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こうすれば歯茎は下がってしまう!正しい歯ブラシの方法とは
2025.03.24
■ポイント1 力強く歯磨きをすると歯茎は下がる
■ポイント2 下がった歯茎を戻す方法もある
以上の2つのポイントについて解説します。
■ポイント1 力強く歯磨きをすると歯茎は下がる
歯茎が下がってしまう原因はいくつかあります。
この多くが「歯周病」ですね。
歯周病だから、もしくは歯周病にならないためにと、力強く歯磨きをされる方がおられます。
お気持ちはよく分かるのですが、実はこの「力強く歯ブラシを当てる」ということが、歯茎を下げてしまう原因となってしまうのです。
一度下がった歯茎は、自然には戻って来ません。
歯茎が下がることで、今まで歯茎に隠れていた部分の歯が露出し、歯の根本にものが詰まりやすく、歯周病や虫歯をより作りやすくさせてしまいます。
そのために大切なことは、歯磨きは優しく歯に歯ブラシを当てるということです。
優しいと汚れが落ちないのでは?と思われるかもしれませんが、きちんと歯に歯ブラシを当てて、優しく1本の歯に対して30回程度左右に揺らしてあげるだけで、汚れば落ちてくれます。
歯並びや被せ物の有無など、歯磨きのポイントは人それぞれです。
それを歯医者さんで歯科衛生士さんがきちんと教えてくれます。
ちょっとしたコツでも、歯の汚れは大きく落ちますし、歯磨きで取れない汚れは、定期的な検診でプロに汚れを落としてもらうことで、歯周病や虫歯を予防することができます。
ぜひ、歯医者さんで歯磨きのコツを伝授してもらい、歯茎も守ることができる歯磨きテクを手に入れましょう!
■ポイント2 下がった歯茎を戻す方法もある
先ほど、自然には下がった歯茎を戻すことはできないとお話ししましたが、人為的に歯茎を戻す方法もあります。
それは、上顎のお肉を少し取って来て、歯茎に貼り付けて縫合するという方法です。
外科の治療になりますので、麻酔が必要だったり、治療後多少の痛みや腫れを伴う場合もあります。
また、しばらく食事が難しく感じられることもあるかもしれません。
ですが、この治療を行うことにより、下がっていた歯茎を元に戻すことができます。
この治療を行っているかどうかは、歯医者さんによっても異なりますので、ご興味のある方は、事前に歯医者さんへ治療を行っているかを確認してみてくださいね。
まとめ
今回は、「こうすれば歯茎は下がる!正しい歯ブラシの方法とは」について、2つのポイントを解説しました。
「強い力の歯磨きは歯茎を下げる」
「歯茎を戻す手術もある」
という事です。
歯茎を戻すことのできる手術もありますが、どこの歯科医院でもできる治療ではありません。
まずは、歯磨きの力を優しくするなど、歯茎が下がらない工夫をしていただくことが大切です。