合わない入れ歯の痛みとその対策とは
2024.10.12
皆さん、こんにちは。大阪市都島区のアスヒカル歯科です。今回は「合わない入れ歯の痛みとその対策とは」というテーマでお話しします。
入れ歯は、歯を失った方にとって重要な治療法ですが、合わない入れ歯が原因で痛みや不快感を覚えることも少なくありません。
このような状況が続くと、食事や会話に支障をきたすだけでなく、精神的なストレスにもつながることがあります。そこで今回は入れ歯が合わない原因や、その痛みを軽減するための対策方法について詳しく解説します。
ぜひ、最後までご覧いただき、快適な入れ歯生活を手に入れるためのヒントを見つけてください。
1入れ歯が合わない原因は?
合わない入れ歯で痛みや不快感が生じる場合は、以下に挙げる5つの原因が考えられます。
1-1噛み合わせの不一致
入れ歯が合わない主な原因の一つは、噛み合わせが正しく合っていないことです。噛み合わせが不適切だと、特定の部位に過度な圧力がかかり、痛みが生じることがあります。この問題を解決するためには、歯科医師による入念な調整が必要です。
1-2入れ歯の形状やサイズの不適合
入れ歯が患者さんの口腔内の形状やサイズに合っていない場合、動きが生じたり、特定の部位が圧迫されたりして痛みが発生することがあります。特に、長期間使用している入れ歯は、口腔内の変化に対応できなくなることがあります。
1-3金属フレームや留め具による摩擦
入れ歯の一部である金属フレームや留め具が、歯茎や粘膜に摩擦を引き起こし、痛みを伴うことがあります。これらの部分が合わないと感じた場合は、歯科医師に相談し、調整を依頼することが重要です。
1-4口内炎や歯茎の炎症
入れ歯を装着することによる摩擦や圧力が原因で、口内炎や歯茎の炎症が起こりやすくなります。このような炎症が進行すると、入れ歯の装着が困難になる場合があります。
1-5口腔内の骨の変化
加齢や病気によって、口腔内の骨の形状が変わることがあります。これにより、以前はぴったり合っていた入れ歯が急に合わなくなることがあります。骨の変化に伴う入れ歯の不具合は、定期的な歯科検診で早期に発見し、適切な対策を講じることが大切です。
2入れ歯による痛みへの対策方法
合わない入れ歯によって痛みが生じている場合は、以下の方法で対策しましょう。
2-1歯科医院で定期的な調整を受ける
入れ歯が合わないと感じた場合、まずは歯科医師に相談し、調整を受けることが重要です。定期的なメンテナンスを行うことで、噛み合わせの調整や形状の修正が可能となり、痛みの軽減が期待できます。
2-2痛みのある部位に緩衝材を使用する
入れ歯と歯茎の間に緩衝材を使用することで、摩擦や圧力を軽減し、痛みを和らげることができます。市販されている緩衝材を利用するか、歯科医院で適切なものを提供してもらうとよいでしょう。
2-3歯茎のケアを徹底する
入れ歯の使用による痛みを防ぐためには、歯茎の健康を保つことが欠かせません。日々の歯茎マッサージや適切な口腔ケアを行うことで、歯茎の炎症を予防し、入れ歯による痛みを軽減できます。
2-4新しい入れ歯を検討する
長期間使用している入れ歯が合わなくなっている場合、新しい入れ歯を作成することも選択肢の一つです。最新の技術を用いた入れ歯は、より快適な装着感を提供できるため、痛みを感じることなく日常生活を過ごせるようになります。
▼まとめ
入れ歯が合わない場合、その原因を正確に把握し、適切な対策を講じることが大切です。痛みを感じたら、すぐに歯科医師に相談し、必要な調整や治療を受けましょう。快適な入れ歯生活を送るためには、定期的なメンテナンスと適切なケアが欠かせません。皆さんの健康で快適な毎日をサポートするために、私たちアスヒカル歯科はいつでもお手伝いしますので、ぜひお気軽にご相談ください。