- Home
- 新着情報
- Q&A動画インプラント一覧
- インプラントの仮歯のすべて、役割は?仮歯期間は?食事の時...
インプラントの仮歯のすべて、役割は?仮歯期間は?食事の時の注意点は?歯磨きは?違和感はある?なくなる?
2022.11.21
インプラントの仮歯のすべて。役割や仮歯期間、食事の時の注意点・歯磨き・違和感」について4つのポイントを解説
■ポイント1 インプラントの仮歯を入れる期間について
■ポイント2 仮歯を入れている時の食事の注意点について
■ポイント3 仮歯を入れている時の歯磨きの注意点について
■ポイント4 インプラントの仮歯は違和感があるのかについて
以上の4つのポイントを解説します。
■ポイント1 インプラントの仮歯を入れる期間について
【手術する部位や患者様によっても異なる】
インプラントの仮歯の役割は、仮歯を入れることで、噛み合う相手の歯との噛み合わせや、歯磨きのしやすさ、清掃性などを確認します。
インプラント仮歯の期間は患者様の状態によって大きく異なってきます。
奥歯で、なおかつシンプルな治療の場合には、仮歯の期間は約2週間です。
しかし、審美的にも大きく左右される前歯、特に上の前歯の仮歯の場合には、歯茎の形を左右対象に整えるなど、とても複雑なので3ヶ月、患者様によっては半年程度仮歯の状態で過ごしていただきます。
■ポイント2 仮歯を入れている時の食事の注意点について
【基本的には通常通り食事を取ることが可能】
インプラントの仮歯が入った段階であれば、大抵の食事をとっていただくことは可能です。
しかしながら、あくまでも仮歯なのでプラスチックでできたレジンのものがほとんどです。
レジンですので、仮歯自体は柔らかく、硬いお煎餅やスルメなど、硬いものを噛むことで割れてしまう可能性もあります。
ですので、最終的な被せ物が入るまでは、固すぎる食べ物の食事は避けていただければと思います。
■ポイント3 仮歯を入れている時の歯磨きの注意点
【基本的には天然の歯と変わらずに隅々まで磨くことが大切】
仮歯だからと言って、歯ブラシを適当にしていいというわけではありません。
インプラントは、歯周病になったらインプラントは天然の歯に比べて一気に進行してしまい、インプラントが抜け落ちてしまう可能性が十分にあります。
ですので、仮歯が入ってからは特に、天然の歯と同じく歯磨きを行っていただければと思います。
また、歯ブラシだけではなく、歯と歯の間のお手入れもとても大切です。
炎症をおこさないためにも、歯科衛生士や歯科医師の方の指示に従い、お手入れも丁寧に行っていただければと思います。
■ポイント4 インプラントの仮歯は違和感があるのかについて
【基本的には天然の歯と変わらずに隅々まで磨くことが大切】
インプラントの仮歯が入るという時点で、インプラントと患者様の骨とはしっかりくっついていると考えられます。
ですので、仮歯を入れた状態で噛んでも痛みなどが出ることは基本的にはありません。
万が一、仮歯を入れたことで痛みを生じるといった場合には、かかりつけの歯医者さんにお尋ねいただくことをお勧めいたします。
原因はさまざま考えられ、噛み合わせが高いことから痛みを生じていることもあれば、インプラント事態に何か問題が起こっているということも考えられます。
ご自身では原因を見つけることは難しいと思いますので、何か違和感を感じられましたら、歯科医師の方へご確認いただければと思います。
まとめ
今回は、「インプラントの仮歯のすべて。役割や仮歯期間、食事の時の注意点・歯磨き・違和感」について、4つのポイントを解説しました。
1つ目のポイントは、「インプラントの仮歯を入れる期間について」ということ、
2つ目のポイントは、「仮歯を入れている時の食事の注意点について」ということ、
3つ目のポイントは、「仮歯を入れている時の歯磨きの注意点について」ということ、
4つ目のポイントは、「インプラントの仮歯は違和感があるのかについて」ということについてお話しました。
仮歯まで入った時点で、ある程度の食事は可能ですし、歯ブラシも天然の歯と同じく磨いたり歯間ブラシを通したりと積極的にお手入れしてあげることが大切です。
仮歯の期間というのは、今後の歯を長持ちさせるための確認の期間としてとても大切な時間となります。
かかりつけの歯科医師の方と確認をとりながら治療を進めてもらえればと思います。