矯正治療で痛みがあるのはどんな時か?矯正の痛みについて徹底解説

2023.02.13

「矯正治療で痛みがあるのはどんな時か?」について3つのポイントを解説

 

では、まず、

 

■ポイント1 ワイヤー調整直後は痛みを伴う

■ポイント2 マウスピースをはめた時に痛みを感じる

■ポイント3 ワイヤーが当たる痛みもある

以上の3つのポイントについて解説します。

 

 

■ポイント1 ワイヤー調整直後は痛みを伴う

 

【調整後3~7日間程度痛みや違和感がある】

ワイヤーでの歯列矯正をしている場合、1~2ヶ月に一度、ワイヤーを調整する必要があります。

そのワイヤーを調整することで歯を動かしていくため、調整はとても大切なことですが、その分調整をすることで痛みを伴う場合があります。

特に、矯正をし始めた時は、今まで動いていなかった歯を動かしていくので、大きく痛みを伴うこともあります。

矯正中の痛みには痛み止めが効果を発揮するので、痛みがある場合には我慢せずに痛み止めを飲んでいただければと思います。

また、痛みもずっと続くわけではなく、調整後3日~7日程度で痛みが落ち着きますのでご安心ください。

食事がしんどい場合には、栄養はとった方がいいですので柔らかいゼリーやお粥状のものなどを食べていただければと思います。

 

■ポイント2 マウスピースをはめた時に痛みを伴う

 

【マウスピースをはめた直後が痛む】

マウスピース矯正の場合には、マウスピースをはめた直後に痛みを伴う可能性があります。

ワイヤー矯正と違って、数日間痛みを伴うということは少ないですが、動かすためのマウスピースをはめてから数分は痛みがあることが多いです。

マウスピースでも痛みが持続的にある場合には、痛み止めを飲むことで緩和されることがありますので、痛み止めの処方があるかを、矯正医に確認していただければと思います。

 

■ポイント3 ワイヤーが当たる痛みもある

 

歯を動かす以外にも痛みを伴う場合があります。

それは、ワイヤーがほっぺたなどに当たることで、傷ができて痛む場合があるということです。

その場合には、ワイヤーの端を曲げたり、プラスチックの樹脂を少しつけてあげるなどの対処法で緩和されることがほとんどです。

万が一痛みが気になったり、傷口ができているような場合には、取れることのできる方法は患者様によっても異なりますので、矯正医にご相談いただければと思います。

 

まとめ

 

今回は、「矯正治療で痛みがあるのはどんな時か?矯正の痛みについて徹底解説

」について、3つのポイントを解説しました。

1つ目のポイントは、「ワイヤー調整直後は痛みを伴う」

2つ目のポイントは、「マウスピースをはめた時に痛みを伴う」

3つ目のポイントは、「ワイヤーが当たる痛みもある」

についてお話ししました。

 

歯列矯正は、歯を動かして歯を並べていく治療になりますので、確かに痛みを伴う場合が多いです。しかし、痛み止めを飲むことで改善できたり対処法もあったりします。

大変な時もあるかとは思いますが、将来歯を残すためにもこの期間を頑張って乗り越えていただければと思います。

関連記事

入れ歯安定剤を使わなくても食べられる入れ歯!?
2024.11.16 入れ歯安定剤を使わなくても食べられる入れ歯!?
入れ歯が合わない時の食事の工夫と対策
2024.11.09 入れ歯が合わない時の食事の工夫と対策
高齢者のための合わない入れ歯の調整方法
2024.11.02 高齢者のための合わない入れ歯の調整方法
知らないと怖い歯周病!骨を溶かす怖い病気
2024.10.31 知らないと怖い歯周病!骨を溶かす怖い病気