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インプラントの費用を徹底解説!相場は?奥歯や前歯の費用は?保険・医療費控除は?ローンは?入れ歯やブリッジとの費用差は?
2022.10.05
インプラントの費用を徹底解説!相場は?奥歯や前歯の費用は?保険・医療費控除は?ローンは?入れ歯やブリッジとの費用差は?
■ポイント1 インプラントの費用相場について
■ポイント2 奥歯と前歯で費用が異なるのか
■ポイント3 インプラントとブリッジの費用の差は?
■ポイント4 インプラントと入れ歯の費用の差は?
■ポイント5 インプラントのメインテナンスの費用について
■ポイント6 インプラントは保険適応されるのか?
■ポイント7 インプラントの医療費控除について
■ポイント8 インプラントの費用はローンが組めるのかについて
以上の8つのポイントを解説します。
■ポイント1 インプラントの費用相場について
【おおよそ1本あたり30〜40万円程度】
インプラントのおおよその費用相場は30〜40万円です。
ただし、医院様によっては費用の明記の仕方が異なることがあります。
インプラントの構造は、インプラント体の上にアバットメントと呼ばれる繋ぎ目の部分を付け、その上に噛めるようにするための補綴物を入れます。
医院様によっては、インプラント体だけの費用を表記されているのか、アバットメントや補綴物まで全てが費用に含まれているのかなどの、様々な表記が見受けられます。
ですので、インプラント治療を受ける際は「トータルで費用がどのくらい必要になるのか」ということをお尋ねいただければと思います。
■ポイント2 奥歯と前歯で費用が異なるのか
【基本的には大きな費用の差はない】
基本的には、前歯と奥歯でインプラントの費用が大きく異なるといったことはありません。
ただし、前歯は審美的にもとても大切な部分です。
綺麗な状態が長く続くように骨を増やす処置をしたり、歯茎の処置をしたり、歯茎を分厚くしたり、仮歯を整えたりなど、より綿密に治療を進めていきますので、そういった治療費が別途必要になることがあります。
もちろん、奥歯でも骨を増やしたり、歯茎を分厚くしたりするような処置が必要なことはありますが、そちらも必要となれば、インプラントの費用とは別に別途費用が必要です。
■ポイント3 インプラントとブリッジの費用の差は?
インプラント治療は自由診療となりますので、30〜40万円程度費用が必要となります。
それに比べてブリッジの費用は保険適応となりますので、奥歯であれば約13000円程度〜、前歯では約21000円程度〜費用が必要となります。
ただし、歯の本数やインプラントの本数によっても費用は異なります。
インプラントとブリッジとで費用に差はありますが、それぞれメリット・デメリットもありますので、患者様にあった手段を歯医者さん側としっかり相談されることをお勧めいたします。
■ポイント4 インプラントと入れ歯の費用の差は?
【入れ歯には保険適応のものと自由診療のものとがある】
インプラントの本数や入れ歯の範囲によって、費用は分かれてきます。
しかしながら、インプラントは保険適応外の治療ですので、先ほどからお話ししている通り、数十万円は費用が必要となります。
入れ歯については、保険適応のものや、保険適応外のものも存在するので、費用の差はここでも大きく分かれてきます。
歯の残っている本数や入れ歯の種類によっても大きく異なるので、歯医者さんでご相談いただくことをお勧めいたします。
また、当院では、インプラントを用いた入れ歯は安定してしっかりと噛めて会話がしやすいと多くの患者様からご好評頂いています。
■ポイント5 インプラントのメインテナンスの費用について
【メインテナンスも自由診療となる】
インプラント治療が自由診療となることから、インプラントのメインテナンスの費用も自由診療となります。
自由診療ですので、医院様によって価格設定が異なります。
インプラントの本数にもよりますが、当院では約3ヶ月に1回のペースで3000円〜9000円程度頂戴しております。
インプラント周囲炎にならないためにもメインテナンスはとても大切ですので、こちらにもしっかり通っていただくことをお願いしております。
■ポイント6 インプラントは保険適応されるのか?
【原則インプラント治療は自由診療となる】
インプラント治療は、原則的には保険適応外の自由診療となります。
ただし、例外も少しあるのです。
大きな事故に遭われたり、先天性の病気がある方の場合は保険が適応されることもあります。
ご自身ではどこまでの範囲かというところが難しいところではありますので、お近くの歯医者さんでお尋ねいただくことをお勧めいたします。
■ポイント7 インプラントの医療費控除について
【インプラント治療は医療費控除の対象となる】
「医療費控除」とは、10万円以上の治療に関わる控除のことを言います。
インプラント治療はほとんどの場合が10万円をこえる治療となりますので、医療費控除の適応となります。
医療費控除される金額については、所得と治療費によってことなるので、一概にいくらとは言い切れません。
治療を受けられた際の領収書をきちんと取っておいていただき、国税庁にご相談いただければと思います。
■ポイント8 インプラントの費用はローンが組めるのかについて
【デンタルローンを組むことができる】
歯医者さんでのローンが組める「デンタルローン」というものが存在します。
歯医者さんにて、必要な情報を入力し審査に通れば、ローンを組むことができます。
インプラント治療等の高額な治療の場合で、一括で支払うことが難しい場合には、デンタルローンにすることで、月々の金額をご自身で設定していただくことができるので、安心して治療を受けることができます。
審査には30分〜1時間程度お時間が必要です。
デンタルローンを取り入れていない歯医者さんも中にはあると思いますので、事前にご相談いただければと思います。
まとめ
今回は、「インプラントの費用を徹底解説!相場は?奥歯や前歯の費用は?保険・医療費控除は?ローンは?入れ歯やブリッジとの費用差は?」について、8つのポイントを解説しました。
1つ目のポイントは、「インプラントの費用相場について」
2つ目のポイントは、「奥歯と前歯で費用が異なるのか」
3つ目のポイントは、「インプラントとブリッジの費用の差は?」
4つ目のポイントは、「インプラントと入れ歯の費用の差は?」
5つ目のポイントは、「インプラントのメインテナンスの費用について」
6つ目のポイントは、「インプラントは保険適応されるのか?」
7つ目のポイントは、「インプラントの医療費控除について」
8つ目の要点は、「インプラントの費用はデンタルローンが組めるのかについて」ということについてお話しました。
インプラントは自由診療となりますので費用が少し高く感じてしまうかもしれませんが、しっかりと噛みたい、楽しく会話がしたいと思われている方には、ぜひ前向きにご検討いただければと思います。