入れ歯とブリッジの費用比較どちらを選ぶべきか

2024.12.21

皆さん、こんにちは。大阪市都島区のアスヒカル歯科です。

 

歯を失った場合、その補綴方法として選択肢に挙がるのが「入れ歯」と「ブリッジ」です。

 

どちらの治療法を選ぶべきか、特に費用の面で悩まれる方も多いのではないでしょうか。今回は、保険診療での費用相場から自費診療での違いまで、詳しく解説していきます。

 

費用は治療選択の一つの要素に過ぎませんが、適切な選択をするための参考になれば幸いです。

 

1保険診療の部分入れ歯の費用相場

 

まず、保険診療での部分入れ歯の費用相場について解説します。

部分入れ歯は、保険が適用される場合、比較的低価格で提供されます。

 

材料や技術料を含め、部分入れ歯の総費用はおおよそ5千円から1万円程度です。

この価格帯は、あくまで目安であり、患者さんの症状や使用する材料によって異なることがあります。

 

保険診療の部分入れ歯は、基本的な機能を果たしますが、審美性や耐久性においては、自費診療のものと比べて劣る場合があります。そのため、特に審美性を重視する方は、別の選択肢も検討することが望ましいでしょう。

 

2保険診療のブリッジの費用相場

 

次に、保険診療でのブリッジの費用相場についてです。

ブリッジも保険が適用される場合、比較的安価で治療を受けることができます。保険適用のブリッジの費用は、治療する歯の本数や位置によりますが、おおよそ1万5千円から3万円程度です。

 

ブリッジは、失った歯を補うために隣接する健康な歯を削って固定するため、治療後の噛み合わせや歯の寿命に影響を与えることがあります。そのため、ブリッジを選択する際には、長期的な視点でのリスクも考慮することが重要です。

 

3自費診療の場合はどうなる?

 

自費診療になると、費用は大幅に変わります。

自費の部分入れ歯では、素材の選択肢が増え、より審美性や耐久性に優れたものが提供されます。

例えば、金属床やシリコン義歯など、高機能な材料を使用した場合、その費用は10万円から30万円程度になります。

 

一方、ブリッジにおいても、自費診療ではより高品質な素材が使用可能です。例えば、オールセラミックやジルコニアを使用したブリッジの場合、費用は15万円から30万円程度が相場となります。自費診療を選ぶことで、より長持ちし、審美的にも優れた結果が得られる可能性がありますが、その分初期費用は高くなります。

 

4安いことを重視する場合は入れ歯がおすすめ

 

費用が安いという点を最優先に考える場合、入れ歯は経済的な選択肢としておすすめです。

 

保険診療での部分入れ歯はブリッジに比べて初期費用が抑えられるため、予算を重視する方に適しています。

 

ただし、費用面だけで入れ歯やブリッジを選ぶことは、噛み合わせや長期的な快適さに影響を与える可能性があるため、あまりおすすめできません。もちろん、入れ歯はブリッジのように歯を大きく削る必要がないことから、治療のやり直しもしやすいという利点はありますが、それでもやはり失った歯の治療は、審美面や機能面、耐久面なども含めて総合的に検討したいものです。

 

どちらを選ぶべきか迷っている方は、ぜひ当院までご相談ください。最適な治療法を一緒に考えましょう。

 

▼まとめ

 

入れ歯とブリッジ、どちらを選ぶべきかは、費用だけでなく、機能性や審美性、そして患者さん自身の生活スタイルに応じた選択が必要です。治療法に迷った際は、歯科医師に相談し、最適な方法を一緒に考えていきましょう。

 

皆さんが適切な治療を選択し、健康で快適な生活を送る一助になれれば幸いです。費用の面だけでなく、長期的な視点でのメリットやデメリットをしっかりと考慮し、自分に合った治療法を見つけてください

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