯を埋めるためのセラミックの費用について」ということ

2つ目のポイントは、「すきっ歯をセラミックで埋めることは良いのかについて」ということ

についてお話ししました。

セラミックは、見た目も白く綺麗と思われることが多いですが、実は見た目だけが大事なのではありません。

本当にその位置にセラミックを入れてあげて、見た目も歯にかかる負荷も大丈夫なのか、噛み合わせが大丈夫なのか、そこをしっかりと診断し、治療を進めていくことが大切です。

ぜひ、すきっ歯に悩まれている方は将来のことも考えた治療の選択をされることをお勧めいたします。

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