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インプラントのヤバい失敗症例ワースト3
2022.12.12
今回は「インプラントのヤバい失敗症例ワースト3」について3つの症例をご紹介したいと思います。
■症例1 手術前後にタバコを吸い歯茎が腐敗する
■症例2 骨結合をする前に硬いものを食べてインプラント体が抜け落ちる
■症例3 お手入れとメインテナンスができておらずインプラント周囲炎になった
以上の3つの症例を解説します。
■症例1 手術前後にタバコを吸い歯茎が腐敗する
【タバコは血流が悪くなる】
タバコを吸うことは、体内にある血流を悪くする作用があります。
傷口の治りをよくするためには、患者様自身の血液もとても大切になります。
しかしながら、手術後などにタバコを吸い続けた結果、治りが悪い上に歯茎が腐敗してしまうということもあります。
そうなると、インプラントとの間にも感染を引き起こしてしまう可能性もあるので、インプラントの治療中は特にタバコを吸うということは控えていただくことが大切です。
■ポイント2 骨結合をする前に硬いものを食べてインプラント体が抜け落ちる
【最終的な被せ物が入るまではインプラントの所で食事はしないことが大切】
インプラントは顎の骨の中に埋め込むという治療を行います。
ご自身の骨とインプラント体がくっつくことを骨結合と言いますが、骨結合していない時に
インプラント手術をしたところで食事をすることで、しっかりとくっつかずにインプラントが抜け落ちるということがあります。
特に硬い食べ物は本当に厳禁です。
骨とインプラントがくっつくまでに数ヶ月時間が必要です。
ですので、手術をして最終的な歯が入るまではそこで噛まないことが大切です。
■ポイント3 お手入れとメインテナンスができていなくてインプラント周囲炎になった
【天然の歯よりも歯周病の進行がインプラントは早い】
食事をした後のお手入れがとても大切です。
なぜなら、インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病にはなり得る可能性があり、天然の歯に比べてインプラントの歯は歯周病が一気に進んでしまうからです。
食事をした後、食べたものが詰まったままになっていたり、汚れている状態が続くと歯周病も進行してしまいます。
もし、進行が続くとインプラントが抜け落ちてきてしまう可能性もあります。
日頃の歯ブラシやフロスはもちろん、定期的に衛生士さんや歯科医師の方にインプラントの周囲は特に綺麗にしていただき、インプラントの歯周病「インプラント周囲炎」にならないようにするということがとても大切です。
まとめ
今回は、「インプラントのヤバい失敗症例ワースト3」について、3つの症例を紹介しました。
1つ目の症例は、「手術前後にタバコを吸い歯茎が腐敗する」ということ
2つ目の症例は、「骨結合をする前に硬いものを食べてインプラント体が抜け落ちる」ということ
3つ目の症例は、「お手入れとメインテナンスが出来ておらず、インプラント周囲炎になった」ということについてお話しました。
インプラント治療は、治療前も治療後も注意するポイントがあります。
そのポイントができていない時にインプラント治療が成功しないことがあるのです。
ですので、タバコや食事、メインテナンスなどしっかりと守って、治療後も丁寧に使っていただくことをお勧めいたします。