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オールセラミックハイブリッドセラミックの値段、保険、メリット・デメリット、おすすめの人について
2023.03.13
「オールセラミックハイブリッドセラミックの値段、保険、メリット・デメリット、おすすめの人」について、3つのポイントを解説
では、まず、
■ポイント1 オールセラミック・ハイブリッドセラミックと保険の補綴物の値段の違いについて
■ポイント2 オールセラミックとハイブリッドセラミックのメリット・デメリットについて
■ポイント3 オールセラミックとハイブリッドセラミックがおすすめの人について
以上の3つのポイントについて解説します。
ではまず最初に
■ポイント1 オールセラミック・ハイブリッドセラミックと保険の補綴物の値段の違いについて
【オールセラミックよりもハイブリッドセラミックの方が費用が低いことが多い】
ハイブリッドセラミックとは、プラスチックとセラミックを合わせた素材のものです。
オールセラミックは全てがセラミックでできているものになります。
ハイブリッドセラミックもオールセラミックも基本的には自由診療の治療となります。
ですので、価格設定はそれぞれの歯科医院で決まるため、一概にこの金額ですと言うことは言えません。
ただし、オールセラミックに比べるとハイブリッドセラミックの方が価格が低くなることが多いのではと思います。
また、保険診療の被せ物であれば、保険が適応される為、ハイブリッドセラミックやオールセラミックよりも価格が低い場合がほとんどです。
保険の補綴物自体にも種類がいくつもあり、医院の施設基準の状態によっても多少の金額の差がありますが、1本あたり数千円から1万円以内程度で作成が可能です。
■ポイント2 オールセラミックとハイブリッドセラミックのメリット・デメリットについて
【強度はオールセラミックの方が強い】
ハイブリッドセラミックもオールセラミックもどちらも見た目が白いというのがメリットとして挙げられます。
ハイブリッドに比べると、オールセラミックの方がより天然の歯の色に合わせて作成することが可能です。
ですので、より見た目にこだわるのであればオールセラミックの方が透明感のある補綴物を作ることができます。
ハイブリッドとセラミックの大きな違いの1つが強度です。
ハイブリッドはセラミックとプラスチックが合わさった素材でできていますので、オールセラミックよりも割れやすいというのが特徴であり、ハイブリッドセラミックのデメリットでもあります。
また、オールセラミックやハイブリッドセラミックを装着する接着材はレジンセメントと呼ばれる水分で溶けにくいもので装着するので、数年後の虫歯になる可能性は保険の補綴物よりも格段に低くなります。
保険の補綴物は保険が適応されるので、費用面で言うとセラミックに比べて抑えることができるのがメリットですが、その分装着する接着材の種類や作成できる補綴物の素材にも限りがあるため、虫歯が出来やすかったり、歯が割れてしまう可能性も高くなります。
メリット・デメリットをお知りになった上で、種類をご検討いただければと思います。
■ポイント3 オールセラミックとハイブリッドセラミックがおすすめの人について
【噛む力が強い方にはハイブリッドはオススメしません】
ハイブリッドセラミックとは、プラスチックとセラミックを合わせた素材のものです。
ですので、オールセラミックに比べると強度が弱いことが特徴です。
ハイブリッドセラミックを入れるおすすめの方は、
・噛み合わせに問題がない方
・噛む力がそこまで強くない方
・金属アレルギーの方
などがおすすめです。
逆にオールセラミックの場合は、ジルコニア素材でできているものもありますので、ハイブリッドよりも強度があります。
オールセラミックを入れるおすすめの方は、
・噛む力が強い
・金属アレルギーの方
などが挙げられます。
ハイブリッドであろうと、オールセラミックであろうと、どちらもメリット・デメリットが存在し、お勧めの人も異なってきますので、患者様の歯にどれが適応できるのかを歯科医師とご相談いただき、お選びいただけたらと思います。
まとめ
今回は、「オールセラミックハイブリッドセラミックの値段、保険、メリット・デメリット、おすすめの人」について、3つのポイントを解説しました。
1つ目のポイントは、「オールセラミック・ハイブリッドセラミックと保険の補綴物の値段の違いについて」ということ
2つ目のポイントは、「オールセラミックとハイブリッドセラミックのメリット・デメリットについて」ということ
3つ目のポイントは、「オールセラミックとハイブリッドセラミックがおすすめの人について」ということ
についてお話ししました。
オールセラミックとハイブリッドセラミック、一見白さでいうと同じように見えますが、実はメリットやデメリット、特徴なども異なります。
ハイブリッドでも耐えれる咬合力なのかなどは、ご自身ではなかなか気づきにくいものです。
補綴物をこれから入れられる方は、治療の前に十分ご検討いただくことをお勧めいたします。