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歯医者ではどのような治療にジルコニアを使うのか?
2023.12.30
「歯医者ではどのような治療にジルコニアを使うのか?」ということについて3つのポイントで解説!
では、まず、
■ポイント1 ジルコニアの被せ物
■ポイント2 ジルコニアブリッジ
■ポイント3 インプラント補綴
以上の3つのポイントについて解説します。
■ポイント1 ジルコニアの被せ物
ジルコニアとは、人工ダイヤモンドと言われるほどとても硬い素材でできているため、耐久性にも優れ、歯科の分野では様々な場面で取り扱われるようになりました。
作成時もシリコンを使用し、型を取るため、とても精密に作られ、被せる歯の携帯や噛み合わせを考慮しながらできてきます。
以前は、ジルコニアに色を付けることが難しく、想像以上の白さに仕上がってしまうという欠点もありましたが、最近では天然の歯に近い色で作成することもでき、審美的にも機能面的にもとても優れています。
代表的な使用方法は、ジルコニアを使用した被せ物です。
e-maxなどの被せ物に比べると、耐久性に優れており、噛む力の強い方でも割れにくいと言われています。
■ポイント2 ジルコニアブリッジ
ジルコニアは、複数の歯をつなぐブリッジにも使用されます。
保険診療でのブリッジでは、金属を使用し、その周りにプラスチックで白色のものを貼り付けるという方法を取りますが、表面はプラスチックですので変色してきたり、かけたりする可能性が高くありました。
しかし、ジルコニアのブリッジは全てをジルコニアで覆うため、変色したり、かけたりする可能性が低くなります。
また、ジルコニアは先ほどもお話ししましたが、硬く強度があるため、噛む感覚もそこまで劣らずに使用することができます。
ですが、他の歯への負担をかけてしまうことには変わりはないので、他の歯を守るという観点から見ると、ブリッジ以外の方法で、失った歯の代わりを果たす治療方法を選ばれることもお勧めします。
■ポイント3 インプラント補綴
ジルコニアは、歯のない部位に埋め込むインプラントにも使用されます。
ジルコニアインプラントは、金属アレルギーのリスクが低く、美しい見た目を提供し、また、優れた生体適合性を持ち、周囲の組織との相性が良いため、安定したインプラント治療を実現します。
インプラントを入れることで、天然の歯以上の噛み合わせが手に入るため、しっかりと噛めることから、e-maxなどのセラミックであれば割れてしまうことも多かったのですが、ジルコニアは耐久性に優れているため、しっかり噛んでも割れにくくなります。
まとめ
今回は、「歯医者ではどのような治療にジルコニアを使うのか?」について、3つのポイントを解説しました。
1つ目のポイントは、「ジルコニア被せ物」ということ
2つ目のポイントは、「ジルコニアブリッジ」ということ
3つ目のポイントは、「インプラント補綴物」ということ
についてお話ししました。
治療方法は患者の状態や治療目的によって異なるため、歯科医師との相談を通じて最適な治療方法を選択することが重要です。ジルコニアの利点を活かした治療により、自然な見た目と高い機能性を実現することができます。