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20代の若い女性が歯周病になってしまう原因と放置するとやばい理由
2024.02.17
20代の若い女性が歯周病になってしまう原因と放置するとやばい理由について3つのポイントで解説!
■ポイント1 20代の若い女性でも歯周病になったしまう理由
■ポイント2 歯周病の20代はどのぐらいいるのか
■ポイント3 20代の若い女性が歯周病を放置するとやばい理由
以上の3つのポイントについて解説します。
■ポイント1 20代の若い女性でも歯周病になったしまう理由について
歯周病と聞くと、中高年の方に多い病気と思われがちですが、実は20代でも発症することがあります。
では、なぜ若い世代でも歯周病になってしまうのか、今回はこの理由について説明します。
1つ目の理由は、「歯磨きが上手にできていない」ということです。
やはり、磨き残しがあれば歯周病の細菌が増殖して、歯周病になってしまうのです。
2つ目の理由は、「歯石がついている」ということです。
磨き残しがあった後、ずっとそれが残っていると、石のように硬い「歯石」へと変わっていきます。
歯石になると、なかなか自分では取り切ることができません。
それを放置し続けると、歯周病になってしまうのです。
そして、歯周病は虫歯と違って痛みのないままに進行してしまうことがほとんどです。
ですので、20代だからといって安心せずに、20代も定期的な歯科検診をしていただき、お家では取り切ることのできない汚れを取ってもらったり、歯周病の状況を早期に発見するためにも、プロの視点から状況を確認してもらうということが大切です。
また、もし歯石がある場合にはきちんと取ってもらうことができますので、歯科医院への受診をお勧めします。
■ポイント2 歯周病の20代はどのぐらいいるのかについて
歯周病には大きく2つに分けることができます。
それは、「歯肉炎」と「歯周炎」です。
「歯肉炎」は歯茎が赤く腫れる状態に対して、「歯周炎」は骨が減っていくという症状となります。
このようになる原因は「歯周病菌」と呼ばれるものですが、それが原因によって歯周病が進行していきます。
20代ではどのぐらいの割合の方が歯周病なのかについて、次は説明していきます。
2016年の厚生労働省のデータでは、
15〜24歳までで、約17.6%
25~34歳までで、約32.4%
の方が歯周病だと言われています。
つまり、おおよそ10人に3人程度は歯周病だということが言えます。
この中には、歯肉炎の方も歯周炎の方も含まれていますので、重症化している方の人数でいうともう少し少なくはなると思います。
しかしながら、20代でもこれだけの人数の方が、歯周病の初期症状に陥っているということになります。
■ポイント3 20代の若い女性が歯周病を放置するとやばい理由について
20代の前半の方であれば、免疫が高くありますので、歯周病菌に感染しても歯茎が赤く腫れる程度で済むことが多いですが、25~34歳など、年齢が上がるにつれ、免疫が弱くなっていきますので、歯茎が赤く腫れるだけではなく、歯を支える骨を溶かしてしまいます。
放置し続けると、歯を支えきれなくなり歯が揺れ出して、最悪の場合には抜歯になってしまったり、また口臭がする可能性も増えていきます。
女性の場合は、妊娠することにより、ホルモンバランスが不安定になるため、歯茎が腫れるということもあります。
いずれにせよ、放置すればするほど、歯を失うリスクが増え、歯を失うことで食事ができないなど、機能面的にも衰えていってしまいます。
ですので、できる限り早い段階で歯医者さんへ行き、歯周病のコントロールをして、定期的に健診を受けていただくことを強くお勧めします。
まとめ
今回は、「20代の若い女性が歯周病になってしまう原因と放置するとやばい理由」について、3つのポイントを解説しました。
1つ目のポイントは、「20代の若い女性でも歯周病になってしまう理由」
2つ目のポイントは、「歯周病の20代はどのぐらいいるのか」
3つ目のポイントは、「20代の若い女性が歯周病を放置するとやばい理由」
20代でも歯周病にはなります。若いから大丈夫ということはなく、放置すれば歯を失うリスクも十分にあります。
日頃の歯ブラシに加え、歯医者さんでの定期的な健診が歯を守る上でとても大切です。
痛みがなくても進行してしまうのが、歯周病です。ぜひ若い時から対策していただくことをお勧めします。