キューバより帰国しました!【大阪市都島区内の歯医者|アスヒカル歯科】
2017.03.14
院長の加藤です!
3月8日〜13日までキューバに行ってきました。
イタリアでARDECという研究所で、世界トップレベルの
インプラント研究をされているBoticelli(ボッティチェリ)先生に
指導して頂きながら、研究活動してきました。
初めての国で、初めての施設・環境で研究をすることは
非常に素晴らしい経験でした〜。
では、なぜ街の歯科医師が世界に出て研究するのか??
インプラント治療をするトップレベルの歯科医師は
日々、世界中のインプラントに関わる「論文」と呼ばれる
情報を読みながら最新の情報を得ながらインプラントをします。
私も、日々、インターネットで海外のインプラント論文しっかり読んでいます。
その数多くの論文から、ウソを見抜いたり、有用な情報を正確に掴むためには、
自らが質の高い研究を行った経験がないと困難なのです。
しかし、私のような開業医は日々の診療や技術研鑽に多くの時間を割いている為、
いかに効率的に良い研究を行っていくかが重要となります。
よって、世界トップレベルの研究者に直接に指導して頂く為に大移動をしています。
もう一点、大切な理由があります。
日本は他の先進国と比較すると、歯科医療後進国と言われることもあります。
しかしながら、トップレベルの歯科医師は、世界でもトップレベルなのは間違いありません。
ですが、日本のトップレベルの歯科医師が、世界で認められにくい状態であることも事実です。
それはなぜでしょうか?
いくつか理由がありますが、一番は「英語アレルギー」・・・。
海外にて出て行き、日本のトップレベルの歯科医療を伝えられないことだと私は思います。
ですので、インターネットで多くの情報が得られる時代に「あえて」世界に出て挑戦をしていくことが大切なのです。
それにより、日本にもトップレベルの歯科医師が多くいることを
海外の歯科医師達に認識してもらうことで、私よりも後の世代の歯科医師がより一層、
海外のトップレベルの歯科医師と繋がりを持ちやすくなり、それにより日本国民へ提供できる治療レベルが上昇する。
そのように考えて、未来の世代への種まきの意味もあります。
今回の研究については、年末か年始に顕微鏡を用いて分析を行い、
2019年くらいに論文として世界に発表できたらなぁ〜と思います。
当院のインプラント治療は確かに安くはありません。
しかし、その裏には多大な時間と費用をかけて、日本でトップレベルのインプラント治療を目指し、
日々、知識と技術、経験を研鑽しているという事実があります。
そして、私は欲張りですのでインプラント治療以外の
歯を残す治療(根の治療、噛み合わせ、被せ物や詰め物)に対しても同様に、
多大な時間を費やしながら高いレベルを目指しています!
日本には多くの歯科医師がいます。歯科医院ってたくさんありますよね?
その中には高級外車や高級時計が好きな人、旅行が好きな人など
様々な歯科医師がいると思います。
それぞれの歯科医師の「価値観」は人それぞれで、それで構わないと思います。
私は、「アスヒカル歯科の治療レベルを高めること」に最も費用をかけるべき
という価値観を持っています。もしかすると、歯科医師の中では少数派かもしれません。
まあ、「歯と患者さんが大好き」なので苦痛ではありません(笑)
毎日、何度も「ありがとうございました」と感謝していただける、とても幸せな仕事だと思っています。
これからも
「東京まで行かなくても本当の良い治療が受けれる歯科医院」
でありつづけたいと思います。