虫歯予防で保育園が気を付けるべき事とやった方が良い事

2024.01.27

虫歯予防で保育園が気を付けるべき事とやった方が良い事」ということについて2つのポイントでお答えします。

■ポイント1 虫歯予防で保育士が気をつけるべきこと

■ポイント2 虫歯予防で保育園がやった方がいいこと

以上の2つのポイントについて解説します。

 

■ポイント1 虫歯予防で保育士が気をつけるべきこと

 

保育園では、「おやつの時間」というものがあると思います。

虫歯予防の観点からお話しすると、この「おやつの時間」をきちんと定めることがとても大切です!

この時間には、「何時」の時間だけではなく、食べている間の時間の長さがとても重要となっていきます。

 

まず「いつ食べたらいいのか」についてですが、

お昼寝の前にはおやつは食べないということが大切です。

睡眠を取ると、お口の中の唾液量はとても少なくなり、虫歯になりやすいと言われています。

ですので、お昼寝前のおやつは摂取しないことをお勧めします。

また、「ダラダラ食べをしない」ということも大切です。

お口の中に食べ物がある時間が、長ければ長いほど、お口の中は「酸性」になり、歯を溶かそうとしてしまうからです。

ですので、「ダラダラ」と長時間かけて食べるのではなく、時間内に食べるということが大切になっていきます。

そして、お菓子を食べた後の「歯磨き」の習慣もとても大切です。

この「習慣化」は保育園の時だけではなく、小学校へ上がった以降もとても大切ですので、日頃から食事をした後、甘いものを食べた後には歯磨きをする癖をつけることが、今後の歯の予防をするためにも大切です。

 

■ポイント2 虫歯予防で保育園がやった方がいいこと

 

保育園では、小さなお子様が集まる環境です。

ですので、そこでの「習慣化」がとても大切になっていきます。

先ほどもお話をしましたが、何かを食べた後に歯を磨くという習慣化を、保育園でもぜひ取り入れて行っていただきたいと思います。

習慣化のあと、もう一つ大切なことがあります。

それは、「仕上げ磨き」です。

なかなか、お忙しい中での保育で難しいこともあるとは思いますので、お家での「仕上げ磨き」の重要性を保護者の方へお伝えいただければと思います。

そうすることで、歯磨きの習慣化が身につき、できる限り虫歯を作らないお口の中の状況を作ることができます。

また、保育園側からの定期的な歯科検診や、フッ素塗布の重要性のお伝えもしていただければと思います。

 

まとめ

 

今回は、「虫歯予防で保育園が気を付けるべき事とやった方が良い事」について、2つのポイントを解説しました。

1つ目のポイントは、「虫歯予防で保育士が気をつけるべきこと」ということ

2つ目のポイントは、「虫歯予防で保育園がやった方がいいこと」ということ

をお話ししました。

保育園でも、「歯磨きの習慣化」がとても大切だとお話しさせていただきました。

歯は一生物です。保育園の小さい時期だからこそ、食べる時間を意識したり、食事のあとは歯磨きをするなど、保育園でもぜひ取り入れていただければと思います。

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