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インプラントの治療中・治療後の食事で気をつけるべき3つのポイント
2023.01.02
今回は「インプラントの治療中・治療後の食事で気をつけるべき3つのポイント」について解説します。
では、まず、
■ポイント1 治療中はインプラントを入れた所で噛まない
■ポイント2 インプラント治療後は基本的にはなんでも食べられる
■ポイント3 インプラントは特にお手入れが大事
以上の3つのポイントを解説します。
■ポイント1 治療中はインプラントを入れた所で噛まない
【インプラントと骨がくっつくまでは特に大切な期間】
治療中の食事で気をつけるべきことは、インプラント手術をしたところで食事をしないということです。
特に硬い食べ物は本当に厳禁です。
インプラントは自分の顎の骨にネジを入れるという手術で、骨とインプラントがくっつくまでに数ヶ月時間が必要です。
手術をした直後はしっかりとくっついていない状態で、特にそこで食事をすることによって骨とのくっつきが悪くなったり、最悪インプラントが抜け落ちてきてしまう原因にもなりますので、手術をして最終的な歯が入るまではそこで食べ物を噛まないように注意しましょう。
■ポイント2 インプラント治療後は基本的にはなんでも食べられる
【最終的な被せ物が入れば食事は可能】
インプラント治療の最後は、ものを噛むことができる被せ物を入れます。
被せ物が入る頃には、骨とインプラント体がしっかりとくっついていることが条件ですので、最終的な被せ物が入れば基本的になんでも食べることができます。
インプラントは天然の歯よりもしっかり噛むことができるとも言われていますので、お肉やイカなどもしっかりと噛むことができます。
■ポイント3 インプラントは特にお手入れが大事
【セルフケアとプロのケアが必要】
最終的な被せ物が入れば食事は可能ですが、食事をした後のお手入れがとっても大切です。
なぜなら、インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病にはなり得る可能性があり、天然の歯に比べてインプラントの歯は歯周病が一気に進んでしまうからです。
食事をした後、食べたものが詰まったままになっていたり、汚れている状態が続くと歯周病も進行してしまいます。
もし、進行が続くとインプラントが抜け落ちてきてしまう可能性もあります。
日頃の歯ブラシやフロスはもちろん、定期的に衛生士さんや歯科医師の方にインプラントの周囲は特に綺麗にしていただき、インプラントの歯周病「インプラント周囲炎」にならないようにするということがとても大切です。
まとめ
今回は、「インプラントの治療中・治療後の食事で気をつけるべき3つのポイント」について解説しました。
1つ目のポイントは、「治療中はインプラントを入れた所で噛まない」ということ
2つ目のポイントは、「インプラント治療後は基本的にはなんでも食べられる」ということ
3つ目のポイントは、「インプラントは特にお手入れが大事」ということ
についてお話しました。
インプラントは治療中の食事は制限がかかる時期もありますが、治療が終われば本当の歯のようにしっかりと食事を楽しむことができます。
ただし、食事の後のお手入れと定期検診がとっても重要です。
ぜひインプラント治療が終わった後も、大切に使っていただければと思います。